ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

不安がこみ上げてくる

2014年09月19日 | シリコンオイル除去手術
今日はずっと雨が降って
肌寒い一日でした。


昨日の夜から
由紀子が鼻水とくしゃみで
つらそうです。


秋の花粉症だと
思うのですが

手術の時には
全身麻酔なので
鼻づまりなどが起きると大変!

朝から耳鼻科へ連れて行きました。


やはり秋の花粉症で
鼻炎を起こしていました。


由紀子は抗ヒスタミン系の
薬が使えないので
他の薬を出してもらいましたが
これが、ゆっくりとしか効きません。

なんとか手術までに
鼻水が止まってくれるといいのですが・・・


由紀子は鼻をすすってはいますが
機嫌もいいので
病院の後、デイへと送っていきました。





調子が悪いのは・・・母です。


台風が発生しているようで
気圧がいたずらしているのか
身体はだるいし
気分は落ち込むし…

完全にアンニュイ状態!


こんな日は
由紀子の眼の手術への不安が
一気に押し寄せてきます。


今も泣きそうな母です。
(o;ω;o)ウゥ・・・


ここで少し吐き出すことにします。

つらい事をいっぱい書くので
読み飛ばしてください!




今度の手術は
由紀子の左目に入れてある
シリコンオイルを抜いて
水と入れ替えるのですが・・・


この2年間
ドクターたちは
網膜が不安定だから
シリコンオイルを抜くことはできない!
と私に言い続けていました。

それなのに
シリコンオイルが劣化して
乳化を始めたら
「抜こうか!?」って・・・!


抜いても本当に大丈夫なのか?

不安で仕方がないのです。



シリコンオイルは長く入れておくと
身体に害がある物質だから
抜くことがベストなのですが

抜いたら・・・再剥離をするかも・・・


再剥離をしたら
再手術ができると言われたけれど

剥離を始めた時に
由紀子が教えてくれなかったら?
手遅れになったら?


右目はもう失明していて
左目しか残っていなのに・・・



本当は16日の術前検査の時に
ドクターにこの不安について
相談しようと思っていたけど
不在で再受診になってしまったから

不安が増幅してします。



由紀子に不安な顔は見せたくないから
いつもと同じように
笑っているけれど

由紀子の背中を見ていると

この子が失明した後
どうなるのだろうか?

どんな生活になるのだろうか?

由紀子はその現実を
受け止められるだろうか?

と、涙が出そうになってしまいます。



今日は本当に
気分が後ろ向きで
悪い事しか考えられません!!




今日は何度も由紀子に
抱きついてしまいました。



「お母さんは、ゆきちゃんが好きよ!」
o(*⌒―⌒*)oにこっ♪



と、言ってごまかしていますが

心の中で
「ごめんね!」
を繰り返しています。



もともと、由紀子の網膜剥離を見逃して、
手遅れにしてしまったのは
母の責任です。


由紀子が見えないと訴えた時の
私の判断ミスが原因なのですから・・・。



何度も書きますが
誰がどう慰めてくれても
この事実は変わりません!

母が一生背負うべき罪です。





あの瞬間に時間を戻したい!


この年齢になって
初めて「後悔」というものの
重さを知りました。


この重さを軽減してくれるのは
唯一、由紀子の笑顔だけなのです。


由紀子の笑顔を守りたい!

由紀子の左目を守りたい!


もう他には何もいらない・・・。






今日は安定剤を飲んで寝ます。


そして、明日の朝は
また由紀子に笑顔で
「おはよう!」
と、いいます。


=END=



コメント (2)
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