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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

危機の男

2007-03-27 22:49:03 | 韓国ドラマ・映画
会社員としての生活に疲れ、家族で田舎への移住を考える夫ドンジュ。蓄えもなく、子ども達の教育の事も考え田舎生活に踏み出せない主婦グンヒ。田舎と都会で離れた生活の中で、夫ドンジュは初恋の女性画家ヨンジと再会。生活のために出版社に勤めることになったグンヒも出版社の社長ジュンハと・・・と30代後半の男女の三角関係(いや四角関係)のドラマなのだが、出演者そしてストーリーが必要以上にリアルなのだ。
危機の男というくらいだから、夫ドンジュが主人公のようなのだが、彼の言動が余りにもリアルすぎるのだ。
アイドルなら、親しみやすさ、近所にいそうな気軽な感じは好ましいかもしれないが、この題材とストーリー展開。「子どもを置いて、私も置いて出て行くの!」妻が号泣しながら夫を止めても結局は初恋の女性のもとに行ってしまう男性。しかしこの夫、初恋の女性のところにいったら今度は彼女を束縛しだすのだ。更に初心者故の浅はかさから農業も上手くいかない。離婚してからも、元妻の恋人が気になったりして仕方ない。更には初恋の女性の仕事上のキャリアにまでちょっと嫉妬したりしてしまうのだ。実際にはとても良くある話だと思う。それは良くわかるが、何もここまでと思う位のリアルな描き方。ドラマにちょっとでも夢を求めたいと思う期待は無残に裏切られてしまうのだ。

そのため、ファン・シネ演じる離婚した妻グンヒとシン・ソンウ演じる勤務先の社長との不倫物語だけを楽しみに20回を視聴。
最初は年上の女性へのちょっとした同情と、その同情を受け入れた女性という話だったのが、どんどん進んでいってしまうのである。こちらもどこかで聞いたような話なのだが、この話を40歳代でありながら20歳代の身体のファン・シネとテリウスとの別名を持つ長髪のシン・ソンウが演じるのだ。ドラマとしてはこちらの方が何倍も面白いのである。

こんなこじれた恋愛物語、どんな結末が・・・と思ったら、結末の鍵を握っているのが、この人だとは思わなかったという終わり方なのだが、これがまた妙にリアル。

見ている時は?と思っていたのだが、見終わってみると様々突っ込みたい場面が思い出されるドラマではある。
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シン・ソンウファンの方に感想を聞いてみたいドラマだ。

ファン・シネ スタイル

ハピネット・ピクチャーズ

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