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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

007 スペクター

2015-11-28 21:35:19 | 映画鑑賞
歴代ジェームズ・ボンド役の中では、非常に冷血な印象が強いダニエル・クレイグだが、(あくまでも見た目の印象に過ぎないではないかと言われそうだが、アクション映画故見た目は非常に重要である)その冷たい印象を十二分に生かし、今回の映画は非常に重苦しい雰囲気だ。
メキシコのフェスティバルシーンから始まり、ローマ、オーストリアの雪山、そしてロンドン。世界のどこにいっても重厚な雰囲気が漂う。
ビルが吹っ飛ぶ。縦に移動するしかない狭い列車内でのアクション。砂漠の中にそびえたつ秘密基地。
各所で死闘が繰り広げられるが、それらももちろん眉間にしわがよるような厳しいアクションの連続だ。

だいたい各国の諜報機関のメンバーが東京に集まって大々的な会議まで行われるのだ。とにかくどこまでも重厚で大真面目な雰囲気が漂っている。
ダニエル・クレイグの持っている雰囲気に非常にぴったりな重厚さ加減で、私はかなり満足したのだが、人によっては暗い重いという印象を持つ人もいるだろう。
更にダニエル・クレイグになってからの007シリーズは、ストーリーがつながっているので、前作の話を覚えていないと物足りない部分もある。
先日スター・ウォーズの新作のために、エピソード4から見直したりしたが、本当に見直しが必要なのはこのダニエル・クレイグ版の007シリーズかもしれない。

極上爆音で見たので、迫力は満点だった。


*****
衣装はトム・フォード。スーツ姿でのアクションシーンは非常に綺麗だ。


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