A Torontonian Life

大学院留学、個人移民、カナダ企業でフルタイム正社員勤務。自然妊娠で双子妊娠・出産。現在、双子ワーキングママ。

天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話

2017-09-22 | Book/Movie Reviews

天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話/吉井妙子

音楽関係+育児の本の次は、スポーツ関係+育児の本。別に双子をトップアスリートにするつもりはありませんが、興味があったので読んでみました。

 

今回の本は共働き家庭も・・・とあったので、「会社員フルタイム共働き」でも子どもをトップアスリートに育てることができるのか!と期待して読んだのですが・・・。母親(一人の勤務医以外は)はスポーツはしていても会社員ではない、または専業主婦、またはパートの家庭、または自営業ばかりでした。朝から夕方まで9~10時間も拘束されている会社員夫婦の話ではない。やっぱり仕事が時間にFlexibleか、父親が休みが取りやすいとか、祖父母が練習の送り迎えできるなど、毎日の練習に付き合ったり、送り迎えできるかが、アスリートを育てるには重要みたいです。2年間で50カ国まわるとか。。。会社員なら会社やめないとできないこと。

 

カナダで有名なテニスプレイヤーも父親が子どもの練習に付き合ってたらしいです。親本人がコーチか、仕事をやめる経済力があったか、時間に融通のきく仕事じゃないと毎日数時間も子どもと練習できないですよね。

 

知り合いの教授が平日午後によく子どもをサッカーの練習の送り迎えしている。教授という時間にある程度融通が利くからできるんで、9-5時勤務の両親だと、毎日習い事の送り迎えなんて難しい。週末だけになるよね。共働き夫婦の友達や知り合いも、毎週末バスケなどの試合や練習に近隣市などに子どもを連れて行かないといけなくて毎週末忙しいって言っていました。日本だと自転車で子どもたちだけで行ったり(私も自転車で行っていました)、部活の顧問が公共機関で連れて行ってくれたりするから、毎週親が連れて行かなくてもいい。

 

 

 

おもしろいのは、

ートップアスリートは第二子、末っ子、または年上の友達と遊んでいた子が多い。本書で取り上げられているアスリートたちも末っ子が多い。

ー両親がスポーツやってた、親がスポーツ好きで、っていう家庭が多い。やっぱり小さいときからそれにずっと触れていることによって、好きになったり、やりたくなったりするみたいですね。

ー田舎や都市部以外の出身が多い。

 

らしいです。まぁ、頷けますね。

 

 

Reviewにもあったとおり、「いい話ばかり書かれていて、現実離れしている」と・・・たくさんの家庭を一冊にまとめたからそうなったのかな、という感じを受けました。

 

いい面の話しか書かれていませんが、毎日練習の送り迎え、週末の遠征、夏休みも返上、っていうようにトップアスリートにするには、親や祖父母の全サポートが必要で、かなり大変ですね。

 

 

 

 

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