A Torontonian Life

大学院留学、個人移民、カナダ企業でフルタイム正社員勤務。自然妊娠で双子妊娠・出産。現在、双子ワーキングママ。

トロント市労働者のストライク

2009-07-07 | カナダレポ
トロント市労働者(公務員)のストライクが始まって2週間と1日が経ちました。
ごみ収集者、市営のチャイルドケアセンター、市営のプールやコミュニティセンター、サマーキャンプなどがキャンセルされています。

一番問題なのが、回収されないゴミ。
私は幸運にも最近アパートに引っ越したため、ゴミはフロアのゴミ回収口から捨て、アパートのごみ回収者によって一箇所に集められています。
が、結局そのゴミは市の労働者によっては、回収されてないので、どうなってることやら・・・。

多くの家に住んでいる人たちは、裏庭に貯めておくか、コンポストで生ゴミを土に返すか、市が指定した回収所に持っていくほかありません。

トロント市のいくつかの公園が、そのゴミ回収場所に指定されました。
公園近くに住む住民の怒りの嵐。
当然でしょう、もともとストライクは市の労働者によって、それも30度を超えていた週に始まった。
ゴミのせいで、こどもたちは公園で遊べない、犬も放させられない、臭い、最悪には病気も心配。

さらに、働く母親たちは、デイケアがしまっているため、休暇を取らざるを得なかったり、ほかにお金を払って子供をみてくれる人を探さざるを得ない。

このトロント市の労働者が求めているものは、さらなるSick daysと退職後にその日数を現金化できること。
しかし、このゴミ収集者たちは、ゴミ収集とはいえ、いわゆる公務員なので、時給に換算すれば、時給40ドルくらいもらっているとか。
現在インタリオの最低賃金は9.50ドル。
彼らは、学歴が必要な公務員と同じように給料をもらっているにもかかわらず、労働組合の力が強いカナダでは、求めるものも大きい。
賛否両論。

隣の市の私営のゴミ収集者はもっと低い給料で、有給休暇も少なく働いているにもかからわず。

それに便乗したように、アルコール販売店(オンタリオ州がアルコールの販売を管理)もストライクするとニュースが。
ある一定のAgreementに達したようで、これはストライクにはいたらず。

しかし、ほんとにカナダはストライク多いです。
一番困ったのはやっぱり地下鉄とバスのストライク。

豚インフルエンザや他の病気が広まる前に、早くゴミ回収が始まることを祈るばかり。

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