関西風に言うと、けったいな本でした。
いえ、内容はけったいどころか、大真面目。西成に教会を作った女性のお話。
おのれを捨て、家庭を捨ててまで困窮者助けに奔走。
破天荒な女性の話は書評で見つけた本を手に入れて知りました。
さて、ところ変わってこちらは雪国魚沼。
ばらまく愛は少ないけれど、ばらまく雪はいくらでもある。
電車はばらまいた、いえ、除雪でできた雪の山の影を走る。
雪でできてU字溝の中を走るようなもの。景色も欠けて見えるでしょう。
こちらは国道のU字溝です。国道はコンクリートが削られるのか雪も黒い。
魚沼市の看板と、農天市場の屋根の間に、トラックの屋根が少し見えている。
気温の上昇に伴い山の急斜面は底雪崩が発生し、地肌が出てきた。
あの下では、先年カモシカの亡骸も見つかっています。危ない斜面です。
今年は雪の量が多くて、沢は深い雪に埋まっています。
これだけ雪が多いと、昨年のように転落しても、大けがはしないで済むかな。