在宅勤務中の中国人同僚が「中国では薬が足りなくて困っているようです」と連絡をしてきた。
ゼロコロナ緩和から1週間が経ち、ニュースでは感染者が急増し工場や店舗では人手不足で稼働が滞っていると報道されているが、それはニュースの中だけの事ではなかったのだ。勤務先では、少人数が勤務する関連オフィスが中国に幾つかあるのだが、どのオフィスでも感染者が出ており、解熱剤を店舗で購入しようとするも品薄で入手が出来ない状況になっているとの事だった。元々薬が不足している上に、急な患者数増加でいわゆる買い占めが起こっており、品薄に拍車をかけているようだった。
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同僚はすぐにでも薬を送りたいようだったが、国際輸送を専門にしている会社でも、医薬品の発送は相手側の状況や通税の関係から、発送については注意がなされており、国際輸送専門の会社でありながら、EMS(国際郵便)の個人利用を推奨するような案内文を掲載している。
そんな在宅勤務をしている同僚も、先週末上海から来日した数名が、日本到着後体調不良を訴えたために濃厚接触者となり、自宅で待機中なのだ。
中国での感染者急増を実感する。
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写真は私の手元にある解熱剤で、この文章の内容と特に関連はない・・・