私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

シスターズ 第6話

2022-09-22 21:19:26 | シスターズ 韓国ドラマ

父親の乗った車のドライブレコーダーの映像を確認するヒョリンの様子を見て、弁護士のパクがファヨンの自殺の当日の現場のアパートに一人向かっていた事を知るインジュ。
当日の証拠が用意周到に消されている事を不審がるインジュは、なんとかしてドライブレコーダーのメモリを手に入れようとするが、それを阻止し、「自分たちの事だけ信じよう」と両親の不仲から精神が不安定になっている彼女を勇気づけるのはイネだ。(女子高生の自分たちが一番純粋で汚れていないというような切迫した思いが伝わってくる行動だ)
インジュは自分がファヨンのアパートに近づけば、犯人が自分を尾行するだろうと考えるが、弁護士パク・チェサンの秘書はそれでなくても実力行使派だ。自分の危険を顧みず真実を探ろうとするインジュの行動を戒めるチョ本部長だが、彼とて学生時代の恋人の失踪事件の噂を考えれば信じられる人物とはいえない。

三姉妹以外は本当に誰も信じられないドラマだ。

叔母の事務所に保管されていた登記簿謄本から、弁護士パクの父親が多額の不動産を保有していたことを記者会見で追及するインギョンだが、「亡くなった父親は義父に名義貸しをしていた」と、自分の岳父と実の父親の犯罪を公にし、実の父親が残したその不動産売買から得た資金で、学生向けの基金を設立し、沢山の学生を援助している事について記者会見を行い、逆に選挙前に好感度を上げる事に成功する彼。

700億の裏金はもともと彼の選挙資金に使うもので、当選確実が見えてきた時にこそその700億の価値が上がり、700億が隠されていると思われるシンガポールに行く口実が出来上がるのだ。
チョ本部長は、パク・チェサンからシンガポール行きを怪しまれないようにとそれを狙っており、インジュとインギョンの近視眼的な行動を彼が逆に利用していた事が分かる。(本当か?どこまで先を読んでチェ本部長は計画を立てているのか・・・それとも調子を合わせているだけなのか・・・)

登記簿謄本から、自分の叔母も軍払い下げ予定用地の買い占めにかかわっていた事を知るインギョンだが、驚くのは関係者殆どが鬼籍にはいっていること。
三姉妹の叔母も「あなたたちも、私の会社も一瞬にして消し去る事など彼には簡単な事」とパクのその力に脅威を感じており、「持ている者になる決心をした」と言うインジュを諫める叔母だが・・・・

*****
とにかくまとわりつくような欲望が渦巻くドラマ展開が恐ろしいのだが、一番恐ろしいのは、青いランを小出しに使い、マネーロンダリング(韓国的にはお金の洗濯か・・・)をランの取引で行うパク・チェサンの妻だ。政治家の妻というブランドが欲しいのでなく、政治家の周りに渦巻く利権を手に入れる・・・ってもう考え方がフィクサーそのものじゃないか。



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