Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

癌になったら (1)

2007-01-15 23:25:57 | 日記
もしかして、今日、または昨日、または数日前に癌を宣告されて頭が真っ白になったという方のために書きます。こればっかりは経験のない人にどう励まされても慰められても、どうせわかってもらえないという絶望感があるでしょう。たとえ経験があっても初期癌だったりしても同様です。

自分のBlogでこの経験は、あまり書きたい題材ではなかったのですが、でも自分が最初癌を宣告されたとき、1番最初に求めたのはネットによる情報です。そこに希望を見つけたかったからです。ところが、ネットの情報は調べれば調べるほどこわくなるものが多く、たのみもしないのに看護士が毎晩出してくれる眠剤が、癌患者の心中を物語っています。実際、私が勇気をもらえたのは友人の実体験からです。

今でも私の周りにも癌になったという友人、知人の話が入ってきます。自分の経験が少しでも誰かの励ましになるのならと思い数回にわたって当時を思い出しながら、書いていきたいと思います。

癌を宣告されたのは、3年半前、まさに晴天の霹靂でした。まさか、癌だなんて夢にも思ってなかったから。入院が必要と最初言われたときは、疲れを感じてたから、入院して休むのはいいねなんて軽い気持ちで考えていたのですが、病名を聞いた途端、死というものがこんなに身近に感じたことはありませんでした。

「先生治りますか?」が真っ先に聞いた言葉です。「治るかどうかやってみなければわからないね。みんな悪い方に考えてしまうけど、くよくよしても始まらないよ」この言葉は私の癌の進行度を物語り、シングルマザーである私は12歳の娘のことを考え、頭が真っ白になりました。
                               

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