「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

女性と楽しくおしゃべりするには

2016年04月09日 | 初見の方、見て下さい!ブログ構成!
おはようございます。

昨日はいい天気でしたねー。

やっぱり、春は気持ちいいです!


その時、僕らは事務所近くの居酒屋で、お酒を飲んでいました。

「結局、僕、女性と二人きりになると、どうしていいかわからなくなるんですよね」

「上がっちゃうって言うか・・・それに何より女性が僕と話したがらないって言うか」

「その空気を僕もビビットに感じちゃうから、女性と上手くおしゃべり出来ないんですよー」

と、池澤くん(24)。

「どうしたら、女性って、笑顔で楽しく話してくれるんですか?それが、僕にはよくわからないんです」

と、池澤くん。

「うーん、それはあれじゃない。ゆるちょくんがよく言ってるけど、まず、池澤くんがおしゃべりしたい女性の目の前に」

「立ってみて・・・女性の目を見ながら、相手の視界に自分を入れてみる事よ。その時、その女性が笑顔になるか、不快な顔をするか」

「まるっと無視するか・・・その反応で、その女性が池澤くんについて、どういう思いを持っているかがわかるんじゃない?」

と、御島さん(31)。

「笑顔なら、話してオーケー。不快な顔なら、即撤退、無視されたら、相手にされてないって事・・・女性の本心が確実に明らかになるって・・・そういう行為ですね」

「オトコの価値がシビアに評価される・・・そういう儀式って感じですかね」

と、貴島くん(29)。

「うーん、僕、それやってみたんですよね。実は・・・」

と、池澤くん。

「ほう。で、結果は?」

と、貴島くん。

「相手の女性は、目を合わせてくれませんでした。まあ、ある意味、「僕に興味無い」って反応でしたね・・・」

と、池澤くん。

「何が悪いんですかね。やっぱりオトコとして魅力が無いのかなあ」

と、池澤くん。

「うーん、本当の事言って悪いけど・・・実際、そういう事なんじゃない?」

と、辛辣姫ユキちゃん(28)。

「簡単に言えば池澤くんは、目が死んでる。「死んだ魚の目」をしているし、小太り気味だし、いつも不安そうな顔をしているし」

「そもそも女性の目をまともに見れないでしょう?ある意味、自分に自信が無いのよね。それが外からだだわかりだから」

「男性として、興味を持てないし・・・話を聞きたいと思わない。女性とすれば・・・結婚の対象外よね、普通に」

「女性は結婚の対象となる素敵な男性を探しに生まれてくるの。だから、男性は、結婚の対象外ってなった瞬間に・・・女性のおしゃべりの対象にはならないのよ」

「それに・・・池澤くんは、いつも他人に質問してばかりで自分から話す事があまり無いでしょう?」

「だから、中身が無いのかな、と思うし。そういう男性は完全に結婚の対象外・・・だからおしゃべりの対象外だし、そういう所も女性は辛辣に見ているものよ・・・」

と、辛辣姫。ばっさり。

「そうですか・・・まあ・・・そうですけどね。でも、なんだかんだ、僕も経験が少ないから、話も出来ないんですよ・・・」

「それは仕方無い事じゃないですか?」

と、池澤くん。

「そうね。仕方ないわね。でも、それが現実なのよ・・・」

と、ユキちゃん。

「はあ・・・そうですね」

「でも、それを改善していくには、どうしたらいいんですかね?」

と、池澤くん。

「経験を積んで自分自身を一から作っていく以外無いんじゃない。実際、池澤くんは、今の自分に自信が無いんでしょう?」

「その事実をまず受け入れなさい・・・すべてはそこから始まると思うけど・・・」

「今の自分に自信の無いオトコに女性は興味無いわ。自分の人生に自信があって、他人をグイグイ引っ張れるオトコにのみ、女性は食いつくの」

「ま、個人差はあるけどね・・・」

と、御島さん。

「・・・と言って、変な自信ばかりあって・・・自分はいい大学出て、いい会社の正社員やっているから自信があって・・・みたいな男性はダメね」

「肩書ばかりに自信があったとしても、男性で大切なのは中身だからね。肩書ばかりに自信がある男性は大抵、肩書ばかりを誇って」

「女性に対して、偉そうに上から目線で話しかけてくるから、女性としては、第一印象から不快だわ」

「肩書なんて、会社と言う小さい世界の中での価値観に過ぎないわ。大海原に出たら、どれほどの価値もありやしない。わたしはそういう男性をたくさん見てきているの」

「いいスーツやいい靴、いい時計をしてても、結局、それは小さな世界の中で、自分を誇る為のモノでしか無いから・・・そういう男性って、近くにも寄りたくないわ」

と、御島さん。

「いいオトコは自分の生き方に美意識があるから、その美意識に沿ってさえいれば、どんな服だって似合うわ。それにいいオトコは相手の強い目を見るだけで女性はわかるわ」

「「ヒカルの君の目」をしているのね。それはまるで、猛禽類の強い光をたたえた目よ。女性はその目にやられるのよ。ハートを持っていかれるの。恋の魔法にかけられるのね」

「そして、その瞬間から、その男性はその女性にとって、「素敵なオトコ」になるのよ」

と、御島さん。

「そうですね。それが「素敵なオトコ」・・・。逆に、肩書だけで、エラそうにしているオトコは最初からダメですね」

と、辛辣姫。

「ま、そういう事なの。勘違いしているオトコが多いところよね・・・」

と、御島さん。


「話を戻します・・・池澤におしゃべりしてくれる女性と言う事で・・・同じように自分に自信の無い女性が、池澤のような、自分に自信の無い男性に共感を持ってくれるって」

「そいう場合があるんじゃないですか?そういう女性は池澤に興味を持ってくれて、おしゃべりしてくれるって場合もあると思うんですけどね・・・」

と、貴島くん。

「それはあるかもしれないわね。そういうケースも充分あると思うわ」

と、御島さん。

「ですよね?で、池澤は、最初から、高嶺の花を相手にしようとしているから、話してもらえないんじゃないか?」

「もう少しハードルを下げて、そういう女性を見つけてみたら、感じが変わってくるかもしれないだろ」

と、貴島くん。

「それはそうなんですけど、そういう女性は僕の方がダメなんですよ」

「このコミュニティに慣れてしまったら、やっぱり女性も、人間性の大きい、いろいろ話せる素敵な女性じゃないと・・・僕がダメなんですよ」

と、池澤くん。

「一度、美味しい味を知ってしまったら、それ以下の味では、満足出来ないって事か・・・」

と、貴島くん。

「それは往々にしてある事だよ。人間って、そういう生き物だもん」

と、僕。

「そうかもしれませんね・・・」

と、貴島くん。


「じゃあ、一般的に言いますけど・・・男性が・・・女性と楽しくおしゃべりするには、どうしたら、いいですかね」

と、池澤くん。

「そうね。まず、言える事は「女性は好きな男性にしか話しかけない」って事かしら」

と、御島さんが言葉にする。

「もう少し言えば、「女性は話したい相手にしか話しかけない。話したい相手の笑顔が見たいから話しかける」って言う事でもあるわね」

と、御島さん。

「「女性は相手の笑顔が見たいから、話しかけるし、自分の事を知って貰って、相手にいろいろ話しかけられたいから話しかける」って言う事でもありますよね」

と、辛辣姫。

「そうね。例えば、「わたし朝の天気予報はテレ朝の依田司さんの天気予報を見るの。朝はやっぱり彼が一番だと思うし」って相手に言えば」

「「御島さんはイケメン好きだからな。だから、御島さんは、夕方のニュースは日テレのニュースエブリーの小山くんが好きなんでしょ?」って言われて」

「「お、そう来たか。やっぱり、わかってるわ、この人」って思わせてくれる事がすごく嬉しくて・・・わたしのしゃべりの上をすぐに行ってくれて・・・それが好ましいの・・・」

と、御島さん。

「・・・相手が自分の事をよく知っていてくれてる事に喜びを感じたりするのよね。そういう瞬間がわたしは大好きなの・・・」

と、御島さん。

「女性は好きな男性に、出来るだけ自分の事を知っていて欲しいし、理解してほしい、受け止めていて欲しいって気持ちが強いんですよね」

「それはわたしもわかる事です。女性だったら、誰でもわかる事ですよ・・・」

と、辛辣姫。

「だから、女性は、しきりと目の前の男性に、自分の情報をプレゼンする事になるの。あるいは相手を褒めるか、相手の思いに気持ちを沿わせて話すか」

「・・・いずれにしろ、お互いを褒め合って受け入れあって、楽しい時間を作るのが女性のおしゃべりって事になると思うわ」

と、御島さん。

「確かに女性のおしゃべりってお互いを褒め合う感じをよく聞くよね」

と、貴島くん。

「ま、共感し合うのがある意味、女性のお仕事って感じでもあるのよ・・・」

と、御島さん。

「でも、女性同士で「ミスドに行くとやっぱり、ポン・デ・リングだよねー」って共感しあえる時って、やっぱり女性は嬉しいのよね。「そう。そうなのよ!」って感じで」

「「我が意を得たり」って感じで、その時、すごく楽しいのよね。「でも、フレンチクルーラーも捨てがたいし・・・」なんて聞くと、もう、ほんと「そうそうそう」って言いたくなる」

「お互い今まで別々の人生を歩いてきたのに・・・その瞬間、気持ちがピッタリ来る」

「・・・その時に、本当に相手を愛おしく感じるんです」

と、辛辣姫。

「それが男女の間で、出来たら、女性と共感するより、さらに気分がハイになるって言うか・・・そういう所がさらに相手の男性が好きになるって・・・そういう事だと思うんですよね」

と、ユキちゃん。

「好きなオトコって、一箇所好きな場所を見つけると・・・ドンドン共感できる事が増えて・・・ドンドン好きになっていって・・・いつの間にか相手自身を好きになってるっていうか」

「そういう所があるわよね・・・」

と、御島さん。

「そうなんですよ。だから、おしゃべりしていて、ドンドン盛り上がるし、さらに相手を好きになっていくんだから・・・オトコとオンナのしあわせな時間と言ってもいいと思いますね」

と、辛辣姫。

「お互いが「同じだ」って思えると・・・より一層相手を「好き」になってしまいますから・・・それが「好き」の始まりなのかもしれない・・・」

と、辛辣姫。

「多分、それって自分の持っている美意識が同じなんです。お互い、同じ美意識を持っているからこそ、お互い同じ部分が多い・・・そう感じられるんですよ」

「それって人生の中では、なかなか見つけられない、稀有な出来事・・・だから素敵な事なんですよ・・・」

と、辛辣姫ユキちゃんは言い抜いた。


「でも、それって・・・相手も自然に受け答えしているだけなのよね。それでいて自分のわかってもらっていたい場所はちゃあんと押さえてくれている」

「自分の事をわかっていながら、わたしが嬉しい事を指摘してくれたり・・・楽しいおしゃべりは女性の場合、男性が自分の事をわかっていてくれて」

「自由にさせていてくれる・・・その存在は、まるで、父親のように・・・そんな感じに思えるわ」

と、御島さん。

「ま、知識ばっかりで頭でっかちのオトコは・・・女性の事なんて一切理解出来ないから、おしゃべり対象には永久になりませんけどね」

「ケツの穴小さいし、そういう滑稽な自分を理解出来ていないし、コミュニケーション能力が虫並に低いですから」

と、ユキちゃん。

「話を戻しましょう。結局、女性は自分の事を受け入れて貰いながら、相手の事も「褒めたい」って言うおしゃべりなのかもしれませんね」

と、辛辣姫。

「そ。だから、「褒めたい相手」じゃないとおしゃべりは成り立たないのよ。だから、結婚して数年以上経つと旦那との会話が無くなるって言うのは」

「単純に、旦那が「褒めたい相手」じゃなくなるからかもしれないわ」

と、御島さん。

「そうですね。よく考えてみると、わたしは「褒めたい相手」としか会話していないような気がします。普段から・・・」

と、辛辣姫。

「多岐川が「褒めたい相手」と話している時は、余程、普段にない、いい笑顔になっているからな。「目の笑う素敵な笑顔」って奴だろうな、あれが」

と、貴島くん。

「そうね。そういう相手と話している時は、女性は超ご機嫌だもの。笑顔になっていなければ嘘だわ」

と、御島さん。

「でも、考えて見て、自分の周囲に「褒めたい相手」なんて、そうたくさんいるわけじゃないじゃない。だから、「褒めたい相手」と言うのは特別な相手って事になるのよ」

と、御島さん。

「だから、女性とおしゃべりしたい男性は女性にとって、そういう相手になる必要があるのよ。「褒めたい相手」・・・だから、いばりくさってばかりいる男性とか」

「上から目線の男性とか、気の小さいオトコとか、女性と目と目を合わせて話す事の出来ない男性とか・・・そもそもそういう相手とはおしゃべりが成立しないって事になるわね」

と、御島さん。

「だから、よく女性が男性に求めたい要素として「尊敬出来る人」・・・って言う言葉が出て来るんですね」

と、貴島くん。

「そうね。「褒めたい相手」とは微妙に違うけど、ライン的には同じかもしれないわね」

と、御島さん。

「そっか。だから、僕・・・女性におしゃべりして貰えないんだ」

「そもそも・・・今の自分に自信が無いものな・・・」

と、池澤くん。

「確かに、そうね。自分に自信が無い人は・・・「褒めたい相手」では無いものね・・・」

と、辛辣姫。

「でも・・・なんとなく、今思いついたけど・・・。よく結婚している男性が言うじゃない」

「「たまには仕事をしている自分をほめてくれ。ありがとうを言ってくれ」って・・・あれ、実際、女性は、金輪際、言いたくないのよね」

と、御島さん。

「「褒めたい相手」だったら、いくらでも言えるのよ。「いつもありがとう」「お仕事ご苦労様」「今日もお疲れ様」・・・なんとでも笑顔で軽く言えるわ」

「だけど、そういう男性は「褒めたい相手」じゃないから・・・むしろ「わかっていないオトコ」だから・・・最初から笑顔になれないのよ。だから言葉を絶対にかけたくない」

「・・・むしろ、「視界にさえ入れたくないオトコ」ってなってるんじゃないかしら」

と、御島さん。

「そうですね。そういう男性は、一切相手にしたくないですよ」

「女性から「笑顔」を奪った瞬間・・・そういう男性は女性に一切相手にされなくなるんです。男性の自業自得です、それは・・・」

と、辛辣姫。

「だから「褒めたい相手」に出会った女性は、内心嬉しさで一杯なのよ。自分のこれまで生きてきた人生の中でベスト1の男性って事ですもの・・・「褒めたい相手」って」

と、御島さん。

「そうですね。ベスト1の男性だからこそ、嬉しくて、つい「褒めたい相手」になって・・・女性は笑顔になって・・・やさしくなるって・・・そういう順番ですね」

と、辛辣姫。

「そう。だから、そもそもその男性が自分に自信を持っていて、女性を本能から笑顔に出来るって事が大切になるんだわ。おしゃべりって・・・」

と、御島さん。

「だから、男性側は女性を自然に笑顔に出来る・・・女性の方からしゃべりかけられる男性じゃないとおしゃべりは成立しないと言う事になるわ」

「それは女性が決める事。いつも言うように日本文化は、第三者のオトナがその人間の評価を決めるから・・・オトコの評価は第三者のオトナの女性が決めるってなるわね」

と、御島さん。

「池澤くん、君はオトナの女性から「褒めたい相手」と評価されてると思う?」

と、辛辣姫。

「無理でしょうね。僕は全然その位置にいれませんよ」

と、池澤くん。

「「褒めたい相手」・・・そういう位置になれたら、お前もオトナのオトコの仲間入りだ。そういう事でしょう?御島さん」

と、貴島くん。

「そうね。ま、それをターゲットに自分を修行して、一から創りあげる事ね、池澤くんは」

と、御島さん。


「結局、女性を本能から笑顔に出来るか・・・女性から笑顔を奪うか・・・それによって、その女性の人生も・・・相手となる男性の人生も決まってくるって言う事ですね」

と、貴島くん。

「そうね。それは女性がどういう男性を選ぶかと言う問題にもなるんだけど・・・「恋は男性がプレゼンし、女性が決定するものだ」と言う恋の定義からすれば」

「すべては女性が決める事だもの。女性としては・・・女性を本能から笑顔にしてくれる・・・素敵な男性をパートナーに選びたいものだわ」

「永久にわたしを笑顔にしてくれる・・・そんな男性を・・・」

と、御島さん。

「そんな男性いるんですかね?でも、そういう男性に期待したいものですね」

と、ユキちゃん。

「でも・・・それは難しい事じゃないと思うよ。オトナになって、自分の追及する仕事を理解した男性は・・・同時に自分自身をも追及する生活に入って」

「・・・ドンドン人生を積み上げていくもの」

「そして、同時に、女性を笑顔に出来る技を獲得する。「ヒカルの君の目」を装備し、「八尾比丘尼化」さえしてしまえば・・・加山雄三さんと同じように」

「ビジュアル年齢がいつまでも若い、リアルニュータイプになれる。「ヒカルの君の目」は、男性と同時に女性も従わせる目だ」

「群れを統率する目だからこそ、女性も恋の魔法にかけるんだ」

「それを一旦装備してしまえば・・・オトコだって、オトナの女性を永久に笑顔に出来る・・・その境地にまで、達してしまえば・・・オトナの男性として、振る舞える」

「そういう事だもん。人生やっちゃったもん勝ちだ。やっちゃえ、やっちゃえ、だよ」

と、僕。

「それがゆるちょくん、だもんね。確かにやっちゃったもん勝ちね。そういうオトコが、わたしは、いいわ」

と、御島さんは、言葉にすると・・・ジンリッキーを笑顔で飲み干した。


数時間後、別のバーで。

「しかし、このコミュニティにいると、僕、もう何度もこころが傷ついて・・・ハートがグサグサで・・・」

と、池澤くん。

「いいじゃないか。その傷が癒える度におまえは強くなっていくんだ」

「皆、お前に期待しているからこそ、本気で、本音をさらすんだ。そのやさしさをこそ、大事にしろ」

「皆、おまえに、ゆるちょさん以上の人間になって欲しいんだよ。それは彼女達の暖かさだぞ」

と、貴島くん。

「そうですか。やっぱ、あの人達は、すごいですよ」

「その思い、受け止めて、僕は、がんばります」

と言った、池澤くんは、少し涙しながら、ブラッディマリーをしみじみと飲んでいた。


(おしまい)

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