私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

マイプリンセス 第7話

2011-01-27 20:57:51 | 韓国ドラマ ま行
「後ろ盾もなくなったら、あなた、自分がどんな風になるか分かっている?」
というユンジュの冷たい言葉にびっくりするソル。
自分を守ってくれる仕事に任命されたと思った彼女が「会長から指示されただけ。その会長だっていつまで元気なんだか分からない」と言い出すのだから、まぁソルでなくてもびっくりだろう。
更に、自分の婚約者のおじいさんに尊敬の念の一つもないことをソルに指摘されても「あなたが言わなきゃ分からないことよね」とは・・・・
手に入れるためならどんな策略家にもなれるということの見本のような女性だ。

すっかり元気のなくなったソルを心配するヘヨンに「私は孤児だったでしょ。誰も守ってくれないのには慣れてるから・・・」とは。。。人の世の冷たさをよくわかっているのだ。
婚約者ユンジュにはない純粋さにちょっとずつ心動かされる様子のヘヨン。
クラシックカーの中で一人、王女らしく悪態をつく練習をしているソルを心配で探しにきても、それを隠し、「眠れないからここに来たんだ。眠れないのはお前のせいだ。」といつもと変わらぬ様子を見せるヘヨン。
まだ、ユンジュのたくらみははっきりとはわかっておらずとも、自分でも無意識のうちに彼女をかばっている様子だ。
自分でも知らないうちに彼女のことが気になるという、ラブコメらしい展開。

「なぜ彼女の家に偽物があったのか!」ということがずっと問題になっているようだが、このくだりの話が私の語学力では今一つ分からず。
とにかく王女の父親が詐欺師であってはこまるからと、ソルの養父がこの偽物問題にかかわっているという発表をすることにしたのか。とにかく彼女を王女にするために、なるべく彼女に不利な情報が出ないように調整していることが逆にソルを傷つけることに。。。。。

そんな中、ソルの父親とソルのことを知っている人物がいると聞き、海辺の小さな町を訪れるソルとヘヨン。
小さい頃の写真を見せてもらいすっかり、見たことにある景色だの、いったことのある海を見て、「もう少しここにいれば、もっといろいろ思い出すと思うんだけど・・・」と少しずつ忘れていた記憶がよみがえってきた彼女。
食事と一緒に飲んだ焼酎ですっかり気分もよくなり、自分を連れてきてくれたヘヨンの頬に親愛の情を示す優しいキスをするのだ。
多分、酔って気分もよくなっていたんだろうし、「君のまつ毛も十分綺麗だ!」と言ってくれたヘヨンにさらに親しい気持ちも感じていたんだろう。
そんな無防備な彼女の姿に・・・・ヘヨンの心もぐらぐら揺れている様子。

*****
そんなラブコメらしい盛り上がりの展開にも関わらず、視聴率は下がり気味らしい。
これは、敵役のユンジュのキャラクターに今一つ親近感がわかないせいだろう。
急に出てきたソルに自分が手に入れようと着々と計画していたものを横取りされたような気分になっているようだが、自分だって初恋の人である教授にひどい仕打ちをして、おいしい思いをしようとしているのだ。
愛される悪役キャラクターでなく、ただのわがままにしか思えないのが、ドラマの盛り上がりが今一つの理由とも思えるのだが・・・・