「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

8月3日 「いい子症候群」と「本当の大人」!(本音はどこに?)

2013年08月03日 | お昼間カフェ
おはようございます。

昨日は随分と涼しくて、かなり過ごしやすかったですねー。

ま、と言っても8月だったりするわけですけど。

夏本番ですよねー。また、暑くなるのかな。


えー、昨日、NHKの朝の番組で、水谷豊さんのトークを見たんですけど、

興味深かったのは、水谷さんが、俳優を続けていく上で大事にしていること、という話で、

「自分にいつまでも興味を持っていたい。だから、安易に自分を規定するようなことはしないようにしています」

というような内容の話をしていて、それがおもしろかったですね。

「自分に飽きたら、終りだ」

というような話でしたね。自分が自分に飽きてしまったら、お客さんだって、飽きちゃう・・・そういう話です。


まあ、これ、僕も最近、自分の知らない面がドンドン出てくるので、ちょっとおもしろがっているんですよね。

だから、すごく、おもしろく感じているんで、ちょっと共感する感じなんですね。


まあ、だいたい、僕はサラリーマン時代、思っていたのは、

「大人というのは、理性で感情を完璧にコントロール出来る人間を言うのだ」

的に考えていたんですよ。


だから、普段、感情を理性で抑えることこそ、普通のことなのだ、と思っていたんですね。

まあ、サラリーマンって、それが当然の事じゃないですか?


ねえ。


でも、今は、まったく逆のことを考えています。


「大人というのは、周囲の人間の感情を良く出来る人間であり、さらに自分の感情を毎秒楽しませている人間を言うのだ」


こういう考えになっちゃいましたからね。全然逆ですよ。


だから、日々の生き方も、全然違います。こういう考えに到達してしまったので、普段から、それを目標とする生き方になっちゃってます。


まあ、仕事自体、自分で楽しいから、やっているわけだし、食事だって、楽しいし、日々のウォーキングだって、楽しいからやってるわけだし、


とにかく、自分と周囲の人間の感情を良くすること、楽しませること・・・というのが、第一になっていますね。今は。


まあ、それから・・・それに伴って、自分の知らない面が続々現れてくるので、それもおもしろいですね。


例えば、最近、自分のことで、わかってきたのが、


「僕って、「いい子症候群」にかかっていたんだ・・・そういうことだったのね?」


ということですかねー。


教育評論家の尾木ママこと、尾木直樹さんが、言っていたんですが、


「わたし、長女の教育で、失敗しちゃったことがあるの・・・」


ということで、教育評論家でも、お子さんを「いい子症候群」にしちゃったり、したんだそうです。


まあ、尾木直樹さんの長女の方・・・実はチョコレート大好き、テレビ番組大好きな子だったんですが、両親の目の前では、それを隠す子だったらしいんですね。


「チョコレートは大嫌い」「テレビは見たくない」


両親の前では、こういう姿勢を、子供の頃から、ずっと貫いていたんだそうです。


それが20歳の時に、大学の先輩から、テレビを貰った時に、自分の部屋に備え付けたら、深夜から朝までテレビを見る子になってしまった。


ついで、チョコレートもたくさん買ってきて、テレビを見ながら、大量のチョコレートをバリバリ食べちゃう人間になっていて、


驚いた尾木直樹さんが、


「あなた、チョコレート嫌いだったんじゃないの?テレビ嫌いだったんじゃないの?」


と問い質したら、


「だって、そう言った方がパパもママも喜んでくれるから・・・」


って、涙を流したんだそうです。「いい子症候群」そのものですねー。


本当の自分を隠し、両親の喜ぶ自分を演じる・・・これが本当の自分をスポイルする結果を生む・・・教育評論家でも、その罠に落ちちゃうんですね。


僕もその例に漏れず・・・まあ、一人っ子ですから、「いい子症候群」なんて、簡単にかかりますねー。


まあ、僕はある人に指摘されたんですが、それが「見栄っ張り」というところに出たみたいです。


最近、わかったんですが、僕は相当な寂しがり屋で・・・でも、見栄っ張りだから、それを言葉にしなっかったんです。絶対に。


だから、本当は、すごい寂しがり屋なのに、「寂しい」なんて言葉にしないわけです。もう、「いい子症候群」そのものですよ。


それがまあ、ある人に、


「感情に素直に生きた方が、人間として、すごい楽だ。それに、「寂しい」と言える人間の方が、強い人間だと思うぞ」


ということを指摘されて・・・僕は初めて感情に素直になれたんですね。


まあ、僕は、一時期、


「寂しい」


を連発していましたが・・・裏にそういう状況があったわけです。はい・・・。


僕は、


「いい子症候群」


そのものになっていたんですねー。


だから、それは新しい自分だし、確かに楽です。感情に素直になれた方が・・・。


「感情を理性で抑える」


必要なんて、今の僕には、ないんです。


そういう生活に進化出来たことが、僕としては、嬉しいですね。実際。


それを受け入れてくれる仲間たちがいますから・・・それが恵まれているってことなんでしょうね。


それともうひとつ指摘されたのが、


僕は大事な人間には、自分の希望を言えない人間だったんですね。


いや、言うんだけど、


「ゴメンなさい」


って、言っちゃう人間だったんですね。


具体的に言えば、


「僕は出来れば、あなたと飲みに行きたいですね・・・ごめんなさい。本音を言ってしまって」


まあ、こんな感じですよ。これも、「いい子症候群」ですよ。


やりたいことがあっても、言わないようにする・・・僕はどこまでも、手のかからない子供を演じていたんですね。


それに、僕は若いころ、自分に価値がない・・・そのことをものすごく気にしていて、


「自分のやりたいことを相手に押し付けるなんて、申し訳ない」


という思いの残骸みたいなものが・・・未だに僕のこころを支配していたんですね。


それを指摘されて・・・自分なりに考えて、やっとわかったということです。


自分では見えないことって、ほんとに、たくさんあるんですね。


おまえ、いくつだ?って話ですけど、ようやく、今頃、気付かされましたね。


「なんで、お前、謝るの?」


って、指摘されて・・・初めてわかったわけですから。


「あ、これも、僕の「いい子症候群」だ・・・」


本音をどこまでも、隠して、手のかからない子供を演じる・・・これが「いい子症候群」の正体です。


尾木直樹さんによると、尾木直樹さんは、長女に、


「いいんだよ。チョコレート食べても、テレビを見ても・・・」


と常々言っていたそうなんですが、長女は微妙な表情のウラに隠された、親の本音を読みきっていたんだそうです。


「チョコレートを嫌いって言った方が、テレビは嫌いって、言った方が、両親は本気で喜んでくれる」


その解答に辿り着いてしまっていたので、長女は、どこまでも、両親に愛される長女を演じてしまったんですね。


まあ、僕も今頃になって、やっと自分の病気に気づきましたけど、この病気は、特に長女や一人っ子に多い病気なんだそうです。


でもねー・・・それ、わかったら、楽になりました。


「なんだ、僕、そんなことになっていたんだ・・・」


と気づけば、直せる病気ですから。


まあ、まだまだ、僕も子供のまんま・・・という部分がある・・・という話ですが、一方で、早くに大人になっていた、という話もあるわけです。


「大人というのは、周囲の人間の感情を良く出来る人間であり、さらに自分の感情を毎秒楽しませている人間を言うのだ」


という僕的には、最新の大人の定義ですが、これ、僕は実は大学生の頃から、お酒を飲むと、こういう状況を創りだしていたんですね。


だから、僕は一緒にお酒を飲むと・・・相手の本音もわかるし、相手の性格も見抜いちゃうので、大抵仲良くなりますね。まともなひとだったら。


これね。「俺偉い病」の人間とか、「逃げ込み者」の人間も見ぬいちゃいますから、そこはシビアに相手の人間性を見抜きますねー。


だから、いろいろなことがわかっちゃいますね。だから、一緒に飲むってことは、やっぱり、胸襟を開くってことなんですね。


まあ、だから、今は、飲まなくても、普段から、周囲の感情を良くしたり、自分の感情を楽しませることが出来ているので、


「僕も随分進化したな」


と思えて、楽しく毎日を過ごしていますねー。


まあ、もちろん、ネガティブな要素だって、いろいろありますけど、サラリーマン時代に比べると随分減らすことが出来たなあって、感じですねー。


「いい子症候群」からの脱却と、「本当の大人」への進化。


それが、僕の大事なテーマになりますかねー。


でも、僕は毎日進化出来ていて、ほんと、毎日が、おもしろいです。


毎日、新たな自分も見つけられるし、ね。


それが本当におもしろいですねー。そういう生き方になれているのが、本当に楽しいかな。


それが結論のようですねー。


さてさて、今日は土曜日。


のんびりと週末を過ごしていきましょうか。


楽しい時間を作っていきましょう!


ではでは。

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