2週間前のことだけど86歳のお客様に食事をさそわれた。もう20年以上知っている方で、今お会いしなければ今後そういう機会がないかもしれないと思ってさそいを受けた。奥様を連れてらして、今回さそった主旨を話してくださった。自分も年齢が年齢だからいつ逝くかしれない。それまでにお世話になった人にあいさつをしたかったとのことである。今でも年3回は海外にいらしてる。海外といっても近場ではなく、アメリカとかフランスだ。自分の娘が就活を始める前からいいところ紹介してあげるとおっしゃってくださった。それはおことわりしたし、正直何も特別なことはしてさしあげたことはない。あたりまえのことをしただけだ。だけどいつも感謝してくださった。
いつも誰かが亡くなると葬式や通夜には行くけど、亡くなってから行くくらいなら生きてるうちにお会いしたかったということが多い。このお客様のように生きてるうちにお世話になった方にあいさつしたいとおっしゃりそれを実現する方ってどれほどいるだろう。会話をしてる間一度も聞き返されなかった。ただ長生きすればいいものではない。この方々のように素敵に長生きできたらどんなにいいだろう。
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