お出かけまでに時間が無いけれど、これは書いておかなければ。ネタバレあるので、未見の方は見過ごしてください。
CBC放送製作の「月に祈るピエロ」を、何気なく見始めたら、一気に引きこまれて最後まで見てしまいました。
最後、ラストシーンを見た時に、
「そうか。これって、カタチを変えたシンデレラ・ストーリーなんだ。最後、ヒロインが王子様と出会い・・・その先は見せない」
「この後、王子様がヒロインを受け入れる、そういう予感をさせて終わる・・常盤貴子さんの最後のいい笑顔がそれを物語る・・・」
「ん?このシチュエーション・・・どこかで、見たことあるぞ。完全にデジャブだ!」
という感想を持ちました。
身長の高い、細身のイケメン男性と、常盤貴子さんとの恋・・・常盤貴子さんの笑顔と王子様の笑顔が、その後の二人のしあわせを暗示する。
ん。まてよ、手がかりは・・・。
と、僕はエンドロールの中から、脚本家の名前を見つけます。
北川悦吏子。
・・・思い出した。僕が常盤貴子さんのファンになった、遠い昔の名作ドラマ・・・あれも、そんな終りだったはずだ!
僕はネットですぐに調べる。
そのドラマの名は、
「愛していると言ってくれ」
そして、脚本家の名前を調べる・・・。
北川悦吏子。どんぴしゃ!
放映は、95年・・・つまり、「月に祈るピエロ」は、18年後の「愛していると言ってくれ」だったんだ・・・。
40歳の独身女性が、ネット・オークションで、とある絵本「月に祈るピエロ」を落札する。
絵本を出品した男性に、この女性がお礼のメールを送ったところから話が始まるわけです。
常盤貴子さんは、郡上八幡に住んでいる、病院の受付業務のワケありの独身女性。
男性は、谷原章介さんが演じていましたが、東京の商社の部長。離婚して今は独身という、男性です。
つまり、このお話は、相手の顔も年齢も知らない者同士の遠距離恋愛という奴なんです。
そこには、期待と不安がいりまじる・・・。
しかし、この40歳の独身女性、静流さん役の常盤貴子さんが、まあ、リアルにそういう女性のあり方を表現するんですよ。
というか、僕もそれくらいの年齢の女性は知っていますからね。
いろいろなあり方がすごくリアル感を持って語られるわけで、
18年前、清純な女性を演じた常盤貴子さんが、今回は生々しい40歳の独身女性を演じていました。
メールと電話だけの関係。
メールに、印刷した年賀状用の言葉みたいな言葉が返ってくるとショックを受ける、40歳の独身女性のあり方なんて、まあ、リアル。
そうなんだよね。メールだけの関係だと、相手の様子がわからないから、変に期待もしちゃうし、逆に自分を隠そうとしたり、
自分を卑下してみたり、ショックを受けたり、いろいろ感情が動いちゃって、大変なんですよね。あれは。
「わたし、セックスがしたいの。ホテルに行きたいの。悪いことがしたいの」
そういう言葉を常盤貴子さんから聞いて、特に動揺もせず、普通に見ていた自分も成長したなと思いましたけどね。
まあ、この言葉は、メールのやりとりで傷ついた常盤貴子さんが、地元の友人男性に言う言葉なんですけどね。
それがきっかけになって・・・ドラマが展開していくわけですけど・・・わかりやすくドラマ作りの勉強になりました。
物語全体のモチーフが月になっていて、それはそれは、大人のシンデレラ・ファンタジーを美しく盛り上げていましたね。
わかりやすい、それでもよくありがちな現代の地獄設定の中にいるヒロイン。
わかりやすい、それでも、現代には、あまりいそうにない、王子様のような男性。
その二人のシンデレラファンタジーを堪能しました。
これは女性は喜びますね。
特に独身の・・・30歳以上の女性は喜ぶでしょうね。
王子様をいつまでも待ってる、婚活女性は、相当喜ぶはずですね。これは。
痛いシーンも、まあ、あったけれど、その生々しさが、かなりリアル。
だからこそ、ラストに涙しそうになる・・・僕でさえ、です。
「愛していると言ってくれ」のラストに重なります。
ラストのラストには、ちょっとした仕掛けがあるんですが、だからこそ、王子様の懐の深さがわかり、シンデレラの全開のいい笑顔が意味を持つんです。
勉強になりました。
素敵なストーリーでした。
以上。さて、お出かけお出かけ!!
CBC放送製作の「月に祈るピエロ」を、何気なく見始めたら、一気に引きこまれて最後まで見てしまいました。
最後、ラストシーンを見た時に、
「そうか。これって、カタチを変えたシンデレラ・ストーリーなんだ。最後、ヒロインが王子様と出会い・・・その先は見せない」
「この後、王子様がヒロインを受け入れる、そういう予感をさせて終わる・・常盤貴子さんの最後のいい笑顔がそれを物語る・・・」
「ん?このシチュエーション・・・どこかで、見たことあるぞ。完全にデジャブだ!」
という感想を持ちました。
身長の高い、細身のイケメン男性と、常盤貴子さんとの恋・・・常盤貴子さんの笑顔と王子様の笑顔が、その後の二人のしあわせを暗示する。
ん。まてよ、手がかりは・・・。
と、僕はエンドロールの中から、脚本家の名前を見つけます。
北川悦吏子。
・・・思い出した。僕が常盤貴子さんのファンになった、遠い昔の名作ドラマ・・・あれも、そんな終りだったはずだ!
僕はネットですぐに調べる。
そのドラマの名は、
「愛していると言ってくれ」
そして、脚本家の名前を調べる・・・。
北川悦吏子。どんぴしゃ!
放映は、95年・・・つまり、「月に祈るピエロ」は、18年後の「愛していると言ってくれ」だったんだ・・・。
40歳の独身女性が、ネット・オークションで、とある絵本「月に祈るピエロ」を落札する。
絵本を出品した男性に、この女性がお礼のメールを送ったところから話が始まるわけです。
常盤貴子さんは、郡上八幡に住んでいる、病院の受付業務のワケありの独身女性。
男性は、谷原章介さんが演じていましたが、東京の商社の部長。離婚して今は独身という、男性です。
つまり、このお話は、相手の顔も年齢も知らない者同士の遠距離恋愛という奴なんです。
そこには、期待と不安がいりまじる・・・。
しかし、この40歳の独身女性、静流さん役の常盤貴子さんが、まあ、リアルにそういう女性のあり方を表現するんですよ。
というか、僕もそれくらいの年齢の女性は知っていますからね。
いろいろなあり方がすごくリアル感を持って語られるわけで、
18年前、清純な女性を演じた常盤貴子さんが、今回は生々しい40歳の独身女性を演じていました。
メールと電話だけの関係。
メールに、印刷した年賀状用の言葉みたいな言葉が返ってくるとショックを受ける、40歳の独身女性のあり方なんて、まあ、リアル。
そうなんだよね。メールだけの関係だと、相手の様子がわからないから、変に期待もしちゃうし、逆に自分を隠そうとしたり、
自分を卑下してみたり、ショックを受けたり、いろいろ感情が動いちゃって、大変なんですよね。あれは。
「わたし、セックスがしたいの。ホテルに行きたいの。悪いことがしたいの」
そういう言葉を常盤貴子さんから聞いて、特に動揺もせず、普通に見ていた自分も成長したなと思いましたけどね。
まあ、この言葉は、メールのやりとりで傷ついた常盤貴子さんが、地元の友人男性に言う言葉なんですけどね。
それがきっかけになって・・・ドラマが展開していくわけですけど・・・わかりやすくドラマ作りの勉強になりました。
物語全体のモチーフが月になっていて、それはそれは、大人のシンデレラ・ファンタジーを美しく盛り上げていましたね。
わかりやすい、それでもよくありがちな現代の地獄設定の中にいるヒロイン。
わかりやすい、それでも、現代には、あまりいそうにない、王子様のような男性。
その二人のシンデレラファンタジーを堪能しました。
これは女性は喜びますね。
特に独身の・・・30歳以上の女性は喜ぶでしょうね。
王子様をいつまでも待ってる、婚活女性は、相当喜ぶはずですね。これは。
痛いシーンも、まあ、あったけれど、その生々しさが、かなりリアル。
だからこそ、ラストに涙しそうになる・・・僕でさえ、です。
「愛していると言ってくれ」のラストに重なります。
ラストのラストには、ちょっとした仕掛けがあるんですが、だからこそ、王子様の懐の深さがわかり、シンデレラの全開のいい笑顔が意味を持つんです。
勉強になりました。
素敵なストーリーでした。
以上。さて、お出かけお出かけ!!