ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

チョッキンチョッキン

2002年01月30日 | ゆきちゃんの日記
髪を切りにいきました。

いつも友人の美容院で切ってもらいます。

鏡の前でショッキングピンクのクロスをかけてもらって
ニコニコです。

他の色では絶対に嫌・・・!!


そこへ新人さんが気を利かせて
絵本とマンガを持ってきてくれました。

すると先輩美容師さんが

「ダメダメ!」・・・・・

次に来た時に手にもっていたのは
婦人雑誌・・・(笑)

新人さん!ごめんなさいね!
誰もこんな小さな子が婦人雑誌を好むなんて思いませんよね。


鏡が大好きな由紀子は美容院へ行くのが楽しみです。

大きな鏡に向かって

「似合うかしら?」

ナルシストの由紀子さん大満足でお帰りでした。


髪を切るときの合言葉

髪の毛伸びたら・・・チョッキンチョッキン

動いちゃダメダメ・・・・チョッキンチョッキン




なんだか
少しお姉さん!



実は顔の右半分が腫れています。

学校で雑巾がけの時に
勢いあまって顔から突っ込んでしまったと、
担任の先生は言ってました。

いつもはスローな由紀子なのに・・・。


お願い!ケガはしないで!

母は自分がケガをした時よりも心が痛いのです。

=END=
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お留守

2002年01月28日 | ゆきちゃんの日記
由紀子はまだ学校の送り迎えが必要です。

私と2人で15分の道のりを歩いて帰ります。

その途中の家に犬小屋があります。

由紀子は犬が恐いくせに、
なぜかいつも覗き込むのです。

そこの住人(犬)は柴犬。

見られている時はうなるくせに
由紀子が通り過ぎると
ブロック塀の穴に顔を突っ込んでいつまでも見送ります。

由紀子も声を掛ける訳でもなく、
もちろん触るわけでもありません。

ただ、毎日その繰り返し・・・。

淡白な関係です。


でも、今日はその犬がいませんでした。

からっぽの犬小屋・・・。

由紀子は立ち止まって見ていました。

そして、ブロック塀の穴のところに来たら
由紀子がのぞいていました。

密かに、
ここで犬がむこうからのぞいたら
おもしろいのにと思ったりして…。

o(〃^▽^〃)oあははっ♪


「犬、いないね!?」と声をかけたら


「お留守」と答えました。


そう、あなたのお友だちは
春の気配に誘われてお出かけなのでしょう・・・・。

こちらはもう梅の花が咲いています。


=END=
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冷た~い!

2002年01月25日 | ゆきちゃんの日記
学校から帰ってくつろぎタイム!

由紀子はお気に入りのビデオを見ていました。

私は居間で横になって読書中・・・。


由紀子が台所に入って・・・・ドタドタと戻ってきました。

「ゆきちゃん~!」


私はただ由紀子に触ろうと思って手を上げました。

(本を読みながら手だけ・・・)

すると、手の平に冷たいものが・・・。

うっ!??????


由紀子は走ってビデオの前に行ってしまいました。

手の平に残ったものは氷

由紀子が冷蔵庫からくわえて来た氷でした。


氷を勝手に取ったことを叱られたと思ったのでしょうか?

「ゆきちゃ~ん!
氷!
お母さんいらないよ!」

と、言うと戻ってきて

またくわえて走っていきました。


何でもない一瞬の出来事でした。

でも、始終無言だった由紀子の心の中を想像したら

おかしくて一人で笑ってしまいました。


「氷でも食べちゃおうかなぁ・・・」

「あった!あった!」

「しまった!たべてはいけなかったか・・・。」

「しかたない おかあさんにかえしておこ~と!」

「え?!おこったんじゃないの?」

「なーんだ!用もないのに呼ばないでよね!
びっくりするじゃない!」

「あぁ!冷たくておいしい!」


ってところでしょうか・・・・(笑)


=END=
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なわとび

2002年01月23日 | ゆきちゃんの日記


二学期の終わりに今まで全く飛べなかったなわとびが
飛べるようになりました。

当面の目標は20回!

おかげさまでクリアーいたしました。

家でも、学校でもよく練習をした
由紀子の努力のたまものです。


立てば這え!
這えば歩めの親心・・・ではありませんが、

次の目標は30回。

でも、18・・19・・20・・21・・・・エッ?

20になるとピタッと止めてしまうのです。

20!20!と、
由紀子の頭の中にインプットされているみたいです。

今度は私が「30よ!30よ!」と叫んでいるうちに
何回飛んだかわからなくなってしまって・・・。

あれ?・・・

由紀子にみつめられてしまいました。


いや!にらまれたのかな?


=END=
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ピンクのマフラー 

2002年01月22日 | ゆきちゃんの日記
手芸品店をのぞいてみたらおもしろいものを見つけました。

編み機です。

箱に毛糸をかけて手で編んでいきます。

由紀子にもできるかも・・・と、

つい買ってしまいました。

由紀子の反応も良好で、
1時間ほどでここまで編みました。

「はい、この糸をひっぱって!」

「次はこの糸をはずして・・・。」

まだまだ、一目一目私の手助けが必要ですが、
由紀子の指が覚えるまでがんばります。

「ピンクのマフラー素敵ねぇ!」

何段か編むたびに編みあがった部分を頬にあてて
ニコニコの由紀子です。

母は作る喜びをたくさん知ってほしいと思っているのです。


=END=
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