私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アテナ 戦争の女神スペシャル

2011-01-26 21:08:11 | 韓国ドラマ あ行
昨日は放送がなく出演者のインタビューで構成されたスペシャル番組だった。
主演のチョン・ウソンの撮影中の事故のため、撮影が中止になったのだという。
前日の24日分までしか収録が終わっていなかったため、急遽スペシャル番組となったらしかった。
スエのインタビューが40%、チャ・スンウォンが30%、イ・ジアが20%、スーパージュニアのシウォン君が10%というような割合だったような気がする。
印象的なアクションシーンをランキング形式で紹介したり、今までダイジェスト版を流したり、結構苦労しているのが伝わってきた。

ドラマ前半にチャ・スンウォンが見せたファイター@チュ・ソンフントイレでのアクションシーンの話が面白かった。
「彼はプロですから、彼が本気を出したらあぶないじゃないですか。手加減してお願いします。といったんですけれど、大変でした。スピードが速いわけじゃないんですけれど、パワーがあるんですよ。だからいいシーンになりましたが、大変でした。」

スピードがあるというより、パワーがある。
演技としてのアクションでなく、格闘技としての動きになっているからなんだろう。


ホスピス

2011-01-26 20:59:59 | なんということはない日常
病院で死ぬということ (文春文庫)
山崎 章郎
文藝春秋


日経新聞夕刊の連載記事にこの本の著者が取り上げられていた。
がんで年間35万人の人が亡くなるそうだが、ホスピスに入院できるのはその6%だけだという。

一昨年の秋、母が末期がんと分かり「今後どうすればいいか?どのように看病していけばいいのか?」と病院の相談室の担当者に相談した時に、ホスピスについての説明も受けた。「自分らしく最後を迎えるためのお手伝いの施設です」というホスピスは都内に20数箇所あるとのことだった。もっと潤沢な数を想像していたので、案外少ないんだなという印象を持ったのを覚えている。
さらに一番近い病院でも片道1時間半程かかる距離にあった。その上、「家族が病院の下見をし、下見をして気に入ったら診察の予約を入れ、診察の上、入所可能ということになったら、入所の順番待ちとなります。病状にもよりますが、どのホスピスも数ヶ月待ちというのがふつうです。診察の予約もちょっと待つかもしれませんね。下見は週末でも出来るので大丈夫だと思いますが・・・・」という説明を受け、余命6ヶ月と診断された母は、そんな手続きをしているうちに時間が足りなくなってしまうな~とぼーっと考えた。

結局ホスピスの話は母にもしなかったし、私が病院に下見に行くこともしなかった。
近所の包括センターの担当の人にホスピスの話をすると「言いにくいんですけどね。。。。結構費用がかかるんですよ。病院にもよりますが、月に10万とか20万円とかそんな感じで費用がかかります。確かにホスピスもいいけれど・・・・他の方法を考えた方がいいんじゃないかしら・・・」と言われたのだ。
結局特別なことは何も思いつかなかったので、母は亡くなる数日前まで家のベットで横になって時間を過ごすしかなかった。

もっといろいろ手を尽くしてどんな方法があるか調べたりすればよかったのかもしれなかったが、結局なにもしなかった。言い訳にしか聞こえないかもしれないが、仕事と家事に追われて、ほとんど時間の余裕がなかったのだ。
父は「おかあさんは家が好きだったから、家で過ごせてよかったはずだ」という。
母がどう思っていたかは、確かめることもしなかったので今となっては分らない・・・