ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

ひでき先生とのデート 

2001年12月27日 | 過去の日記
通信のバックナンバーを読んでいただいたらわかるのですが、
由紀子には王子様がいます。

1年生の時の交流学級の担任をしてくださった『ひでき先生』です。

2年生になる時に先生は転勤して行かれたのですが、
遠く距離は離れても由紀子の思いは続いています。

幸い先生のご実家はこちらですので、
帰省してこられた時には由紀子と会ってくださいます。

今回はピエトロで、食事をしながらのデートで~す!


その日が楽しい時間になるように予行練習をしました。

自閉症の子どもはちょっとしたことで
その場所には入れなかったり、落ち着かなくなったりします。

特に家族が付き添わない時には
いろいろな事をあらかじめ由紀子に
インプットしておかなければならないので
下調べは欠かせないのです。

案の定、最初に出された水が飲めませんでした。

「から~い!」    

????なんで?

私はあまり感じなかったのですが、
そのお店の水にはレモンが入っていました。

香り付けのためなのでしょうが、
由紀子は完全拒否です。

チェック!

何が食べられるか、

音はうるさくないか、・・・・。

私は細心の注意を払ってチェックしてきました。

がまんすべき事は前もって
由紀子が納得するまできちんと話しておきます。


そして、当日

車でお迎えに来てくださったひでき先生。

その車が見えた途端、
由紀子の顔がパッと明るくなって、

「ひでき先生だ!」と満面の笑みです。

先生へのクリスマスプレゼントを持って
いそいそと出かけていきました。


そして、出先から

「おかあさん!今から帰ります。」

と電話をかけてきました。

私・・・・由紀子から電話をもらったのは初めてでした。

受話器の向うの由紀子の声が
私への最高のクリスマスプレゼントでした。

どんなデートだったのか、
会話がうまくできない由紀子からは
詳しい事は聞けませんが、

上機嫌で帰宅した由紀子の顔が
最高のデートだった事を教えてくれました。

おっと!

書き忘れましたが
このデートの付添い人は担任のなおこ先生です。

デートのお膳立てから何から何までお世話になりました。
   


    ひでき先生!なおこ先生!
    由紀子に素敵な思い出を
     ありがとうございました。


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持久走大会うらばなし 

2001年12月13日 | 過去の日記
ともかく走ることが苦手で
歩いているのか走っているのかわからない由紀子なのですが、
持久走大会の日の出来事です。

みんなに応援してもらってとてもご機嫌で走っていた由紀子。

スロースピードでもうみんなからは1周以上送れています。

最終コーナーに入ったところで
担任の先生が大きな声激励をしました。

『由紀子~!走れ~!』    

 『手を振れ~!』


すると・・・・・・・・


由紀子はおもむろに応援してくれるおともだちやお母さんのほうを向いて

両手を上げて・・・・・・。

『みなさんありがとう~!』(とは言いませんが)

と手を振って走り抜けて行きました。


担任の先生はその場に崩れ落ちておりました。



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