ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

書きたいことがいっぱい

2003年02月28日 | ゆきちゃんの日記
今日はいろんなことがありました。
まずは学校で学習発表会があったこと。

4年生全員の発表が体育館でありました。

由紀子は縄跳びと班のホームページの紹介と
全員での合唱・合奏に参加しました。


実は私の勘違いで発表会に30分も遅刻してしまって
縄跳びは観ることができませんでした。

由紀子も私が来ていないことに気がついて
担任の先生に聞いたそうです。

「○○tomi(フルネーム)はどうしたの?」(笑)

どうしてフルネームで聞くのでしょうか?

なぜか最近私のことをよくフルネームで呼びますね。

ほかの発表はクラスの友達に助けてもらいながら
ニコニコ笑顔で参加していました。

お友達のほうが由紀子の能力はよく知っていて
上手にサポートをしてくれるのです。


次は髪を切りに行った時のこと、
今までできなかったシャンプーに初挑戦してきました。

仰向けに寝ることが怖くて嫌がっていたのに、
今日は自分から髪を洗いたいと言いました。

初めは緊張していましたが、すぐに慣れて
一言「きもちいい~」(笑)



最近はよくいろいろなことに
挑戦してみようとするゆきちゃんです。


過敏で何でも怖がっていた以前とは
少しずつ変わってきているようです。

反抗期を迎えて悪いことばかり見えていたけれど、
内面はちゃんと成長していたのですね!



最後は、ねーねーが帰ってきたことです。

大好きなねーねーが久々に帰ってきました。

夏休み以来です。

もう再会も大丈夫です。

ねーねーの顔を見ても逃げ出す素振りもありませんでした。

一緒に御飯を食べて、
一緒にお風呂に入って、
今は一緒に寝ています。


明日はまーまーの卒業式です。

私が留守の間はねーねーと
「千と千尋の神隠し」を見るのだと張り切っていました。

そして、その次の日はカラオケに行って
ねーねーとセーラームーンを歌うのだそうです。(笑)

今日は幸せいっぱいの一日でした


=END=
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ピアノ

2003年02月25日 | ゆきちゃんの日記
由紀子は先月からピアノのレッスンを始めました。

今日はそのレッスン日!

朝からピアノの先生のところに行くのを
楽しみにして学校へ出かけていきました。


由紀子が音楽が好きなことは小さな頃からわかっていました。

そして、耳で聞いた音楽を
キーボードで一つずつ音を拾いながら弾いている姿を見て
誰か由紀子にピアノを教えてくれる先生がいないかと
ずっと探していたのです。

バイエルなど使わないで由紀子のペースで、
一緒に楽しくピアノを弾いてくれる先生。

しかも、我が家の経済状態では
高いレッスン料は払えないから、
ほとんどボランティアで教えてくれる先生。(笑)


島ではとうてい無理な話だと思っていました。

ところが思いがけずぴったりの先生がすぐ側にいたのです。

あつこせんせい・・・
養護学校に勤務した経験もある友人でした。

家を建ててピアノを購入したのを期に
障害のある子どもさんにピアノを教え始めたと聞いて
すぐに連絡をとりました。

引越しまで2ヶ月しかないけど、
このチャンスを逃したくありません。

そして由紀子がどの程度のレッスンを受けられるのかも
試してもらいたかったのです。

ありがたいことに彼女は私の申し入れを
快く引き受けてくれました。

レッスンを始めて4回目。

簡単な曲を両手で弾く事に挑戦中です。


先生も驚くほど、
1時間あきもせずピアノに向かっているみたいです。

由紀子の中でまた新しい可能性が芽を出したような気がします。

レッスンに行くことのメリットは他にもあります。

学校の帰りに車で先生のお宅の前まで送っていくのですが、

の後は自分でチャイムを押してご挨拶をして家の中に入ります。

レッスンが終わると私の携帯に電話をかけて

「練習が終わったので迎えに来てください。」

と自分で伝えます。


一人で他のお宅を訪問する練習は
協力してくださる方がいないとなかなかできないので、
とても助かっています。

もっと早くレッスンをお願いできたらよかったのに・・・と、
本当に残念なのですが

由紀子がピアノの楽しさを経験できた事、
そしてレッスンを受ける能力があることを
確かめさせてもらえただけでもよかったと思っています。


引っ越したらまた新しい先生を必ず探してやろうと思っています。

残りのレッスンでどれだけ由紀子が成長してくれるか・・・
それも楽しみなのです。
o(*^▽^*)o~♪


=END=
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でんわよ~!

2003年02月23日 | ゆきちゃんの日記
会話が上手にできない由紀子は電話が苦手です。

家族からの電話だということが分かってから話すことはできますが、
かかってきた電話に最初に出ることができません。

何とか電話になれてほしくて
家族の携帯電話からかかってきた時には
音楽が鳴るようにして他の電話と区別できるようにしました。


今日は朝から母は一人で買い物に出かけていました。

その留守にねーねーから電話がかかってきたようです。


家にはまーまーとお父さんがいたのですが、
たまたま2人とも居間から離れたところにいて
電話に気がつかなかったようです。

めずらしく由紀子が受話器を取ったらしいのですが、
その後どうしたらいいのかわからなくて

半べそで「でんわ! でんわよ~!」と叫び続けたそうです。


電話の向こうのねーねーもびっくりです。

「ゆきちゃん!ねーねーだよ!だいじょうぶだよ!」

と叫んだらしいのですが、

パニック状態の由紀子の耳には入らなかったようです。


結局、駆けつけたお父さんが電話を受け取って
一件落着だったのですが・・・。

電話が鳴り出してから受話器を取るまでに
由紀子がどんな行動を取ったのか想像したらおかしくて・・・(笑)

でも、よく決心をして受話器を取ったと感心もしています。

さて、ねーねーの用事は何だったのでしょうか?


帰宅してからねーねーに電話をしてみたら・・・・


「何も用事はなかったよ。

(ρ_;)ただ・・・
ゆきちゃんが元気かな?と思ってさ!」


\(^▽^@)ノ アハハ
ねーねーにはかわいそうなことをしましたが、
あれほど嫌っていた電話を自分で取って、
家族に電話であることを伝えたのはすごい成長です。

もう少し練習すれば何とかなりそうです。


=END=
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やめてください

2003年02月16日 | ゆきちゃんの日記
今日は朝からご機嫌のゆきちゃん。

わがままも言わずニコニコ笑顔だったのでめっちゃかわいい!

コタツで横になっている由紀子に襲い掛かって
キッス攻めにしちゃいました。
o(*^▽^*)o~♪

すると初めはニコニコしていた由紀子が
くすぐったがって大笑い。

「やめてください!」の連発のあとに発した言葉は・・・。

「やめてくださいtomiさん!」(私の名前です。)

「やめてください○○さん!」(次は苗字です。)

(^▽^) ハッハッハ


だって大好きなんですもの・・・

やめられませんわ!○○由紀子さん!」

(* ̄∇ ̄*)


=END=
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元気になりました

2003年02月15日 | ゆきちゃんの日記
突然の熱発も1日で平熱に戻って
ゆきちゃん元気全開です。


熱がある間は止められていた
パソコンも解禁になってルンルンです。

スーパーに行きたかったようですが、
今日までは外出は我慢しましょう・・・。

(*^-^*)


熱が出ていた間、
めずらしくずっと蒲団に入っていた由紀子です。

39度近くまで上がったのですから
相当体がだるかったのでしょうね!


痙攣の発作の経験のある由紀子が熱を出すと、
私はハラハラして側から離れられなくなるのですが、
今回の熱発でも痙攣はありませんでした。


発作がなくなってから2年半・・・
薬を止める目安の5年までやっと半分です。

このまま過ぎてくれる事を願っています。


熱が出てつらかった間、
ずっと由紀子に添い寝をしてくれたのが
へのもちゃんにいただいたピンクのブゥタンでした。


なんだか、2匹のブゥタンが寝ているように見えますが、
大きい方は私の大事なゆきちゃんです。
お間違えのないように・・・

ニャハハ (*^▽^*)


=END=
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