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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

春のワルツ 20話

2006-05-17 23:03:59 | 韓国ドラマ は行
「答えます」ジェハが息を呑み、イ・スホかユン・ジェハかと答えようとしたとき、会場の隅から「あれは私の息子スホではないです。私が錯覚しました。スホを探さないと・・・どこにいる?スホ?戻って来いスホ!」と声を上げるスホ父。
そんな実の父親の姿を見つつ「私はユン・ジェハです」と答えるジェハの言葉を受け、昔の写真を取り出し、更にイナに「彼は私の初恋の人です。私達は結婚する予定です」と発表させるジェハ父。
「お兄ちゃん。よくやったわ・・・・もう何も言わなくていいわ。もう会えなくても大丈夫。目を閉じれば見えるから・・・じゃ切るね。」と携帯電話でウニョンから連絡を受けてもどうすることも出来ないジェハ。
そして酒を飲みながら道を歩いていたスホ父は、なんとスホの目の前で交通事故に遭い、なんと他界してしまうのだ。(ああ そんなに道の真ん中をふらふら歩いていたら轢かれる、轢かれると思っていたら、やっぱり・・・という展開なのだ。韓国ドラマだからこの展開を突っ込んでも仕方ない。先に進もう)

「こんなに急に行ってしまうなんて・・・」号泣するジェハの隣にはしっかりとフィリップがいるのだ。(フィリップ・・・とうとう最期までいい人のままだ。)
父親を亡くし、ウニョンも去った今、ジェハが韓国に止まる理由は一つもない。
韓国での最期の公演の後、結婚し、オーストリアに戻る予定を着々と経てているイナとジェハ。
しかしイナは「ジェハを見ていると送り出してあげなくちゃと思うの。。。でも。。。。それにお父さんも私達が結婚しないと困るだろうし。。。。」あんなに固執していたジェハとの結婚に今更ながら(いや やっとか・・・)疑問を感じ始めているようだ。

最期の公演の練習の際、ピアノの脇にウニョンの作った置物(多分)を置いて練習するジェハ。
(ここからの展開が良く分からないのだが、誰かがピアノのそばから離してしまった貝殻を拾おうとしてジェハが指を怪我してしまうのだ。PCの画面も小さく、更に怪我したの?という台詞しか聞こえず・・・)とにかく指を怪我して、あっという間に公演どころではなくなるのだが、それを押して公演を続けるジェハ。
ウニョンも見に来ている公演を無事に勤めるジェハだが、その後は救急車で病院に運ばれるのだ。(どうもあんなもので、どれだけの大怪我になるのか良くわからないが、とにかく大事らしい)

フィリップはジェハと一緒にオーストリアへ戻ることをウニョンに告げ、そしてイナとフィリップ、ジェハの三人はオーストリアへ旅立ってしまう。
(ジェハの怪我はどうなったのだ?)

とここから、簡単に半年位たったようで、あっという間に街中はクリスマス一色。ウニョンのインターネット上のお店も繁盛しているところに、突然訪ねてくるイナ。
「私達結婚するのをやめたの。ジェハはピアノを弾けないの。手を怪我して・・・早く行ってあげて。ジェハはまだあなたを愛している・・・」
そんなイナの話をきき、あっという間にオーストリアに行き、ジェハと再会するウニョン。

オーストリアに行ったら、あっという間に問題が解決したのか、一体いままでの騒動はなんだったのかと思うが、とにかくあっという間に亡くなったお母さんの墓へ挨拶に行き、親戚一同集まって盛大な結婚式だ。そしてカングクも一緒に島で新しい生活を始める三人。

************
昨日は通信状況も悪く、バッファ中を繰り返しながらの視聴のせいもあったのだが、なんだか、話がどんどんすすみあっという間のハッピーエンドにびっくりする。
シリーズの最後を飾る作品だし、春だし、暖かい感じで終わらせたかったのだろうが、一体何時問題が解決したのか、とにかくオーストリアに行ったら総てが解決してしまったようで、びっくりするほどあっさり結婚してしまったの。ウニョンとジェハの隣には、イナとフィリップがニコニコ笑って立っているのだ。
この四季シリーズで幸せな結婚式シーンを見たのは初めてかもしれない。
新居でおそろいのエプロンをしながら食事を作るシーンや、ラストシーン(なんと新居のバルコニーでダンスを踊る二人)は見ているこちらが照れてしまうが、まぁハッピーエンドで物語は終了だ。

春のワルツ 19話

2006-05-16 21:55:18 | 韓国ドラマ は行
「ジェハを許してあげて。スホは手術のために、いなくなったんだ。ウニョンを捨てたんじゃない」とジェハの代わりに真実を告げるフィリップ。
驚くウニョンはジェハを探しに島に渡る。勿論ジェハも島に渡っているがそんなに簡単に会えるはずもなく・・・・船で流れ着いたおじいさんのところを訪ねたりしながら結局は会う二人。
「お兄ちゃんも大変だったでしょ?許してあげるから・・・汝を許す・・」(ノエ チェル サードラ だろうか!秋の童話を観ていた人なら誰でも覚えているこの台詞  「汝を許す」この台詞をここで聞くことになろうとは。

二人が会えたことの報告を受けながら、ウニョンとの思い出に浸るフィリップ。そんな感傷的なフィリップに八つ当たりするイナ。「ウニョンのことは愛しているよ。でも僕達二人の入る余地なんてないだろう」ジェントルマンフィリップはそんな風にイナを諌めるが彼女は諦めるはずもない。

ソウルではジェハとスホの秘密が新聞記事になっているが、そんなことは知らずジェハをつれてソウルへ戻るウニョン。勿論母親に大反対されるも「お兄ちゃんはかわいそうなのよ。」とどこまでも庇うウニョン。「私達だけもおにいちゃんを許さなきゃ」(まぁ確かにその通りだ。ウニョンの手術費用のために自分のことを売ったも同然なのだから・・・)

新聞記事になっていることを父親に確認し、イナがリークしたと、彼女を攻めるジェハ。勿論イナもそこまで想像していたかは別だが、もう記事になって大騒ぎなのだ。キンパプ屋にまで新聞記者がやっていくる大事になっているのだから。
「ジェハのために頼みがあってきました。」と亡くなったジェハの写真をスホ父に見せながら何事か頼むジェハ父。
(と肝心なところで通信不能に・・・とにかく何事か頼んだらしく、次の場面ではスホ父が「何があってもお前はオレの息子だ」とジェハに告げている。ジェハ父は一体なにを頼んだのか?)

「僕はスホに戻ります。もうピアノもやらない。」というジェハを何とか説得しようとするジェハ父。(どうするつもりなのだ。ジェハ父。)そんな姿をみながら「お前の好きなようにしなさい。お前がジェハでもスホでも私の息子よ。お前がジェハでいれば幸せだと思っていた。でもそうじゃない・・・それでも15年育てた私の息子よ」
そうだ。ジェハ母。その言葉を待っていたのだ。これで無事終わればいいのだが、まだ話は続く。(ジェハ父は諦めていそうもない)

そしてここにも諦めていないイナがいる。
ウニョンを呼び出し「私達は同じ人を愛しているのに、愛している部分が違うのね。。。私は問題を解決したいだけ。私がジェハと結婚して、そしてあなたが去れば、問題は解決よ。」本当にこんな風に頼んでいるのか、(私の語学力ではこれ以上の詳細不明。でもこんな風に頼んでいるようだ。)
イナ。この期に及んでまだこんなことを・・・
そしてウニョンも「お兄ちゃんはおにいちゃん。私がパク・ウニョンでもソ・ウニョンでもおにいちゃんにはウニョンでしょ?」
これは別れの言葉なのか?そして記者会見でジェハ(いやスホか・・・)はどんなことを喋るのか?

残り1話だ。長い道のりだった。

百万長者の初恋

2006-05-15 20:22:15 | 韓国ドラマ・映画
ヒョンビンの初主演作品。

百万長者の初恋というタイトル通り、財閥の三世であるわがままで自分勝手でお金にしか興味のない高校三年生が、遺産相続の条件のために田舎の高校へ転校し、そこで初恋を体験するという、甘酸っぱい青春物語だ。

ソウルにいる時は、車もバイクも乗り回し、タバコも吸い、酒も飲み、女と遊びと非常に分かりやすい放蕩生活。
田舎にいってからは、ジャージに着替え、田舎の暗闇におびえ、庭先の蛙に驚き、妙に人懐っこい田舎の友人達に調子が狂いと、こちらも非常に分かりやすい展開だ。
そしてそこに可愛らしい女子の学級委員(映画の中では班長と呼ばれていた)が出現。
百万長者の初恋ゆえ、勿論ヒョンビン演じる放蕩高校生チェギュンと、愛の奇跡を信じる少女、学級委員のウナンの恋が始まるのだ。
大人ぶっていても所詮は高校生。若者ゆえ、恋に落ちるのは非常に簡単。その後はどんな展開が待っているのかと思いきや、あっという間に二人には避けようのない恋の終わりが来ることが分かるのだ。物語はあっという間に病気の少女を愛した青年の悲恋物語になっていく。

音楽こそちょっと切ないものが流れるが、秋の優しい陽射しの中をバイクで駆け抜ける二人、庭での水遊び、野原での散歩・・・
映画の後半は、二人の日常を切り取った場面が続き、秋の陽射しの中で和やかな時間を過ごす恋人達のプライベートビデオのような映像がどんどん流れてくるのだ。
別れを避けられないと知った二人が、残りの時間を二人だけで過ごそうとするところを非常に明るい映像で撮っている。

孤児であるウナンの寂しさ、同じように少年時代に両親をなくしたチェギンの寂しさ、そして二人の子ども時代など、ちょっとした出来事はあるが、後半は結局は二人が過ごした数ヶ月を追っていくというひねりの無さ。このひねりの無さにびっくりもするが、このシンプルさがこの映画の特徴かもしれず。
わがままな男子が好きな女子の前では非常に優しくなることや、去っていく女の子の健気さと、残していく者への気遣い。そんなことを織り込みつつ、
アイドル映画らしく主演の二人が非常に可愛らしく撮られていることにも納得する。

「病気です」という展開にまたかと思うが、非常に素直で悪意のない映画だと思う。映画としてよい出来かどうかは別にして、可愛い映画なのでとても気に入った。(ヒョンビンウォッチャーゆえ甘めの採点かもしれないが・・・)
ヒョンビンが数ある脚本の中から、どうしてこの映画を選んだのかとも思うが、若い時にしか出演することの出来ない映画だ。時間を戻すことは出来ないのだから、若さの証明という意味からも、ヒョンビンにとっては意味あることかもしれず。

ヒョンビン演じるチェギュンが爪を染める場面(花の汁で染めているのだと思う)が非常に可愛い。
男の子がままごと遊びに興じるのを「女の子になっちゃうぞ」とからかうのはどこの国でも一緒のようだが、韓国らしい言い回しで非常に可愛い場面だった。

勝負師 20話

2006-05-14 18:56:04 | 韓国ドラマ さ行
ミンスを助けようとパク弁護士を訪ねるソジュとソンシグだが、「これまでお疲れ様」と人が変わったように二人に接する弁護士。「ミンスがいなきゃ」と懇願する二人に「大変だから助けられない」とあっさりと二人を追い返すのだ。
二人でミンスを助けようとするもどうすることも出来ず。「寒いでしょ?」二人でミンスの面会へ向かうが「ヒジョンさんは?」とのミンスの言葉を聞き返す言葉のない二人。

会長になった№2はヒジョンとの結婚を現実のものにしようとするが、ヒジョンにはその気なし。「準備が出来るまで待つよ。好きになってくれるまで待つよ。」といいつつも苛立ちを隠せない№2.来週婚約式だ!再来週が結婚式だと勝手にスケジュールを決めてしまう。
(あのボディガードも№2と結婚してくれれば、僕もずっと一緒にいることが出来ますなどとドサクサにまぎれて告白している。)

ミンスのもとに面会に行き、パネル越しに愛を確かめあうミンスとヒジョンだが、(パネル越しに手と手を合わせて、見つめ合う二人・・・)「面会できるんだったら髭をそったのに・・・」などと束の間の面会を楽しむ二人だが、ヒジョンにミンスを助けることが出来るのか?
結局ミンスを助けることを条件に№2との結婚を承諾するヒジョン。
何か裏があるのではと思うが、無事出てくることが出来たミンス。
何も知らないミンスは、ヒジョンのもとに向かうが、「私達進む道が違うわ・・・私はアメリカに勉強に行くから」と突然別れを告げるヒジョン。

勿論ウギル商事の№2のもとを訪れ「どういうつもりだ!」と№2に詰め寄るも、逆に婚約式に招待されてしまうミンス。
すっかり気落ちするミンスを「そんな姿見たくなかった!ヒジョンさんを諦めるなんて幻滅よ・・・」と気持ちとは裏腹にしかりつけるソジュ。
(かなり悲しい女心だ・・)
婚約式に一人乗り込み「これから毎日ヒジョンさんにメッセージを送ります」と№2の前で宣戦布告し(メッセージは心の中で送るらしい・・・)、翌週の結婚式までにヒジョンの略奪を試みる4人。
なんちゃって詐欺師集団らしく、ヘアメイクさんを仲間にし、結婚式当日、ウェディングドレス姿のヒジョンをトイレ清掃員に仕立て、略奪を敢行。
ウギルとパク弁護士から逃げることが出来るのか?

*****
髭を生やしてやつれた様子のソン・スンホン(宋承憲)。
この頃はまだまだ若くちょっと物足りない感じもするが、今こんな汚れ役をやったらもっと渋い感じがするだろうと勝手に想像してみる。


芸能ニュースではsg WANNA BE+のコンサートで流れたソン・スンホン(宋承憲)の応援メッセージが話題のようだが、そんな世の中の流れとは関係なく、ドラマ視聴は続く。無理やり今日見た20回との共通点を見つけるとしたら、スンホンがトイレ清掃員の扮装をしていたことか。(ニュースで観るビデオ映像のバックのタイルが、何となくトイレやお風呂を連想させるのだ・・・)

ジンギスカン!

2006-05-14 14:16:28 | なんということはない日常
土曜日の夜、女子8名でジンギスカン鍋を食す。
中華を食べながらも、その場にはないジンギスカンについて語り合ったこともある熱いメンバーぞろい。そのため本物を目の前にした今回の食事会は、非常に気合のはいったものになる。

たれ付け、たれなしという味付けの違いを楽しみ(この二つは鍋を変えるという細かい技まであり)マトン、ラムという羊年齢の違う肉を楽しみ、刻みねぎをのせたものは網焼きで片面焼き、骨付き肉は手で豪快に食すと、様々なバリエーションで飽きることなく羊を堪能。肉を扱うトングの技も冴え渡る二人の指南役のおかげで、非常に充実した2時間30分を過ごす。

調子に乗った私達は、店員さんに「何故ジンギスカン鍋というのか?」と名前の由来を確かめるも、返ってきたのは「よくわかりません」という非常に力ない言葉のみ。
「えっー知らないんですか!」などと非常に失礼な言葉を発し、店員さんを困惑させたりしたが、1979年にヒットしたジンギスカンを口ずさむことも忘れなかったし、非常に充実した時間だったことに変わりなし。
勿論、ジンギスカンの友@サッポロビールも美味しかった。


グットナイト&グットラック

2006-05-13 16:33:05 | 映画鑑賞
以前ジェーン・フォンダが主演した@ジュリアを見、彼女が演じたリリアン・ヘルマンとダシール・ハメットに興味を持ち、リリアン・ヘルマンの書いた本を何冊か読んだことがある。
そのうちの1冊@眠れない時代は、彼女とパートナーであるダシール・ハメットが50年代に赤狩りの委員会に召還され、そしてダシール・ハメットが投獄される様子が生々しく書かれている本だった。
ハードボイルド作家であるダシール・ハメットには、なんらかの信念があったようだが、彼女は「そんなことは(「あの人は共産党」と知人の名前をあげ、自分が赤狩りの被害をうけるのを避けること)常識のある人間ならできない」と、とてもシンプルに証言を拒否するさまが克明に書かれていて、非常に格好いいと思ったのを覚えている。
この本を読んだ当時は、ダシール・ハメットとリリアン・ヘルマンの大人のパートナー関係に憧れ、そんな大人な態度の二人が、なぜ自由の国アメリカでこんな目にあったのか非常に不思議だった。

9.11の後は、アメリカが自由という名の下に様々な行動を取っているところをリアルタイムで見ているが、そんな今、マッカーシー上院議員らが先導した赤狩りに疑問を投げかけたエド・マローの映画を作ろうと思ったジョージ・クルーニーはとても大人だと思う。

酒場でかかるジャズ以外には必要以上のBGMもなく、白黒の画面には常に紫煙が立ち込めている。
さらに生放送中でのタバコを手放さないエド・マローの様子は視聴者へ媚びた感じがひとつもない。
今のニュース番組とはぜんぜん違う雰囲気に圧倒され、更にジョージ・クルーニー演じるフレッド・フレンドリーの態度にも男気を感じる。

政治的なことには興味はないが、権力を持った者の行動、判断は常に批判されるべきだと思う。それは権力を持った者の宿命だと思う。
一般の人々はそれだけの覚悟を持って、一定の人々に権力を預ける必要があると思うし、預けた後も常に監視する気持ちが必要だと思う。
権力とはそれだけ恐ろしいものだと思う。

眠れない時代

筑摩書房

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寵愛

2006-05-12 20:44:49 | 韓国ドラマ・映画
登場人物は一組の男女。そして殆どの場面は全裸および全裸に近い状態。
でも色っぽい感じは皆無。白を基調にした画面がどこからみても無機質で一つの生活感をも感じさせないからだ。
(更に完璧な体型の二人に生活感などまるでない。他所の国の出来事である。)
公開当時はラブシーンを振付けたというのが話題になっていたが、実際にみてみると振り付けというほど大袈裟なものはなし。綺麗で自然な動きのように思えるが、でも本当の動きではなく、そう見えるように作られているというのは、この映画にとってはとても重要だと思う。

映画なのだから、すべて生々しくそのままを切り取る必要はないのだ。
自然に見え、綺麗に見え、観ている人がそれを楽しめればいいのだ。

他の男性が好きな女性は、「別の人をおもいながらこんなことをするなんて、娼婦になったみたい・・・」というのだが、そんなことを言われても、まだなお抱き続ける・・・男。(そんなものなのか?)
二人とも多くを語らず、そしてその後のラブシーンもどこまでも、綺麗。

ラストシーンを見ながら、渡辺淳一の@愛の流刑地を思い出す。
著者には全然違うと言われそうだが、結局は同じことを書きたかったのではないかと思ったりする。私は小説よりこちらの映画の方が何倍も面白かった。1年もかけて新聞小説を読むより、90分でさっくり終わる映画の方が何倍も潔いし、なんと言っても楽だ。


寵愛

ハピネット・ピクチャーズ

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春のワルツ 18話

2006-05-11 20:41:35 | 韓国ドラマ は行
自分のベットで眠るジェハの寝顔を見つめ涙ぐむウニョンだが、結局はジェハを残し、フィリップと一緒に彼の祖父母が住む安東(アンドン)へ向かう。

自分が受け入れらなかったことがトラウマになっていたフィリップに「フィリップと私たちは一緒よ。目も耳もそして心の中にお母さんがいることも・・・」と慰めるウニョン。
勿論最期には、おばあさんが追い駆けてきてくれ「私達がどれ位会いたかったか・・・来てくれてありがとう」と優しい言葉をかけてくれ、お母さんの墓参りも無事することが出来るフィリップ。
母親を思い出し、涙ぐんでいたフィリップだが、ライバルであるジェハにはウニョンとアンドンへ行ったことをキチンと謝り、そしてやはり元気の出ないウニョンには「時々こんな風に僕と一緒に旅をしよう。僕がマネージャーさ。元気を出して・・・」など優しい言葉をかけ、いつまでもどこまでもジェントルマンだ。

イナとジェハ母はとどまるところを知らず。ジェハの止めるのも聞かずに、食事の場で、「フィリップとウニョンはお似合いね~二人が一番ジェハとイナの結婚を祝ってくれるわよね」とウニョンが傷つくことを百も承知で結婚を報告。
そんな傷ついたウニョンを夜のバスケットコートで慰めるのは、勿論ジェハでなく、フィリップなのだ。ジェハといえば、フィリップの携帯に「ウニョンを守りたかったのに。。。約束を守りたかったのに・・・」と涙ぐみながら連絡をするのだ。(フィリップに告白している場合ではないのだ)ライバルであるフィリップに「何で逃げないんだ!」といわれる始末だ。

そんなジェハは「病院で15年前にした約束を守りたかったんだ」とウニョンを連れて遊園地へと向かう。
「誕生日おめでとう!あとで本当の生クリームのケーキをあげるから・・・」昔のそんな約束を守ろうと、ピエロにケーキを持ってきてもらうなど粋な演出をするジェハだが、
「15年も連絡がなくて、今更約束を守りたい?ってどういうこと?こんなことされても・・・」とウニョンに拒絶されてしまう。
(ウニョンにしたら当然である。ジェハに秘密があるのは当然だが、全部告白しないとウニョンの誤解など解けるわけがない。)

更にジェハを気に入っていたウニョン母にも、自分がスホであることがばれてしまうジェハ。
「お前のお父さんのせいで・・・私の妹が、ウニョンの母が・・・」と泣いて訴えられるジェハ。
更にCDショップでのジェハのサイン会に父親とやってくるカングクが、ジェハに向かって「お兄ちゃん!」と呼びかける姿を見た記者は、ジェハの秘密に気づいてしまうのだ。
イナはそんな状況を逆手に取り、「記者があなたのお父さんのことに気づいたの。あなたには私と結婚するしか道はないはず・・・」ともう開き直っている。

どうするジェハ。お父さんは手術費を持って逃げたけれど、その代わりに自分がジェハになってウニョンを助けたことを、どうして自分がスホを捨ててジェハになったのか皆に告白する以外道はないではないか!

とうとう来週の2回を残すだけとなったが、まだジェハ両親は秘密を守ろうとしているし、なんともゆっくりな展開だ。スホがジェハになった秘密を告白して終了なのか、それとももうすこし違う展開があるのか?しかしもう2回をしかないのだ。そんな新しい展開があるわけもないし・・・

ダニエル・ヘニ、リュ・シウォンの実家を訪れた事情
(安東のロケは、リュ・シウォンの実家で行われたそうだ)


Sg Wanna Be+ The 3rd Masterpiece 僕の人

2006-05-10 21:15:40 | 韓国ドラマ・映画
イントロの手拍子が、ちょっと懐かしさを感じさせる。
手拍子とメロディラインから、なんとなく学園祭の雰囲気を感じてしまった。
体育館の舞台の上で、キャンプファイヤーの火の前で、さびの部分を皆で手拍子しながら歌ったら、どんなにか盛り上がるだろうなと思わせる、そんな青春賛歌を堂々と歌い上げる三人組。

シンファのキム・ドンワンがチンピラの手下として出演しているMTVは、そんな私の勝手なイメージと全然違うMTVなのだが、こちらも若々しい感じのMTVだ。
彼らにはなんとなく切ない歌を歌い上げる印象を持っていたのだが、この歌には切なさはなく、明るい感じの歌だ。

春のワルツ 17話

2006-05-09 20:49:26 | 韓国ドラマ は行
「オレだよ。スホだよ、父さんの息子のスホだ。」
泣きながら父親に自分がスホだと告げるジェハだが、スホ父は状況をよく把握できず。
何であんなことを・・・と父親がしたことを咎め泣きじゃくるジェハの姿を、偶然見てしまうウニョンとフィリップ。

とうとう、ウニョンも事情を知ることになってしまった。

イナは友人が止めるのも聞かずに、「最初からジェハじゃなかったのに・・・私が受けた傷はどうなるの?なぜ皆私を悪者にするの?」といい、ウニョンはフィリップに「私が知っていることを秘密にして」と口止めし、そしてジェハはウニョンが秘密を知ってしまったことを知らないのだ。

会社に来ないウニョンを迎えに行こうとするジェハを、ウニョンとの約束を守るために止めようとするフィリップ。
フィリップが事情を知っていることをイナも知ることになり「ウニョンも知っているの?」とフィリップは皆から頼まれたり、質問されたりとフィリップは韓国語も堪能でないのに、一番板ばさみになっている。

スホ父は、やっと事情が飲み込めたのか、ジェハをホテルに訪ねるが、「僕はユン・ジェハだ」と昨日とはまったく違った態度をとってしまう。
そんな二人のやり取りを見、躊躇する妻に「たとえイナが事情を知っていても、いや知っているからことジェハを守れるのはイナだけだ」
と言い、イナとジェハの結婚を急がせようとするジェハ父。

ウニョンはスホと過ごした昔を思い出し、そしてジェハと過ごした日々を思い出し、そして現実を受け入れることが出来ない。
「ごめん 驚いただろう?僕の配慮が足りなかったんだ」自分とイナがキスしているのを見たことにショックを受けていると思っているジェハの言葉にも「何がごめんなの?」と冷たい態度だ。
「怒ってごめん、でもウニョンが何を考えているか知りたいんだ」というジェハの電話にも嘘をつき、ジェハと会うことを拒むウニョン。
(ちょっと離れた場所で携帯電話で話しているのだから、気がついてもいいと思うのだが、なぜ気づかない・・・)
話があるというジェハに「話さないで・・・ここでもう終わりにしましょ。本当にもう一度会いたかったのに・・・」涙ぐむウニョンの姿をみて、自分がジェハでなくスホであることをウニョンが知ってしまったことを悟るジェハ。
「イ・スホ!何の話を聞くの?こんなこと許されない。お母さんが許さない」とジェハのもとを立ち去るウニョン。
体調を崩したウニョンをジェハがたずねても、母親が死んだ状況を思い出し、どうしてもスホが、そしてジェハが許せないウニョン。

こんな最中でも、ジェハとイナの結婚話はどんどんすすみ、「一人でいたい?ふん!無理ね。私と結婚するのよ。婚約式のようにドタキャンは許さないわ!」とイナはどんどん結婚話を進めている。

ウニョンは自分を慰めてくれるフィリップと一緒に、フィリップが行きたいといっていたアンドン(安東)に行くことにするが・・・・どうする?ジェハ
(本当はこの後も話は続くようだったのだが、バッファ中になってしまい、視聴はここで終了)


*********
今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)

韓国語が堪能でないはずなのに、なぜか狂言回しになっているダニエル。かなり荷が重いと思うのだが、アメリカ人らしい明るい感じで、非常にカジュアルに演じている。
(勿論苦悩の表情は浮かべるが、彼本人のキャラクターのせいで、かなり明るいトーンになっていると思う。)
「確実なのは、ウニョンが手術したときに、スホは死んで、そしてジェハが生きているってことだ」というジェハに「僕はスホもジェハも許すよ」などと優しいことをいうのだ。
ジェハ両親にこの言葉を聞かせたい。

イ・スンギ crazy for you

2006-05-08 19:52:42 | 韓国ドラマ・映画
先日新大久保で購入したCDのうちの一枚。
2年前、先輩面する女性に向かって「ヌナ(年上の女性のこと)はオレの女だから」と歌って、年上の女性の心を鷲づかみにしたと思われるイ・スンギの2作目。
新作「言うのが辛い言葉(ハギ ヒンドゥン マル)」のMTVでも同級生の女の子がイニシアティブを取るような設定で、ちょっと頼りない若者といった雰囲気だ。しかしそんなMTVの印象とは違って、歌はかなり上手いと思う。
多分そのギャップに、年上の女性はクラクラしているものと思われる。

私はおかっぱ頭でMTV出演している姿があまり好みではないので、クラクラはしないが、歌は上手いなと感心している。

蕁麻疹

2006-05-08 19:52:24 | なんということはない日常
頭が痛くなったり、お腹が痛くなったりと、疲れると色々なところに症状が出るとおもうが、私は疲れると蕁麻疹が出る体質らしい。
食べ物が原因でない蕁麻疹はやっかいだ。
どこで診察を受けても、「蕁麻疹が出る原因はそれこそ何百もあるんだよ。それを全部一つずつ消していくのは至難の業だから、とりあえず蕁麻疹が出たら、ゆっくり休むこと。そして蕁麻疹を抑える薬を飲むこと。蕁麻疹が出やすい時期?気圧の変化が大きいとでるという人もいるけれど、はっきりしたことは分からないね~」と同じような答えが判を押したように返ってくるだけなので、諦めている。
さらに疲れからくる蕁麻疹は、一度出ると数日は引かないのでやっかいなのだ。
昨日の夜から蕁麻疹が出てしまい、殆ど寝ることが出来なかった。今日も顔に出なければ大丈夫と思っていたのだが、昼食後まぶたや、まぶたの裏側(粘膜にも蕁麻疹はでるのだ!)にでてしまい、PCの画面が見づらくなってしまったので、仕方なく病院へ行く。
「息苦しくはないですか?」と聞かれたので、首を傾げると「気管に蕁麻疹ができて息が出来ず、大事になることもあるから注意するように」と脅かされる。

今は薬と注射のおかげですっかりよくなった。のど元過ぎれば熱さわすれるという諺があると思うが、今となっては、昨日蕁麻疹のせいでビールが飲めなかったのがちょっと悔しい。

悲しい思い出

2006-05-07 19:16:10 | なんということはない日常
GW中5日ほど通ったセミナーがやっと終わる。(第二弾、第三弾と続くようだが、とりあえずは明日からの会社のことが気になる。)
今日のセミナーの中で、セクシャルハラスメント事件のことをSH事件と略することを知る。

セクハラというと10年程前に勤務していた会社の事を思い出す。
上司に同行して顧客先を訪問したのだが、そこのオーナーは非常に話好きで雑談が多く、なかなか本題に進まない。
「これからは人口が減るらしいね~あなた(注 私のこと)みたいな女性が、夜やることもちゃんとやらずに、仕事ばっかりしているからこういうことになるんだよ。仕事もいいけどね~やることもちゃんとやって子どもを生まないと(笑)」夜やることって・・・・一体。大きなお世話である。仕事に関係ないこんなことでからかわれるとは・・・馬鹿馬鹿しいので、その場は一緒に笑っていたのだが、本当にびっくりしたのはその後職場で飲みに行った時だった。
同行していた上司は、その時の話を持ち出し「この間は笑っていたからいいが、あのオーナーはこれからも同じようなことを言うからな。もしオーナーに逆らったり、失礼なことを言い返したりしたら、どうなるか分かっているだろうな?」

雑談の最中も、「庇ってくれないのか」と薄っすら思っていたのだが、更に追い討ちをかけるような言葉。向こうにどうにかなってほしかったのだが、どうやら言い返したりしたら私の非になるらしい。その当時、すでに会社員になって10年以上経っており、言葉の嫌がらせなどもうなんとも思わないくらいになってはいたが、それでもかなりびっくりしたことを良く覚えている。

GWの最終日にちょっと脱力することを思い出してしまった。

イ・ビョンホンはラジオボイスだと思う

2006-05-06 18:46:41 | ソン・スンホン(宋承憲)
3日に東京ドームで行われたイ・ビョンホンのファンミーティングが盛大だったとのニュースを、ワイドショーの芸能ニュースで何度も観る。
ミーティングの中に朗読劇があったと聞き、納得する。
以前から、彼の声は本当にラジオボイスだと感心していたからだ。
見た目も大事だけれど、目をつぶれば顔は見えない。が声はどこへでも付いてくる。姿が見えなくても、声が聞こえれば安心出来るものだ。ビョンホンの声は低音も落ち着いているし、耳障りな感じがしないのがとてもいい。
以前NHKのニュース番組にゲスト出演していた時も、声が上ずっている女子アナとは対照的に、非常に渋い声で真面目なコメントをしていた。
非常に高額なチケット代金には疑問も残るが、ラジオボイスによる朗読劇とは色々趣向を凝らそうとした努力は伝わってくる。


サプライズとしてソン・スンホン(宋承憲)のビデオが流れたことは今日になって初めて知った。
3日、4日はゆっくり出来たのだが、昨日5日から又セミナーだったので、ネットチェックなども全然しなかったのだ。@スンホンのバックショットにモザイクが・・・などと暢気なことを書いている場合ではなかったのだ。

春のワルツ 16話

2006-05-05 19:32:33 | 韓国ドラマ は行
可愛がっている少年カングクから呼び出され、彼の父親が勾留されている警察へ出向きカングクが自分の弟だと知り驚愕するジェハ。(こんな偶然あるわけないが、とにかく弟なのだ)

同じようにジェハの子どもの頃の写真を見、「あなたは本当にジェハですか?子どもの頃、島で暮らしたことがありますか」唐突に質問攻めにし、ジェハがスホと瓜二つであることに驚きを隠せないウニョン。「似ている人なんて沢山居るわ」というイナの言葉に耳も貸さず、フィリップにジェハの経歴を確認するウニョン。
そんな動揺の中、更にスホ父を街中で見かけ動揺は確かな不安に変わるのだ。
偶然(そんな偶然あるわけないが、とにかくそんな風にドラマは続く)キンパプ屋に立ち寄りウニョンと再会を果たすスホ父。
「スホはどこ?」というウニョンの質問にも「海外出張さ」と嘘をつくスホ父だが、これからどうするつもりなのか?スホ父。

スホ父がどんどん登場すると同時に、イナも友人の協力を得て、スホとジェハの過去の接点をどんどん探っている。

カングクを自分の部屋へ連れて行き、世話をするジェハ。カングクに文具を用意してやり、父親にお金を渡すジェハ。(気持ちはよくわかる。捨てたはずの昔の自分、スホの姿がカングクに被って仕方ないのだ)しかしそんなことをジェハ母が許すはずもない。しかしそんなジェハ母もイナの「結婚したい」という言葉の後に続く「ジェハがジェハじゃないことを知っているんです」という言葉に驚くのだ。
「どうやってわかったのか・・・」不安を口にする妻に「心配しないで」というジェハ父だが、どうやって秘密を守り通そうというのか?イナの友人は、ジェハがカナダでの事故の後ピアノが弾けなくなったことまでを突き止めているのに・・・(誰かを殺して口封じか?いやそれはドラマのカラーに合わないし・・・)

ジェハとの結婚を勝手に口にし、動揺するウニョンの前でジェハにキスをするイナ。
更にイナとイナの友人の話を聞いてしまい「ウニョンに全部本当の事を話す」と激高するジェハだが・・・・・

今日のフィリップ(ダニエル・へニー)
イナとの事は誤解だと歯切れの悪い弁明をするジェハに怒りをぶつけるフィリップ。
二人の結婚に動揺し、道端で泣き崩れるウニョンを介抱するのは勿論ジェントルマンフィリップだ。いい人だ。もう今日は16話。最後までいい人で終わりそうだ。