ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

音楽って何じゃろ?

2020年06月15日 01時34分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!

どうしたことか、なかなかにお腹が痛い(笑)生あくびが出ます(笑)

たまーに、塩分取りすぎた時に起こることなので、心配ないのですが、、あはは。


いやはや、

音楽ってなんじゃろ?なんて大きく振りかぶろうとしてるのに、お腹が痛いとは、、、


なので、しゃしゃっと書いて、また今度〜となったらごめんちゃいな!

なんとなく、これは私が大雑把に言った時に「クラシック寄り」の世界にいるせいだと思うんだけど、

「音楽」とか「音楽の力」って言う時って、暗黙的に「クラシック」のことが多いような気がします。

それがなーんとなく「擦り込まれてる」。

「音楽」イコール「クラシック」だと思うと、

音楽って堅苦しいよね、とか
生の音楽、初めて聞いた(生で音楽来たことがない)
音楽は素晴らしい、
音楽なんて難しそう
音楽なんてできない、、、
音楽はハイソなお宅でやるもの、

そんな風になっちゃうと、「音楽」はちょっと遠いところにあるような感覚になりますし、

専門家になりたい!!という場合は、小さい時から厳しく、英才教育で、

みたいな感じにもなるでしょう。

そして、

うまく、正確に、きちんと、完璧に、凄技で、

みたいなところに主眼が置かれやすい、、、


そんな傾向があるような気がします。

「楽器が上手い」ことが音楽の最重要ポイント的な。

それはそれで良いのです。


そこで、見落としがちだな、と思うのが、


音楽の役割、歴史、背景。


もしかしたら、簡単に「グルーブ」みたいな言葉で終わってしまう場合もあるかも知れないけど、


表面的なリズムのパターンとか、
こうやるとかっこいいとか、
こうすると上手くいくとか、、、


いや、それも出来たら良いんです。

だけど、もしもその音楽が例えばその民族にとって物凄く大切なモノだったとして、、、何か大変な過酷な歴史を乗り越えるのに必要だった魂の叫びだったとしたら、


表面的に、「こんな感じー??」「これで譜面通り」とか、そんなことで、演奏されたとしたら、

なんだか冒涜された感があったとしても、仕方ない。

ある人が本当に心を込めて大切に作った曲だとして、


「あーかっこいいねー!」「いーじゃん?!」

とオリャーっと演奏したら、もしかして作った人はガックリ、、、そういうこと言いたかったんじゃないのに、、、となってしまうかもしれない。


一方で、作った人や作った民族を超えて、演奏する側に任されてるんだから自由でしょ?という考えもある。


自由にやってくれたおかげで、可能性が広がって、さらに羽ばたく音楽もあるだろう。

その場合ってのは、作った(培ってきた)人の思いとは違っていても、演奏者の心の声がその音楽を借りて外に出てるって場合や、

その音楽を理解しようと努めたけれど、資料も不足していて理解しきれてないかもしれない、、、が、精一杯作者たちの思いを代弁しようと努めた、

という場合じゃないかなー??


んー、例えばブルースがどうやって生まれてきたのか、そのリズムのルーツとか、それが生まれた背景とか、その当時の暮らし、変遷などを全く知ることなく、

ブルースって、こんなコード進行ね!かっこいいよね!!

ってやっちゃうと、なんかどうなのよ??って考えた時、


この頃の黒人奴隷の生活とか、アフリカのリズムとか、置かれた辛い環境とか、そういうのを、どっちにしろ当事者しか本当のところは分かんないんだけど、

そこに寄り添う気持ちとか、リスペクトの気持ちとかあるかないかで、

音の重み、音の出し方、、、すべて変わってくるような気がするのね。。。


よく、「そんなこと知っても、楽器は上手くならない」って考えあるし、それは本当にそうだと思う。そんなの調べたりしてる間に練習すれば、その分楽器は絶対うまくなるだろう。

でも「音楽」ってなんだ?と考えた時に、

クラシック的な、高貴な感じで考えると、なんだか「美しく」「正確」であれば良いし、それ以外のジャンルは「ノリ」で、みたいな風になりがち(もちろんスペシャリストなどはその限りではない!!)だし、


何か、遠くのハイソな世界のモノって感じだから、聞き手側も、美しいー!すげー!正確ー!バカテクー!でオッケーになりがち。


でも「音楽」って、私も忘れ果ててたけど、もっと生活とか人生とかに密着したところにあるモノも「音楽」なんだよね。

例えば、民謡とか、演歌とか、子どもの手遊び歌とか、ケンケンパとか、お箸で茶碗を叩くドラムごっことか、お料理の音とか、ポンポコ腹鼓とかw

なんなら心臓の音や、イビキや、エンジン音、電車の音、鳥の鳴き声、話し声、、、

ぜーんぶ音楽だとしたら、、、

そういうのが、ただ単にその「音」出してます、

ってなったら、は???ってなるなー。


そこには喜びとか、元気とか、愛情表現とか、生活だったり、、、

音にそれが「乗ってる」んだものー。

それが、譜面通り、ってだけだったら、、


もうちょっと理解してくれよぉーとなりそうじゃないですか。。。


そんなわけで、「知る」努力は音楽に取って、めっちゃ大切な気がする!!

それでは、おやすみなさーい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいまー!!今日は10時間移動(笑)

2020年06月13日 21時00分00秒 | 日記
こんばんはー!

と言っても、いつもよりは圧倒的に早い!正しい「こんばんは」の時間でございます。

ただいま、本日2本目の生配信、「山形交響楽団」の無観客演奏会を見ながら(聴きながら)書いております。

ちなみに1本目は我らがアルプス音楽団の生配信(別のメンバーたちが素敵な演奏をお送りしておりましたー!)。


昨日の岩室のお宿でのんびりと目を覚まして、9時前に宿を出発!


ビュンビュン走りました。朝ごはんは大好きな「田畑屋」さんにしよう!!

と心を決めるとアクセルも軽快なり。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。


で、直前になって、魚沼&南魚沼って、理由は知らないけど、素敵なイタリア料理のレストランがたっくさんあるんですよねー。それも結構本格的で、しかもそのクオリティからするとかなりリーズナボー!


なもんで、急に気が変わり、前にお友達(と一方的に言う)の太鼓の方が写真を載せてて、めっちゃ美味しそうだからって教えてもらってた、イタリアンのお店に行こう!と気が変わる。


田畑屋さんのほんのちょい先なのよね。

なので、田畑屋さんの前を通ったら、、、


まさかの「本日休業」。。。

正月1日以外、基本休まないあの田畑屋さんが、、、休業、、、やはりコロナの影響か、、、切ない。。。土曜日なんていつも昼は押すな押すなの混雑だったのに。

代わりなのかわからないけど、近所のお店に停まってる車が心なしか多いような???


で、テレパシーで今日休みと教えてくれたのかな?などと思いながら、

ラ・ベットラカズさんという、お店へ。

なんともまぁ、素敵なお店だし、なんともまぁ、素敵なおもてなしのこころをもったご主人が1人で切り盛りされてた!



パスタランチの前菜。

まさかのうっかり、メインのパスタを撮り忘れた、、、。。。

これにコーヒーついて、まさかの1,020円。

リーズナボー過ぎるだろう。。

そして美味しかったよー。

ちょっぴり店主さんと車の話で盛り上がった。


さーて、それからそれからー、

三国峠をビューンと。

フィアットくんだと三国峠を通ってるっていう実感がほとんど湧かない(笑)
そのくらい自然に走れます。

ステラくんの時はスタビライザーが付いてなかったし、車高も高かったからねー。振り回されないように必死に運転(笑)

というわけで、しぜーんと峠を降りて、


【さくらんぼ本日販売 200円〜】
という看板を発見。

一度は通り過ぎたものの、コロナでもしかしたらさくらんぼ狩りの農園がさくらんぼを持て余して投げ売りしてるのかも?!と考え直し、ビューンとどこだどこだ?とお探したら、

おー!!まさしく「さくらんぼ狩り」の場所だ!

雨が降ってるんで、駐車場が最近見かけないくらい泥濘んで、なかなかオシャレ。

結構クルマも停まってたし、なにしろ結構集団で来てますねー。

さくらんぼをさすがに1人で狩るってのは無いな、、、と思い、200円「から」というさくらんぼを見に行ったら、、、

ん??ん???ん??・・・


ま、そうですよね、うん、そうですよ。そりゃそーだ。

200円のは本当に本当にプリンかゼリーの入れ物みたいなところにちんまりと入って200円でした。あはは。

さすがに、これじゃ味見にしかなんないな、ってなわけで、

1パック600円、2パックなら1000円という、アメ横的なお得感に釣られて、2パック買って来ました。

見た感じは、あんまり赤くないし、ちょっぴり取ってから時間経ってるかもな、、、と思ったけど、

試しに、もしかしてちょっと傷んでるかも?ってのを帰ってから1つ食べてみたら、、、


あらー!!!めっちゃ美味しい。

なので、傷んで見えるのですら美味しいから、こりゃ期待大。

コリャーいい買い物させてもらいました。ありがとうございますー。

さーて、まだ群馬にいるからね。急いで走ろう。


埼玉に入り、途中で「ニトリ」が私を呼んでいた(?)ので、断りきれず(笑)ちょっと寄って。

いろんな商品があるんですねー。楽しくて仕方ないけど、何が必要かはもうちょっとモノを捨ててからだな、などと考え直し、


しぜーんと東京まで戻って来ました。


車で走ってる間、YouTubeをカーステレオから流したりしてるんですけど、

なんかちょろっとアイデアが湧いて来たりもして、

ウチに着いたら、19時くらいだったので、

楽器で試してみたら、かなり楽しかったので、ちょっとしばらくそういう方向で頑張ります(ってなんだ??)


というわけで、

いやはや、睡眠が大事だって、中田敦彦がYouTubeで言ってたので、今日は早めに書いてみました。

それではみなさん、また明日ねー!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの対面レッスンからのタイヤ交換、んで岩室

2020年06月13日 00時27分00秒 | 日記
こんばんはー!!

今日は6時にフィアットくんで久しぶりの新潟へ。

長距離運転が本当に久しぶりだったので、ちょっと心配だったけど、走ってみたら全くブランク感じない、、、笑

で、一瞬実家に寄りタイヤを積み込んで、レッスンに向かう。


いやはや、久しぶりだけどやっぱり対面は情報の伝わりが全然違いますねー。

環境も良いので、楽しく4時間(2名)終了。

それから、やっぱり日帰りはキツイな、ってことで「岩室」温泉郷の名前を冠したやっすいお宿があったので、当然温泉だろうと思い込み、予約!!

さーて、フィアット新潟で、なんとなんとようやくスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換(笑)

まさか、こんな時期になろうとは、、、


最後に新潟に来た時は、峠で雪だったのよ!

それが今じゃークーラー入れてるんだからね。


で、社長といろいろ楽しくお話しさせてもらって、

あら?お宿のチェックイン20時まで??

その時点で18:47。


ここから直で行っても50分くらいかかります。

しかーし、タイヤを実家に置く、という作業が残っている、、、


オリャーと走って、母もバリバリ手伝ってくれたので、F1のピット作業か?という勢いでタイヤを片付けて、一緒に夕飯食べられるかと思って待っててくれた母を尻目に、猛ダッシュで宿に向かう!

よーく考えたら、「遅れます」って連絡すりゃーいいだけだったかもだけど、ひとまずオリャーと宿に向かったら、

6分前に到着!

無事チェックイン!

本日のお宿、3000円です笑 やす!!





温泉地にあるが、まさかの「風呂」!!

でも、なんだかんだ気持ちよかったです。

夕飯は、、、コロナの影響で早めに閉まるところが多いらしく、

宿に向かう途中で見かけてたお店へ。




メニューは口承伝承?!親切そうなおかみさんが醤油か塩か醤油ベースの焦がし油かっていうので、もーちーろん!焦がし油。


あれ?麺は??と思ったら、、、

黒い!!黒いぞ!!

竹炭を入れてるそーな。ツルツルシコシコ。


デザートをお裾分けしてくれた!!
めっちゃ美味しかったー!!

なかなかに居心地の良いお店でした。

そこから、なーんとなくコンビニへ行こうと思い、Google先生を頼りに歩く、、、


まーっくらー!!
ゲコゲコゲコゲコ、、、ボーボー、、

思いっきりカエルが鳴いてる。真っ暗ですけどね。


で、たどり着いた、LAWSON。ちょっとおやつを買って、また真っ暗な中を進む。

暗すぎてヤバイので携帯のライトをオン!ついでにオラトゥンジのCDもオン!

無事帰れました。で、お風呂入って今。

時間たっぷりある気がしてたけど、もう12時なんてびーっくり!!さーて、もう寝よう。明日東京に戻りまーす。

それではみなさん、また明日ねー!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息をチェックしますぅ!

2020年06月11日 17時47分24秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんにちはー!!

はー(笑)今、一生懸命「息で吹く」感じにしようとしてますー。でもちょいちょいYouTubeで人種問題とかの動画みたり、毎日のようにAmazonやYahooからやってくる(誰が買ってるんだ?ってワタシか笑)を読んだりしてるんで、そうそう進んでるわけじゃないんですけどね。

いやはや、思いついたら書いておかないと、すぐに忘れるので!

はーい、もう30年以上前からありますねー、ブレスビルダー。

 
あとはスピロメーター
 
ブレスビルダーは普通に使おうと思ったら、ストローの部分から息を吐いても吸ってもピンポン玉が落ちないようにしまーす。きっと微妙なコントロールとかにも使えるのでしょうが、

単純に、

息入れながらタンギングしてみて、それでも玉が落ちないようにすることで息の流れの確認になります。
何かしら行き詰ったときに、目先が変わるので、ちょっといい練習になります。


スピロメーターは吸うときはメカを上向き、吐くときは下向きにします。
それで、玉が落ちないようにするんですけど、メモリがついてるので、空気の出具合いを調節できますね。

で、こちらはトランペットだと、ホースなしで直接メカにマウスピース刺すと、ぴーったしかんかん。

なので、マウスピースを吹きながら、タンギングしても玉が落ちない練習なんぞできますね。


で、

どうも唇が開いて行くなぁ…もっと閉めなきゃ、、、とか、
マウスピースやビジュアライザーで音が出ないって何でだ?と思ったり、まあ逆もあるんですけど、

その辺についてって、

「マウスピースで練習しちゃいけない」派と
「マウスピースで吹いたものをメガホンで大きくするのさ」派

がありますよね。

中間守備的に「マウスピースでの練習は、楽器を付けた時とは感覚が違うけど、ソルフェージュとしてとてもよいからやりましょう」派もありますね。


私も実は、どれなんだ?みたいにこの30年くらいの間、右へ行ったり左へ行ったり、世の中の権威はどう言ってるのか?に右往左往したりしまくったわけですけど、

どーも、どうやら、きーっと、、、


マウスピースでは音出なくていいんじゃね?

という気がしてきました。

いや、出すことはできるんです。でも、「息で吹こう」という考えと、マウスピースで音を出すって時の吹き方が、相入れないんです、どうやら。


なので、最終的な到達点とか、極めまくった「頂」の部分では一緒になるのかもしれないけど、

どうやら下々の段階においては、

息を流して吹こうとするなら、マウスピースで音を出す吹き方じゃない方がよさそう。

と思うのです。

その代わり、「センターを探す」「息のとおり道、流れで音楽を作る」みたいな気持ちで練習する必要があるかな。

というわけで、さー現実逃避は終わりにして練習することにしまーす(笑)

それではみなさん、またねー!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Schilke B5GP

2020年06月11日 00時14分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

今日はzoomでレッスンだったのですが、うまく入室できないってこともあるんですねー。幸いメールで連絡取れたので、無事別の新規ミーティングを立ち上げて、何とかなりました。よかったちん!!


このブログは一応有料(って私がGooにお金を払ってるって意味ね!)でやってるんですけど、そうすると一応アクセス解析とかいろいろやってくれるんです。

日に日に、Bing botがめっちゃ巡回してきて、勝手にpvを稼いで行きなさるので、ちょっといかがなものか、、(笑)

それはさておき、そう!!どんなモノにみなさんがアクセスしてるのかってのが出るんです。

するっってーと、大抵は「楽器の洗い方」とか、楽器やマウスピースそのものについて書いてる記事とか、そういうモノが、かなりの昔の記事であっても繰り返し読んでいただいてるみたいで、

最近のものであっても、日記的なモノはあんまり人気じゃありません(笑)


というわけで、本日は

人気がありそうなSchilke B5GPについて書こうじゃないかッ!


2011年10月に我が家にやってきたシルキーくん。

シルキーが吹ける女になりたい!!という野望のためだけに購入。

その当時、シルキーが吹けるような奏法を身につければ、トランペットLIFEが長くなる、という都市伝説を聞きつけたため、それはやってみなくては!!というチャレンジ。

そんな理由でシルキーを買う人が果たしているのか分からないけれど、運よく本当に運よく、ほぼ新品を下取り2台プラス数万円でちゃんとした正規の楽器屋さんから入手することができたのだぁー。

私が欲しがってるのを知っていた楽器屋さんが、大きな声では言えない手を使って、私に回してくれたというわけ。もう時効であろう(笑)

で、とても状態も本当にほぼ新品だし、素晴らしかったのだけれど、

残念ながら、楽器に振り回されただけで、まったく吹きこなせず、そんなことをしてる間に、逆にトランペットLIFEが終わってしまいかねない…という本末転倒な事態になってきたので、結局違う楽器に乗り換えた訳だけど、

その後も、やっぱり使ってみたい、吹きこなしてみたい、消去法で今使えそうな楽器がそれしかない…などのいろいろな事情により、たびたび登場する訳だけど、

何度登場しても、結局同じような結果に。。。


どうなるかっていうと、

抵抗が足りないような感じで、オーバーブローみたいになっちゃうか、

息が入らない感じがして、跳ね返されて吹き上がっちゃう感じになるか、

タンギングで息が入らない感触になったり、

特に下の「ミ」近辺がどうにも音程が上がってどうにもこうにも…


そんなわけで、抵抗を上げるのに良いって聞いたので、ピストンの押金の下にシリコンを入れてみたりしたこともあるが、

オイルとの化学反応らしいのだけれど、膨張して押金からニュルっとはみ出してきて、使い物にならなくなることが2−3回あって。

結局ね、透明のシリコンをやめて、あれはなんなのかな?白い不透明のザラ消し(消しごむ)みたいな素材のモノを紹介してもらって、それに変えたら、トラブルがなくなって、良かったわぁ。


あとはね、ウォーターキーのバネね、

あれが結構簡単に折れるんだわねー。


でもバネ様までもが金メッキでいらっしゃるもんだから、高いのよー。

1800円プラス工賃とか、、、

これ、バックなら1000円で交換できる気がする。ま、なんならバネ買って自分で取り付ければ、500円かからん(笑)


そんな感じで、荒ぶる神を扱うような気持ちでおりましたが、


何気にここ2週間くらい、シルキーさんを使ってるんですよ、あははー。

それがね、


たまげることに、


息を適切に入れれば、鳴るんだわ。


それがついに分かったわけよ。

逆に力とかアタックでとか、そういうのは受け付けてくれない。。

本当にふーー〜〜〜〜〜〜


と、やる。

うーーーーーーーーー  みたいに押さえつけるような息じゃダメ。

文字通りの「エアロトランペット」気分でやれれば結構イケる。


ということは分かったんだけど、

それがねー、、、

クセというのはなかなかそうはさせてくれないわけで、

気がつくと、唇で抵抗を作ってたり、

首がめっちゃ固まってて、それでアゴや蝶形骨にロックがかかってて、スムーズな息になってなかったり、

まぁ蝶形骨にロックがかかると、横隔膜にもロックがかかるんで、結局同時に息がうまくいかなくなるってわけで、


気づかないウチに、何かヤバイな、と思った時に、今までそうやって私をなんとか支えてくれていたいろんな筋肉やら神経やらが、シルキーくんを吹くにはちょっと合ってなくて、それいらないヤツってことになってる。

このクセを上手いこと、エアロトランペット方向に持っていけると、シルキーは本当に楽ちんでいい楽器だってのが分かる気がする。


そうなってくると、ポイントはいかにいい呼吸といい音楽のイメージを持つかってところにかかってくる。


あー、チャリでも乗って鍛えたらいいのかなー。自転車で大学に通ってたころが1番楽器吹くの楽だったってことは、おそらくそういうことだよなー。

本気で毎日往復で2時間半から3時間は自転車漕いでたんだから、そりゃースゴイ、自然のトレーニングになってたよね。。。

今、、、自転車買いますか、、、(笑)


というわけで、Schilke なかなかいい楽器です。

今はバック的な吹き心地のシリーズも出てますし、価格帯もいろいろありますよー。

もちろん、バックやヤマハもいい楽器いっぱいあります。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。

何気にYAMAHAの音も好き。バックは吹き心地好き。

それでは、みなさんまた明日ー(*´∀`*)ノ″
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当、よく考えたら、全然分かってなかった、、、Arban

2020年06月10日 02時44分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

学生がどうしたら楽器の演奏だけじゃなくて、その背景とか歴史に興味持って、音楽をもっと「生きること」に近づけて考えたくなるかなー?なんて考えてて、

まぁ、例えばベニスの謝肉祭だとして、、

ベニスといえばゴンドラ。6/8拍子はその感じかなーとか、いろいろ調べたりして、

ベニスの謝肉祭ってどんなのだ?
なんて祭の様子もちょっと見て、

ははーん、モト歌が分かったぞ!!

なーるほどねー、、、

なんて、調べてて、Paganiniが出てきて、へー!!ホー、、、

んで、

アーバンとパガニーニが繋がり、

アーバン自身がパガニーニの影響をめっちゃ受けてることが分かり、


そこで、ふと、、、


あら??アーバンって一体どんな人生だったんだろ?

「トランペットのバイブル」と言われている教本を書いた人であり、そりゃーもう個人的にはこの教本に出会って30年じゃ利かない、、間も無く40年、、うぅ、、、気絶。。。というほどの長きに渡ってのお付き合いなのに、

アーバンについては、単に「知ってるつもり」だったということに気がつく。。。


すっかり恥じ入る。

慌てて調べた。ふむふむ、、、



そして、は??Saxhornの特任教授?

というわけで、あのアドルフ・ザックスの楽器だってのは分かるけど、はっきりどんなヤツだ?

と、調べる。


そういや、コルネットにピストンが付いてそれをトランペットが真似たって話だけど、

とまた調べる。

すると、

ピストンができて、まずはコルネットに。それでコルネットは音はよくないが(?!)機敏な動きが出来て、金管の花形に。しかしこの頃のトランペットは長かったから、それにピストンを付けたために指づかいが複雑になって、スピードに対応できず、、、

花形の座をコルネットに取られた。


で、19世紀の末にコルネットに似せて、長管をやめて短管にしたことで、音は犠牲になったがまた花形に返り咲いた。。。


コルネットに似せる前に、長いままピストンを付けたことがあるのか、、、

知らなかった、、、


あー、、、もうこの調子で行くと、本当に知らないことだらけだ。知ってるつもりだったことと、知らないことにすら気づかなかったこと。。。

今、アメリカ黒人の歴史をオンラインサロンでやっていて、それに関連して、いろんな差別の歴史やら、アメリカの歴史やら、知らなかったことだらけだし、ちょっと端っこを知ってしまったので、目にするもの、耳にするものに、「ひっかかり」ができて、今までなら気づかずにスルーしていたであろう情報に、何かしら引っかかる。

それは体操や整体のジャンルにも起き始めていて、前から持ってたけど、あまり内容にピンときてなかった本なども、今読み返すとキーワードが満載で、買った当時はそれがキーワードだったなんて、それすら気づかなかった、、、

なんか、別に知らなくても演奏できるし、知ったからってなんか変わるの?って話だけど、

ちょっと知ると、そこから指数関数的に何かが広がって、知識の網目がどんどん細かくなって、今までと見てるモノは同じでも、引っかかる量が全然違うから、同じもの見ても得る情報量&質が全然違ってくる、、そしたら、人生も変わってきちゃうんじゃないか???

なんて思っちゃいましたよぉ。

いやはや、それにしても全然知らないことだらけ。結構調べる派だと思ってきたけど、なんとまぁ。

ま、ことを始めるのに遅すぎるということはないのだぁー!!ってことで(笑)

それではみなさま、おやすみなさーい!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日はお勧め本などを(笑)

2020年06月09日 00時48分12秒 | 映画・本・CDなど
こんばんはー!!

今日は息のことやら、軟口蓋の使い方やら、いろいろ工夫して練習しましたぁー。そしてなにより、、、後ろに身体を反らせることがだいぶ出来るようになりましたぁー!!ぱちぱちぱちー!!

は?普通できるでしょ??と思うでしょ?それが、もうずーっと首がもげそうで無理だったんですよ。みなさんも怪我には注意しましょう。いやー、反れるって幸せですな(笑)


はーい、今日はお勧めの本とか載せようかと思いますー。ここのところ、ドキュメンタリー動画見たり、本読んだり、、、現実逃避の可能性もありますけどね。

よーし、では行ってみよー!

ナイジェリアのパーカッショニスト、オラトゥンジ。ジャズの世界にも影響を与えたそうな!
どうやらアメリカでも勉強したようです。聴くだけで踊りだしたくなるけん、試してみんしゃい(笑)
 注 これは本じゃないよん
 
日本人のためのリズム感トレーニング理論
CDも付いてます。かなりのマニアな人じゃないと、なんじゃこれ??ってなる本だと思います。でも、リズムの「本質」に迫りたいんだー!という人には、なかなかたまらん資料になる気がします。まだちゃんと読めてない(笑)
 
アフリカ音楽の正体
これは、本にはCDとかついてないんだけど、出版社のサイトに資料音源が上がってるので、本と音楽がリンクするすぐれもの!これも読む順番待ち中。
 
原初生命体としての人間ー野口体操の理論
藝大の先生でもあった野口三千三先生の、理念が詰まってる本な気がします。
体操のやり方が書いてあるのではなくて、考え方、意味を自問自答しておられる、、、それを垣間見る感じがあります。
 
 このへんは前にもUPしたかも。
新訳 弓と禅
ドイツ人が、禅の精神を学ぶために、入り口として弓道を本気で学んでいきながら、日本人だと当たり前すぎて見えない部分を敏感に感じ取って、文章にしてくれている本です。
 
中世を旅する人びと
ヨーロッパの庶民の生活が知りたいな、、、と言ってたら、オンラインサロン仲間が紹介してくれた本。これも読む順番待ちー。
 
「疲れない身体」をいっきに手に入れる本
これはねー、蝶形骨のことをあれこれ言ってたときに紹介してもらった本です。「いっきに」とは行かないけど、知ってるとちょっとした時に実践できて、なかなかに便利な気がします。
 
人を動かす
これは、処世術、、、と言っていいのか分からないけれど、人との付き合い方を教えてる、かなりのベストセラーだそうな!
うっかり私は文庫を注文したんだけど、品切れで、それならとキンドルにしたつもりが間違えて、イーブックで買ってしまった(笑)
なもんだから、買ったことを忘れがち。
 
自分を動かす
さっきから人を動かしたり、自分を動かしたり(笑)
サイコ=サイバネティクスの訳本。
前に、同じ内容の翻訳違いの「潜在意識が答えを知っている」を買ったんだけど、こちらの方が読みやすいかなー。いずれにせよ、これを読んで実践すると、いろいろ気が楽になる!!まだちゃんとやれてないけどね。

 
潜在意識が答えを知っている!
これが、「自分を動かす」の別訳。これはこれできっちりしてる感があってよい。
 
もういっちょ、追記しますー!!6/9
整体入門
野口整体ですねー。これ、私も今から買いますッ!!笑
 


まだまだあるんですけど、古本しかないものとか、レア本もあるので、今日はこのくらいにしとこうー!!!

やたらと本ばっかり買ってるので、順番待ち中の面白そうな本がたくさん!!
これを全部自分のモノにできれば(脳味噌に入れられれば)凄そーだなー(笑)

それではみなさんまた明日ー!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知るということ、知らないということ

2020年06月08日 02時30分00秒 | 雑感
こんばんはー!!

今日は、いやはや、、、

スゴイの見ました。



憲法修正第13条

っていうドキュメンタリーなんですけど、African–Americanの人たちが、南北戦争から現代まで、どういう扱いを受けて来たかをドキュメンタリーにしたモノなんですけど、

正直、もはや想像超えてました。

勝手なイメージですけど、こんなの、戦争中とか、共産主義国での思想統制とか、そういうレベルで想像しても、まだまだ上って感じでした。

これが、まさか今日のアメリカで普通に行われてるなんて。

奴隷制度も本当に酷いと思いましたけど、今だって大差ないのかも?と思ってしまいました。

Netflixは普段は有料なんでしょうけど、今黒人差別に対する抗議が全米で激しく起きてるという中で、黒人がどのような状況に置かれているのかを知らしめるこのドキュメンタリーは無料で公開されています。

心臓の弱い方や、食事中の方、多感なお子さんとかは注意が必要かもしれませんが、知るということもあるいは必要かも知れないので、周りがケアしてあげながら、、、ということもあるいはアリかもです。

かなりの衝撃でした。亡くなってる方もたくさん映ってるので、そこは注意です。


でも、こんなことが、この先進国であり文化国家であろうアメリカで平然と公然と行われていると思うと、今まで知らなかったことが、なんとも、、、申し訳ないような、のほほんと生きてたな、、、と思うし、日本って平和なんだなとも思うし。

もちろん、日本にだってたくさん問題はあると思うし、それだって私が知らないだけのこともいっぱいあるだろうし、、、

そういうことも、やはりまずは「知る」ってことが大事なんだなと。

今日はいつものオンラインサロンでの「アメリカ黒人の歴史」読み合わせのYouTube生配信第7回目だったわけですけど、

その中で、「知っていること」の土台が違うと、同じことを聞いても解釈が全然違ってくるというのを実感して。


そのあと、今回のドキュメンタリーを見たわけですけど、

そうすると、今回のアメリカでの暴動を見て、単なるコロナの自粛のストレスとか言ってたら、ホントに不見識の極みだな、と思う。

今日見たドキュメンタリーはおそらく、今回の暴動を受けて作られたものではなく、とっくに撮られていたモノだと思うけど、内容的には完全に今回の暴動の発端となった事件と同じことが描かれているし、なんなら140年前にも同じようなことがあったらしいし、それはほぼ日常的に起きていて、

ただ単に今回はSNSで拡散されたために、世界中の知ることとなったってだけで、実はなにも新しいことじゃないっていう、、、


そうそう、今日知ったことは、

もしアメリカでお巡りさんに車を止められたとしたら、とにかく丁寧な言葉遣いで、絶対に怪しまれない動きで、場合によっては手錠をかけられるけど暴れたり絶対しちゃダメだってこと。

まず職質しようとする時点で、拳銃に手をかけているから、ちょっとでも何か武器でも出すのか?と思われたらその瞬間撃たれるって。

知らなかった、、、

なにも悪いことしてないのに、手錠とかかけられたら、絶対取り乱して暴れると思う。

でも、そんなことしたら撃たれるってんだからね。

それが普通らしい。


ほんと、驚いた。

知らなくても、撃たれれば死んじゃうからね。

いろいろ知らないことがある。

全て知るのは無理なんだけど、
自分に関係ないから、知る必要ないね、っていうこともできるけど、


知らないせいで、正しい理解や判断ができずに間違うことがあると思う。

知らないせいで誤解して、さらに相手をピンチに陥れるなんてことも、気が付かずにやってる可能性大。

知ったからって、全てを肯定する必要はないけど、知りもしないで、ハナからなかったことにしたり、間違った見方をしたりするのは、差別の場合であれば、差別してるのと同じことになっちゃうのかもしれない。


だからって、自分になにができるわけでもないけど、

まずは「知る」って努力からだって、思った。

ドキュメンタリーの中で、ワークソングって曲が歌で流れて来て、

その曲、ミュートの紹介で時々吹いてたんだけど、

歌詞を聞いて、その内容にビックリした。
知らずにかっこいい曲だなーくらいの感じで、吹いてたことが、なんだか恥ずかしくなった。

ときどき、結婚式に「愛の讃歌」とか、ヤバくないのか?と思ったり、

ほら、歌詞や曲の意味を知ってると、え?このシチュエーション大丈夫?ってのあるじゃない?

知らなくて良いの?

って思うじゃない??

それを自分も知らずにやってたな、、、って思って。ワークソングに歌詞があったなんてね、、、って。

そういうことが結局いっぱいあるんだよね。


音楽なんて、作った人の手を離れたら演奏者の自由でしょ?って考えもあるんだよね。

そこが難しいとこだと思うんだけど、

でも、再現する立場の演奏家であれば、やはりその曲を生み出した人の気持ちになんらかのリスペクトはあって然るべきかなと思う。

理解した上で、自分なりに噛み砕いて再構築するのはアリだと思う。

でも、知らないで、いや知ろうとせずに、その曲をやっちゃうのは、ちょっと敬意が足りないかもね。

自分が作曲家なら、ちょっとそういう気持ちになるだろうな、と思うと、少しは近づく努力っていると思うね。

ま、楽しければ良いじゃん?ってこともあろうから、「ねばならない!!!」とまでは言わないけどッ。

そんなかんなの日曜日でした。

それではみなさん、また明日ー!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やまとことばって凄いのねー、、、

2020年06月07日 00時30分00秒 | 動画&写真
こんばんはー!!

いやはやー、何かの拍子にお勧め動画に飛び込んで来たのが、

これ!


え??なんのこっちゃ??と思って見てみました。

いやー、眼から鱗。
古墳てそうなん??でも、その方が確かに良い。合理的だ!!

こりゃー面白い!!ってわけで、探して行ったら、素晴らしいチャンネルがあるのですねー。

そのチャンネルの「コトダマ」って言葉につられて、見てみると、、、

これ10本の動画リストなんですけど、いっきに見ちゃいましたし、物凄く感動しました。

日本のコトダマの凄さ、
古事記の凄さ、、、

古事記がまさか宇宙の成り立ちから書いていたなんてね、、、


あら?そう書いてみて、そういや、前に買った日本の古代あたりを書いた本にそんなこと書いてあったか(笑)
でも、腑に落ちてなかった。この動画のように、、日本語の1つ1つの音(いわゆる50音っていうのかな?)に意味があって、そこから読み解くと、どんな意味があるのかっていう観点から古事記を聞くと、

ふ、ふ、、ふ、深い!!

たまげました。おったまげました。


こう言うのって、学校で習った方が良いよね?!

と思いましたヨォー。是非ぜひ見てみてください。面白いからあーっと言う間!

それではまた明日ー!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完璧な基礎なんてあるのかなぁ??

2020年06月06日 00時53分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!!

今日は窓さえ開けてれば、暑いなりに爽やかでしたけど、練習するときは閉め切るので、そうするとさすがに蒸し蒸ししてきて、クーラーのお世話にならずにはいられませーん。

んで、なんとなくのんびりと「休む時間も大事だ!」と思いながら、練習するわけですけど、


ふと、

「完璧な基礎」なんてあるのかなー?と。

基礎をしっかり、ってのはよーく言われますし、そうだそうだ!!と思ったりしますよ。

小手先でやっちゃうんじゃなくて、ちゃんと土台を身につけていけば、あとは応用なんだから、的な。

基礎もできてないうちにあれこれやるのも、、、なんてのも、そーだそーだ!!と思ったりします。


んで、自分でもそんな風に思って、一つひとつちゃんと、、、と思って、アーバンを最初からやってみたり、

アンブシュアビルダー(というリップスラーの教本)を引っ張り出してみたり、

まぁ、一般的に基礎だと思われるようなものを一生懸命やってみたりするわけですけど、


それで、

あーこれで基礎がしっかりできた!
基礎が固まったから、超うまくなった、

と思ったことはなく、、、


なので、それはきっと基礎ではなかったのか、

それとも基礎のやり方として間違ってたかのどっちかだと思うんだけど、


でも、なんかそういう意味の「基礎」って本当にあるのかなぁ?みたいな気持ちがしたりして。


「これは譲れない」みたいなモノはあると思うんです。

例えば、呼吸とか、
ソルフェージュとか、
まぁ身体の使い方とか、


でも、いわゆる譜面に書けるようなヤツでの完璧な基礎ってのが、思い浮かばない。

そういうのって、やっぱりあるのかな?

この程度ができると、こういう曲が吹ける、みたいなのはあると思うんだけど。


あ、なんとなく今日は(今日も笑)自問自答になってる可能性があります(笑)


大抵、譜面で基礎を考えると、グルグルループしちゃうだけで、ロクなことがない(当社比、、、あはは)。


なので、そういう意味の基礎を固めるって考えを一回やめて、

楽器からいかに自分の思い通りの音を出すか
→自分の身体が自分のやりたい音楽が出るように動くようにする
→体を思い通りにコントロールできるように訓練する
→体が思い通りに動くために、障壁を取り除き、できるだけストレートに思いと体の動きがつながるようにトレーニングする。


ってとこだよなー、基礎だとしたら。


基本的な動作が自然に感じられるように教え込む。

これって、エフォートレス・マスタリーとおんなじようなことかもな。


ってわけで、どうなんだろう?

カタチとしての「完璧な基礎」ってモノがあるわけじゃなくて、トランペットを吹くことが自分の思いのままになるような身体の使い方を身につける、という繰り返しの過程が基礎練習なんじゃないかなぁ?って。

とても大事な作業だけど、終わりもないヤツ。

よーし、楽しんで鍛えましょー!

それではまた明日〜!おやすみなさーい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりにFIATくんを走らせて、地味練習をして、夜は自分もお散歩へ(笑)

2020年06月05日 00時49分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

今日はなかなか暑かったですねー。私は今すでに眠くて足があーったかいです(笑)子どもかッ?!


あれほど毎日のように乗ってたFIATくんですが、気がつけばこの前乗ってから早20日くらい経ったかな?

バッテリーのことを考えるとそろそろ動かさないとね!!というわけで、昼までちょいと練習してから、どこにも寄らない、定番の「ただ走るだけ」ドライブに行ってきました。

本日は、川越街道をずーっと走って、朝霞駐屯地の先までずーっと行って、そろそろいいかなー?というわけで、西東京へ向かう道に外れ、そこから大泉に抜けて、最後は目白通りに。

1時間半くらいのドライブ。

毎日のように乗ってる時には、もう全然気がつかなくなっちゃうんですけど、久しぶりに乗ると、、エンジン音が、、、

ボボボボボボボボボボボボボボボボ


こんな音してた??(笑)

好きな音でした(笑)

それに、あちこち錆びるらしく、シャーキリンキリンッ 、、みたいなあまりありがたくない音もして、、

ちょっと走れば大丈夫になるんですけど、うーん、錆びるのねー。。。


で、帰ってきてから、遅めのお昼からのお昼寝からの練習。。。


蝶形骨がうまく自由になってる時のかんかくが掴めてきました。今は固まってるな、というのも分かってきました。だんだんと、常にフリーにできるようにしたいと思います。


息の使い方も、この蝶形骨などがフリーになっていて、感覚がうまく掴めると、ちょとした「投げ縄」的な感覚で息を使うことができて(ってもはや何のことやら笑)、そうすると、パワーをかけなくてもスピードと遠投力が出て、なかなかにいい感じが掴めます。

完全に顔周りの無駄な力を抜くことができると、いろいろうまく行くので、それなー、そこなー。。。

こういう、一見地味なところを丁寧に、身につけていきたいな、と思うわけです。

今日、これまたスゴイタイミングですが、

コウタローさんのメールマガジンに「代償動作」というワードが。



そう!!それなんですよ、それ!!「代償動作」

これは、本来働くべき筋肉がうまく働けなくなってる場合、代わりに他の筋肉とかが頑張ってやってくれてるわけなので、ありがたい働きではあるのだけれど、

それが故にややこしくなってたり、本来なら簡単な話が複雑になったり、あちこちしわよせがきたりするわけ。

これを本来的な動きに戻す!!

それこそが、こういう地味練習ね。

体の声をよく聞きながら、本来の自然な動き、無駄のない動きをインプットし直すように丁寧にやっていく。

ヤケクソでやろうと思えば、今までのやり方でできるわけだけど、それが積み重なって、キツくなってきてたわけだからね。

ヤケクソにしない!!

それ、頑張ります。

夕飯を食べてから、なんだか筋肉が無くなっちまいそうだったので、アフリカ歩きをしに、ご近所を散歩。

まさかのオラトゥンジをApple Musicでかけながら、雪駄で夜のご近所へ繰り出すー。

そして、雪駄だけどノリノリー。

途中でチャリに乗ったお巡りさんとすれ違ったので、若干焦る(笑)

なかなか楽しいお散歩でした。

というわけで、今日もなかなかにいい1日でございました。

それではみなさーん、また明日ねー!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本質を知る努力をするかどうか

2020年06月04日 03時00分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!

今、Break the Silence/ Break the Violence という、パネルディスカッションのライブ配信を聴き終わったところです。午前0時に終わる予定の配信に気がついたのが、午前0時で、もう終わっちゃってるだろうな、と思いつつもダメもとで行ってみたら、真っ最中!結局1時間半弱の延長で終了しました。

なかなかに興味深い、、、とかいうとなんだかな、、って感じだけど、差別っていうことの本質をもっと知らないといけないな、と思い知ったって感じかなと。


前半にどういう話が出ていたかは分からないけど、メインのテーマは、

「黒人差別はダンスやミュージックにどう影響を与えたのか。そしてその「ブラックカルチャー」は世界にどう影響を与えたのか。私たちはなぜこれについて今考えるべきなのか。」

と銘打たれていた。


この配信を知ったのはさっきも書いた通り、ついさっきなのだけど、今日はどちらにしてもこの「本質を知る努力」ってことについて書くつもえりでいたので、さらに理解が進んだというか、もっと知らねばいけないなっと思い知ったというか、、、


日本だけなのか、世界的になのかは分からないけど、

まあ自分がいるのが音楽の世界だからどうしてもそこを中心に考えることになるけど、

なぜ、
どうして、
どんな背景があって、
どんな歴史があって、
そこにはどんな意味が込められていて、
いつから、


など、それをやる意味みたいなものを見つめたがらない気がする。

「見つめたくない」という側面と「見つめたからって何か得になるわけじゃない」「面倒くさい」という側面とあるように思う。

例えばだよ、

日本だと「宗教」っていうとみんな胡散臭い気分になって、あーハイハイって感じでちょっと見てみぬふりしたい感じがあるよね?

それでいて、初詣もするし、お墓参りもするし、なんならクリスマスを祝って、教会で愛を神様の前で誓っちゃうよね。

それって、どういうことかな?!とか、ほぼ考えない。

今も「三密」とか、もうお札ですか?魔除けですか?って感じで、それが本当に新型コロナの感染防止に役立つのかとか、そもそもそれがどういう病気なのかとか、もはや何も考えない。データも求めない。とにかく「三密だ!!」ってな感じで、私警察的なことになったりもする。もはや宗教、、、


そして、演奏に関しても、そのルーツは何かとか、その意味は?とか、どんな感情が込められているのか?とか、そういうことを調べたり、深めたりするよりも、「演奏が正しくできること」だけに主眼が置かれがち。

もう、「できちゃえばそれでOK」「できることが正義」的な。


そして、今アメリカで暴動が起きてるけど、それについてメディアで、

「大変なことになってますね。コロナでストレスも溜まってますし」

って。

そりゃー、コロナの自粛に辟易してるかもしれないよ。それにそのせいで暴動に参加してる人も中にはいるかもしれないよ。

だけど、本当の本質はそこじゃない。

アメリカという、白人社会の中で、長く受けてきたAfrican–Americanに対する不当な人種差別、、これを知らないと、この暴動の本質を見誤ることになる。

かくいう私も、ほんのちょいかじり始めただけで、本当のところは全然わかってないと思う。

実際、今日の生配信を聞いていて、

日本人が黒人音楽やファッションをやることはどうなのか?

って話になったとき、

ただの真似としてやるんだとしたら、自分たちの文化の盗用だ。
自分たちの文化を受け入れ、理解して音楽やファッションをやるのであれば、それは
リスペクトになる。

ファッションは真似ているのに、黒人が差別されているというときに、無視したり、黒人をみて怖がったりするのだとしたら、それは受け入れているとは言えない。


(意訳)
と話していて、そのほかに、

N–Wordという、聞き慣れない言葉のことが、


仲間内でbitch(これも良くない言葉)と言うのは良くても、他人に向かって言うのはナシだというのと同じく、N–Wordはアフリカ系アメリカ人の仲間内で言うのは良いが、その他の人は使うべきではない、

と話されていて、N–Wordの意味が分からなかった私は、まぁいけない言葉なんだなーってのは分かったけど、それが何かわからず、調べてみたら、

Nから始まる黒人奴隷を差別的に呼んでいたニガーということばのことだと、そこでようやく分かった。

こういうのって、本当に知らないことだらけだ。

でも、その「知らない」ってことで、相手や物事を自分や自分のコミュニティの尺度で測ってしまうと、間違いや争いや時には差別のもとになってしまう、ということを理解して気をつける必要がある。

音楽だって、メロディーだけ聞いたら、ライトでかっこいいねーって曲も、意味や歴史を知ると、ものすごく切なくて悲しい歌だったりすることも多い。

それを、イエーイ!かっこいい〜、ターノシーィ!とやるのも、まあ良いのかな?と思ったりすることもあるにはあるけど、

でもそれって、意味を知ってる人からすると、物凄い違和感だし、場合によっては侮辱と取られても仕方ないのかなと。

わからんけど、

例えば、神主さんの「かしこみーかしこみ!!」って祝詞を挙げてる状況を、

日本人が真似してキャッキャ言ってるのは、特になにも感じなそうだけど(神主さんは気を悪くしている可能性はある)、

外国人がデフォルメして真似してキャッキャ言ってたら、

日本バカにすんな!とか思いそうじゃない?

ひと昔前の海外の映画に出てくる日本人の典型って、

前歯が出てて、メガネかけてて、背が低くて、ペコペコしてて、カメラを首からかけてる

ってヤツだったじゃん?

あれ見て、気分が良くなった日本人って多分ほとんどいない。完全にディスられてると思ったはず。

じゃあ、映画を作った人たちは、日本人をディスりたかったのか?というと、そうとは言い切れないと思うんだよね。
単に、特徴を盛り込むとそうなる、ってだけな可能性は高い。

私たちだってひと昔前には、中国人の真似と称して、「◯◯アルヨ〜、アチョ〜!!」とか言ってましたよ。

でも、実際そんな風に喋ってる中国の人に会ったわけでもないし、あくまで勝手なイメージ。

それを見て、中国人が気分が良かったかはわからない。多分、なに言ってんだ?ってちょっと腹立たしかったんじゃないかな?

あとは、日本の侍とか戦国武将なども、海外のを見ると、どうしてそうなった???と思うこと多いよね。それも、まあ分かってないから、ってことだけど、ついつい「いやいやもうちょい勉強しましょうよ」と突っ込みたくなる。


こんな感じで考えていくと、音楽も譜面通りやれてるから良いじゃん?とか、かっこいいから良いじゃん?というのは、見る人がみたら(聞く人が聞けば)甚だおかしな、場合によってはバカにしてる?みたいになってる可能性も否定できない。

それは「下手だから」とかではないはず。

そういうことじゃなくて、「分かってない」っていう感じが、「なんだかなぁ」を生むのではないかな?


さりとて、100%ネイティブ的に理解できるか、100%情報を取り入れることができるか、って言ったら、もう一生がいくらあっても足りないに違いない。

そもそも自分のことだってよくわからないんだから、そんないろいろバッチリ理解できるはずなんてないわ。

でも、知ろうと努力していたり、知りたいと思っていたりする、その姿勢が大事なんじゃないかな?

知りたいんだー!!!!と一生懸命やってる人を見て、

それがたとえ10%しか分かってなかったとしても、その努力ってのは、何かに現れ、それがリスペクトとして伝わるんじゃないかと。

その国に対するリスペクト、
作曲者や作詞家に対するリスペクト、
文化に対するリスペクト、
歴史に対するリスペクト、

そういうものがあれば、たとえそれが完璧ではなくても、絶対に出てくるモノ(我らなら音楽)は違ってくるはず。

技術的には、なにも変わらないかもしれない。
でも表現的には、なにも変わらない、なんて言えるかなぁ?

今、「アメリカ黒人の歴史」を勉強してるわけだけど、少なくともゴスペルやブルースに対する見方は全く変わった。

あれをただの「スタイル」だと思ってたら、へーんな着物の着方してる何ちゃって日本人みたいな感じよね。

着てるモノは一緒だけど、そこに歴史やバックグラウンドがないから「キマらない」。


あー、日本人なのに歌舞伎とか茶道とか、そういうモノ、上っ面しか知らないなー。。。そういうのも、日本人としての「中身」だよね。。。詰めておきたいね。


そんなことを思いましたよん。


「知らない」ってことを見つめたくないって人もいるよね。そこに気づいたら、めっちゃ深くて自分が全然知らなかったことに気づくのが怖いから、見たくないっていうね。

それ、分かります。分かりますけど、それだと裸の王様だから、、、

一歩一歩しか進まないけど、進んでりゃーそのうち、「結構来たね」と思えてくるさー、と信じて進むのじゃー!!

そんなかんなで今日はおしまーい。

それではみなさん、まーた明日(*´∀`*)ノ″
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画を見て、練習をして、、、

2020年06月03日 01時48分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

いやはや、アメリカがとんでもないことになってますね。。。

めちゃ激しい暴動で、フィラデルフィアの友人がとても怖がっていました。

でも黒人の受けてきた差別ってのを考えると、こうでもしないと伝わらない、みたいな部分もあるのかな?とも思うし、でもこんなことしてたら、ますます黒人ってヤバいって思われるだけだとも思う。

どうやったら、こういうことは解決していくのか?そこを考えていかなきゃいけないな、と思いました。


そんなとき、藤井はのほほーんと「ニューオリンズ」という、サッチモも本人役で出演している映画を見ました。

ただみてるだけじゃ…ってわけで、エアロバイクを漕ぎ漕ぎ…

13.8キロも漕いでた(笑)

1920年くらいのニューオリンズが舞台なのかしら?

黒人にとっての音楽、そして白人社会がどんなもので、黒人の演奏するブルースやラグタイムをどんな目で見ていて、世間がどう判断していたか、

などがフィクションとは言え、とてもよくわかる映画でした。

後半、シカゴに舞台が移るのですが、そこでJAZZと呼ばれるモノになり、それがどうやって白人社会に受け入れられ、クラシックと近い社会的に認められた存在になっていくか、も表現されていて、とても面白かった。
Amazon primeで、無料で見られるので、オススメです。

れから、今日はボチボチオケスタも…というわけで、

レオノーレの3番とシエラザードを…

シエラザードは若かりし頃、やった曲なんですけど、今日ゲルギエフのCDと一緒にやったら、もはや4楽章とかヤバかった…

タンギングの基本的なスピードが(笑)

でもね、そうそう昨日の記事に書きましたけど、上手く蝶形骨が動ける状態でセッティングする&唇が良い状態で閉じていることで、ずいぶんと楽になりました。

舌も動かしやすくなるので、ま、あとは頑張れば、、、


タンギングも、トリプルで行くか、ダブルでアクセントの位置を付け直すか…

みなさんはどっち派???

私はねー、こういう時にも、元のまとまりは生かしたいタイプなわけー。

ま、それで速くできれば良いわけだけど…。


あー、あとはこんにゃく体操の本を掘り起こして来て、ちょいと試してみました。
野口体操の野口三千三さんの本も買ったんですけど、その雰囲気とあまりに違ったもんで、こんにゃく体操の方はちょっと本質ついてないなーっと勝手に判断して、お蔵入りさせてたんですけど、今見直すと、やる価値は十分ありますねー。自分の問題でした笑

なので、気に入ったいくつかの体操でいいからやろう、と思います。

いやー、さっき急に土砂降りになったから、慌てて窓を閉めたのに、もう止んだみたい。

さー、また明日にしましょう。それじゃーシャワーして寝まーす。おやすみなさーい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蝶形骨とアンブシュアと練習方法についての考え方!!

2020年06月02日 04時07分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!

ご飯を食べてから、Facebookで見つけたフリードリヒとハーデンベルガーとマルサリスという素晴らしいプレイヤーのZOOM対談を見ながら(もちろん英語!!)、おそらく脳がショートしたのか寝てしまい、気がつけば1時半…やたらと寝たようです。

なので、すっかり復活してシャワーして、エヴェリン・グレニーのこれまた素晴らしい本「リズムは心に響く」を読んで、さてそろそろとブログに取りかかったところでございます(笑)


今日のテーマ、蝶形骨とアンブシュアですけど、


本当は「アンブシュア」とは言いたくないんだけど、じゃあなんていうのさ?が思い浮かばなかったんで、、、えへへ。


ここのところ、

「音を出すために身に付いてしまった動き」を手離して、

「やりたいことをやってる(であろう)動き」を「楽器を持っても実際にやれる」ように練習する


ということに注力してるわけですけど、


今日見ていたFacebookのZOOM対談でウイントンの質問に対してハーデンベルガーが、

毎朝、(筋肉の)緊張のない状態で音のセンターを探すことが自分には必要だ
首とか喉、胸、上唇下唇の振動のバランスを取る
自分には分からないけれど、体(首、後頭部、肩あたり)の後ろが大切だという人もいる。ドクシツェルとかもそうだ


(以上、藤井的意訳)

的なことを言ってて、

前にハーデンベルガーの若い頃のウチでのウォーミングアップからコンサートや対談を撮った動画を見ていたので、その大まかな雰囲気は想像出来て、


上下の唇、振動、バランスかー、、、


ん?

あら??


音を出す時に、ここ数年で身に付けてしまった、息が来る前に唇が前に突き出ていく(開こうとする)動き、、、

ほんのりと、でも明らか良くないと気が付いてはいたものの、それよりもっと気になることに隠れて、見逃してた、、


でも、この先に開けるっていう癖はおそらくとてもよくないし、

それに絶好調の時には音が生まれるのを「見つめる」感覚があるんだけど、自分で唇を開くと、時間的な感覚がズルッと滑って体感できない感じになる、、それでは曲の深い感じが全くコントロールできないから表現不能〜!!


そこで、音が出る前には唇が知らんぷりしていられるように…


でも、なーんかマウスピースの当たり加減が気持ち悪くて、どうしても先に唇動くヤンケー!!


そこで、さらに子供の頃を思い出し、マウスピースのリムに上唇の上端をちゃんとひっかけて(収めて?止めて??言い方がわからん!)、そのあとは唇の存在は単に第三者的に内側から観察するだけにして、

つまり唇のことはマウスピースに任せて、単にマウスピースの中の上下の唇が綺麗でリラクシーな状態でセッティングされてるかだけ気にして、

その上で蝶形骨辺りも動けるようなイメージでいると、口の中を「広くしよう」と筋肉を「使わなくて」も、口の中に適度な空間が勝手にできる余地ができ、

そうすると、唇へ向かってくる息の流れの通り道も良くなり、唇を抜けた先の音のイメージに繋がりやすくなる。


で、これと同時に、「歌いたさ」「出したい音のアタック、響き、明るさ・暗さ、柔らかさ・強さ、音量…」などが「できてるときにやっているはずの動き」を楽器があってもできる、

ということをできるだけ100発100中にする

という練習!!


これなら、「よくないけどやれちゃう別なやり方」という、ありがたくない癖を練習するのではない、「やりたいことができる」ための練習になるから、手取り早いしクリエイティブ!!


いろんなメンタルやフィジカルのことを調べていくと、

どんどん細分化していくパターンと、
実は「もうヤーメた!!」と思って、しばらく離れたあと、気負いなくやりたいようにやったら、あら?前より上手くなってる、

というパターンの2分化していく気がする。


細かく細かく入っていくと、大抵どんどん吹けなくなって、、、あーもーぉ!!!となり、、

そこで辞めると、下手のまま終わるか、吹けなくなった、、、あまり書きたくない言葉だけど、潰れた、みたいになる。


おそらく、細かく細かく入っていって成功している人たちは、

その時点で「上手くいっている人」だと思う。

調子の悪い人、上手くいってない人、初心者は細かく細かくから初めてはいけない。

そういう人はまずは、「ま、いっか!」というメンタルになること。

メンタルとフィジカルは直結している

だから、ここで「わわわわ!!!」「どうしよう!!」「頑張らなきゃ」「努力が足りない」と焦れば焦るほど、体に余計な力が入り、冷静さも次第に失われ、アンブシュア界隈が固まってしまえば、蝶形骨周りも動けなくなり、そうするとここは横隔膜などの呼吸系に直結しているから、管楽器の生命線である「息」がショボくなって、もはや何やってもダメだぁ…ってなり、もっと細かく必死に…のループに入ることになる。


細かなことまで感じる「センサー」は必要だと思うが、楽器を「吹く」ために使う項目が多くなれば多くなるほど、その処理に時間とエネルギーを取られて、トランペットを吹くのに大切なスピードや瞬発的なエネルギーが分散して、思い通りからかけ離れてしまう。

だから、めっちゃ上手くいってる人以外は、

出したい音、やりたい音楽をいかに自然に楽に吹いてるところを想像できるか、その時のフィジカル(と言っても、細かな筋肉の動きではなくて、「エアギター」くらいのイメージでいい)はもちろん、メンタルも含め、どうなってるか、を想像すること

がまず勝負。

その想像したものを、楽器があってもどこまでやれるか

それに尽きる。


と、今は思って来ました。

脱力が分からないと全力も出せないからね。そこだ。


はーい、そんなカンナで、なんか電車の音がしたぞ??始発はまだのはずだけど(笑)

さー、ついに6月ですね!張り切っていきましょー!

と言った瞬間に…

おやすみなさーい!また明日ー(*´∀`*)ノ″
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気がつけば5月も終わりですねー

2020年06月01日 01時08分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!!

いやー、長いようなあっという間のような…

気がつけば、5月も終わり。

2月29日に新潟でレッスンしてる最中に、新潟で感染者が出たから、午前で終わりにするように、と新潟市からお達しが出て、

その晩のホテルをキャンセル(当日だからちょっとしかお金戻ってこなかったけど)して、ビューンと東京に戻り、、、

というわけで3月1日から、そりゃー会議とか車検とかで新潟に2度ほど行きましたけど、あとは車のエンジンをかけるためのお出かけと、最初から予定していた伊豆への温泉旅行(この時点ではまだ緊急事態じゃなかったからね)と、あー!!あとはライオンでのアルプス音楽団のおうちでオクトーバーフェスト的な無観客コンサート以外、ずーっとおウチで過ごした3ヶ月。

人生でこんなに家にいたことって、ないんじゃないか?って思うくらいだけど、やることなくて暇だなーって思ったことがまさかの1回もなく、

毎日毎日いろいろやることがあって、退屈どころか、やり終わらないよぉー、、、

と、むしろ自分ってどうなってるんだ??と不思議に思う始末(笑)

いろんなSNSでお仕事仲間のみなさんの投稿見てると、

「暇なので」
「やることないので」

と、多重録音に励んでいたり、
YouTubeチャンネルをスタートしたり、
動画編集をやったり、
断捨離やら、
めっちゃ練習やら、
DIYやら、
お料理やお菓子作り、
zoom飲み会、、、


本当にいろいろしてなさる。。。

素晴らしい!!!


私はねー、、、


本はたくさん書いました。読み終わったのはほんの数冊。半分くらい読んでるのは10冊とは言わないけど、んー5冊以上はあるけど、、、

あとは、オンラインサロン上での勉強??情報収集???

でも、このサロンは知識の宝庫でもあるけど、人間関係についてもとても勉強させてもらってると思う。

リアルに会ったことある人は1人もいないんだけど、今は50人弱、主要な初期メンバーは20人弱なのかな?

ありがたいことにそのメンバーに入れてもらえてて、情報が飛び交ってる。
きっと7割は単に面白いだけとか、ちょっとしたギャグとか何だけど、3割にとてつもない情報やヒントが隠されてる。

自分の頭が整うと、それに電流が流れてピカッ!と点く。

そして会ったことないのに、何となく書く文章で、人柄が伝わってきて、それで人間関係ができてる。

みんな「大人」で素晴らしい人たちばかり。しかも勉強熱心。

全く追いつかなーい!

でも、こっちがアウトプットすると、それを素晴らしく翻訳してくれる感じで、頭が整理されるので、いやはや、ありがたい。

もう前に書いたかもだけど、ドヴォルザークのスラブ舞曲について、

いまひとつ、踊りについても、ドヴォルザークについても、曲はもちろんよく知ってるけど、それは誰かが演奏したものを知ってるってだけで、もう一段深い、作曲者本人の実像というか、心の中というか、頭の中、生活、、そういうモノが近くに感じられる状態では全くなくて、それが何かしらの「違和感」なんだよね。

例えば、サッチモの「Nobody know de trouble I’ve seen」なんかは、本当の意味で分かるわけではないけれど、何かしらの肌感覚というか、そういう感じがあったわけなんだけど(今、『アメリカ黒人の歴史』を勉強してるんだけど、そうすると今までの分かるって感覚すら、何も分かってなかったんだ、ってことが分かったけど、それでもその時点では少しは分かってる気がしていた)、ドヴォルザークだと、こんなに好きな曲がいっぱいあるにも関わらず、どんな人たちが踊る、どんな踊りなのか、どんな意味があるのか、風景…そのどれもが肌感覚にない、、、

その違和感。

そういうモノは、西洋音楽(クラシック)には結構ある。

何かしら、「理解してない」という不気味さを感じながらも、それっぽくってのは、ちょっと気に食わない、、、


そんな不気味な気持ちをサロンに打つけたら(いや、資料や意見を求めて投稿した、という意味)、いやはや、電光石火のスピードで、ビックリするような論文やら本やらが紹介されるという、、、


こういうモノに当たっていけば、この何かしら空々しい、不気味さがなくなって、自分の音楽になっていくんじゃないかなーって思った。


日本では、と言い切っていいかわからないけど、

知ってどうなる?
知ったからって、別に楽器が上手くなるわけじゃない、
だから何?
それより練習、
普通に解説読めばいいんじゃね?

みたいな、「はっきりと効果が出ないことはムダ」みたいな、
「それってなんの役に立つの?」って感じが、根強いように感じる。

でも、それだと音楽が「技術」になっちゃうような。上手ければ良いっていう。。。

何かを伝えたり、表したり、昇華したり、訴えたり、、、

それを探さにゃーなんだろなー。

そんなことをキョロキョロしてるウチに3ヶ月が終わろうとしてるわけだ(笑)

もうちょい、腰を据えて資料に当たりたいね。どうしてもあっちもこっちも気になってキョロキョロしちゃってんだねー。

明日から6月だー。腰を据えて、焦らずに、でも着実にやっていこう!!


それではまた明日ー!!おやすみなさーい💕
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする