わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

福祉から就労へ―困窮者支援の最前線

2013-04-16 23:15:17 | 福祉・社会保障
Eテレ ハートネットTV 
シリーズ貧困拡大社会 <困窮者支援の最前線>    2013.4.16(火)20:00~20:30

★沖縄での福祉から就労への丁寧な取り組みが印象的でした。このような事業を金沢市でもできないものか・・・
 就労移行支援事業所クロスジョブ金沢でお聞きしたこととつながりました。

◆パーソナル・サポート・サービス(伴走型支援)
第三者の目で寄り添いながら解決していくことが大切
その人の生活・暮らしの変化に合わせて一緒に考え、寄り添う

◆パーソナル・サポートのモデル事業が3月で終了。今年度、国の新たな支援策がスタート予定
全国29か所(継続:17 縮小:9 閉鎖:3)
横浜市:「生活・しごと∞わかもの相談室」閉鎖
→約150人中受け皿のない100人については、ボランティア団体が継続

◆新たな生活困窮者支援制度
 ①包括的な相談支援制度
 ②就労準備支援事業
 ③中間就労の場の育成
 ④ハローワークと自治体との連携
 ⑤家計相談支援の強化
 ⑥家賃補助の制度化
 ⑦子ども・若者の貧困防止

◆福祉から就労へ 支援の最前線・・・沖縄県
 就職・生活支援 パーソナル・サポート・センター
 生活相談員と就労相談員がペアで相談に乗る
 <例>働く意欲を引き出すプログラムにより、就労への意欲がわく。
    清掃会社への就職を希望するが、モップを絞る足の力が弱く、会社は雇用に難色を示す。
    →相談員がホームセンターへ行き、腕の力でモップを絞る器具を探し出す。
    →就職。大変勤勉に働き、雇用先での評価が高い。
    人の特性に合わせて器具を使うことによって会社に合った人材とマッチングできる可能性が広がる
    生活保護受給から納税者へ

◆湯浅 誠
 これからの人口減少社会では、人を切り捨てる余裕などない
 困窮者、障害のある人、高齢者、女性含めた全員参加型で社会を支えていく必要がある
 そうすることによって、社会全体がハッピーになる

金沢市内にDV被害者支援グループ発足

2013-04-16 21:46:19 | 男女共同参画
 DV被害者を支援するボランティア団体「かなざわDVサポート凪(なぎ)」が4月13日設立されたそうです。(4月14日付北陸中日新聞)
メンバーは、市が昨年開いたDV被害者支援員の養成講座で学んだ有志24人。犯罪被害者支援に携わる人や福祉関係者のほか、DV被害の経験者も少なくないとのこと。

また、同新聞4月16日付によると、金沢市は、「DVで傷ついた女性と子どもへの支援を強化」するとのこと。

 このような動きは、いずれも金沢市女性相談支援室の大変意欲的な取り組みの成果です。
 今年度、「女性相談支援室」は「人権女性政策推進課」へ移行し、女性室長は課長へと昇進しました。
 DV被害者支援が進み、女性の人権が尊重され、DVのない社会をめざしたいものです。