ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

本が届きました。

2014年09月20日 | ゆきちゃんの日記
昨日はご心配をおかけするような
泣き言をいっぱい書いてしまって・・・

申し訳ないです!

不安はいっぱいですが
その不安に押しつぶされていては
由紀子を支えることはできません!


母は、頑張ります。
(p`・ω・´q)




今日は朝から寒さで
目が覚めました。

急に秋が深まったような・・・

まだ9月だよ??


こんなに一気に寒くなったら
風邪をひいてしまいそうです。

今日はプールの日でしたが
由紀子の鼻が
まだズルズルいっているので
お休みをしました。

来週はプールがお休み・・・

10月からしばらく休会するので
今日が最後だったのに・・・

コーチに挨拶もできませんでした。


でも、今は
由紀子の体調を整えることを
優先したいと思います。



今日、アマゾンに注文していた本
が届きました。

自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心
東田 直樹
エスコアール




彼は会話ができない重度の自閉症ですが
お母さんの手づくりの文字盤や
パソコンを使って思いを表現することができます。


以前からこの本の事は知っていたのですが
あまり気にも留めていませんでした。


でも、先日
イギリスでこの本の事が話題になっているという
NHKの番組に出演していた
彼の姿を見て
本を読んでみたいと思うようになりました。


今まで高機能の自閉症や
アスペルガーの人が書いた本は
読んだことがありますが

重度の自閉症の人が
自分の世界を語った本は初めてです。


届いてすぐに
一気読みをしました。



私が由紀子との生活の中で

たぶん由紀子はこう思っているのだろう・・・

と、想像していたことが
本の中にたくさん書かれていました。

やっぱり・・・

そう思う事がいっぱいです。



ただ、あまりにしっかりした文章で
書かれているので

テレビで彼の姿を見ていなければ
誰かが彼の代わりに
書いたのではないかと疑ってしまいそうです。(笑)


テレビで見た彼は
普段は本当に重度の自閉症なのに
インタビューが始まって
文字盤を使うと
驚くほどしっかりと答えていました。

話し方は独特で
途中で集中力が欠けてしまう
場面もありますが

彼の中には
自我があることを
感じさせてくれました。




自閉症の人の心の中は
こんなにも冷静で、
論理的なのかと
びっくりしました。


もしかして、由紀子も
会話はできないけれど
心の中はいろんな思いで
一杯なのかもしれない・・・。

だとしたら・・・

大変です。(笑)




流し読みをしてしまったので
これからしっかり読んでみるつもりです。




=END=
コメント
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