
ジャガイモ研究所に来て自身を変えてくれたミギョンに自分の思いを伝えるソ・ベクホだが、気持ちの収まらない彼女はどうしても彼にあたるしかない。
原理原則主義のソ・ベクホにとっては、彼女の言葉の裏にある思いを瞬時に理解する事は難しく、若干、いや相当に拗らせた対応になってしまうのだが、それも二人が通らなければいけない道だ。
廻りのメンバーもそのあたりは十分に把握済み。管理不足からジャガイモがダメになってしまった事で、退職間近の身でソ・ベクホとペアになって農家廻りをするミギョン。
もう、お互いに十分気持ちは分かっているはずなので、それを受け入れる準備がお互いに出来ているかといいう事だけだ。
ソ・ベクホにとってもミギョンと出会った事で新しい出発になり、ミギョンも自分の好きな事に注力した事で新しい一歩が踏み出せる事になりと、幸せなエンディングが待っている。
ソ・ベクホ役のカン・テオファンにとってはサービスショットが満載なドラマだったと思う。そのビジュアルは勿論、出来るビジネスマンから、バイトの鬼バージョン、そして甘い誘惑を感じるバージョン迄。放送時間が長い韓国ドラマならではの余裕の演出だ。
楽しく気軽に見れて、そしてちょっと元気になれる、楽しいドラマだった。