ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

本当、よく考えたら、全然分かってなかった、、、Arban

2020年06月10日 02時44分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

学生がどうしたら楽器の演奏だけじゃなくて、その背景とか歴史に興味持って、音楽をもっと「生きること」に近づけて考えたくなるかなー?なんて考えてて、

まぁ、例えばベニスの謝肉祭だとして、、

ベニスといえばゴンドラ。6/8拍子はその感じかなーとか、いろいろ調べたりして、

ベニスの謝肉祭ってどんなのだ?
なんて祭の様子もちょっと見て、

ははーん、モト歌が分かったぞ!!

なーるほどねー、、、

なんて、調べてて、Paganiniが出てきて、へー!!ホー、、、

んで、

アーバンとパガニーニが繋がり、

アーバン自身がパガニーニの影響をめっちゃ受けてることが分かり、


そこで、ふと、、、


あら??アーバンって一体どんな人生だったんだろ?

「トランペットのバイブル」と言われている教本を書いた人であり、そりゃーもう個人的にはこの教本に出会って30年じゃ利かない、、間も無く40年、、うぅ、、、気絶。。。というほどの長きに渡ってのお付き合いなのに、

アーバンについては、単に「知ってるつもり」だったということに気がつく。。。


すっかり恥じ入る。

慌てて調べた。ふむふむ、、、



そして、は??Saxhornの特任教授?

というわけで、あのアドルフ・ザックスの楽器だってのは分かるけど、はっきりどんなヤツだ?

と、調べる。


そういや、コルネットにピストンが付いてそれをトランペットが真似たって話だけど、

とまた調べる。

すると、

ピストンができて、まずはコルネットに。それでコルネットは音はよくないが(?!)機敏な動きが出来て、金管の花形に。しかしこの頃のトランペットは長かったから、それにピストンを付けたために指づかいが複雑になって、スピードに対応できず、、、

花形の座をコルネットに取られた。


で、19世紀の末にコルネットに似せて、長管をやめて短管にしたことで、音は犠牲になったがまた花形に返り咲いた。。。


コルネットに似せる前に、長いままピストンを付けたことがあるのか、、、

知らなかった、、、


あー、、、もうこの調子で行くと、本当に知らないことだらけだ。知ってるつもりだったことと、知らないことにすら気づかなかったこと。。。

今、アメリカ黒人の歴史をオンラインサロンでやっていて、それに関連して、いろんな差別の歴史やら、アメリカの歴史やら、知らなかったことだらけだし、ちょっと端っこを知ってしまったので、目にするもの、耳にするものに、「ひっかかり」ができて、今までなら気づかずにスルーしていたであろう情報に、何かしら引っかかる。

それは体操や整体のジャンルにも起き始めていて、前から持ってたけど、あまり内容にピンときてなかった本なども、今読み返すとキーワードが満載で、買った当時はそれがキーワードだったなんて、それすら気づかなかった、、、

なんか、別に知らなくても演奏できるし、知ったからってなんか変わるの?って話だけど、

ちょっと知ると、そこから指数関数的に何かが広がって、知識の網目がどんどん細かくなって、今までと見てるモノは同じでも、引っかかる量が全然違うから、同じもの見ても得る情報量&質が全然違ってくる、、そしたら、人生も変わってきちゃうんじゃないか???

なんて思っちゃいましたよぉ。

いやはや、それにしても全然知らないことだらけ。結構調べる派だと思ってきたけど、なんとまぁ。

ま、ことを始めるのに遅すぎるということはないのだぁー!!ってことで(笑)

それではみなさま、おやすみなさーい!!
コメント
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