引き続き、6月のロンボクでの活動を紹介します。
昨年12月より、主に中部ロンボクのあちこちで「ごみを再利用したクラフトづくり講習会」を実施しています。
アナック・バンサ財団(貧困層の子供への教育支援・生活支援をしている団体)のスタッフ向け(12月)
あまり布からアクセサリーづくり(プサントレンの先生と生徒向け)(12月)
6月には、スクニュッ村(プラヤ市)とウダヤナ町(マタラム市)で、プラスチックごみを再利用したクラフトづくり講習会を実施しました。
どちらも、ゆいツールの開発した「ごみについて考えるプログラム」も実施しました。
↑ 「ごみについて考えるプログラム」実施中。(スクニュッ村)(Desa Sukunyit)
↑ 「ごみについて考えるプログラム」実施中。(マタラム市ウダヤナ町)(Kampung Udayana)
講習会の講師はいつものように、NTBマンディリごみ銀行のアイシャさん(Mbak Aisyah)。(下の写真の緑の服を着た短髪の女性がアイシャさん)
↑ 講習会の様子 (スクニュッ村)
講習会後、ティアさんとハミドさんと一緒にアイシャさんのごみ銀行のオフィスへ立ち寄りました。
実はティアさんは、マタラム市ウダヤナ町でごみ銀行を開くことにしたのです!(Mbak Tia mau buka bank sampah baru di Udayana)
もともと、あまり布を活用したアクセサリーづくりをしていたティアさん。ゆいツールの活動にくっついて、アイシャさんから、他のごみ銀行からいろいろと学ぶうちに、とうとう自分でごみ銀行をやってみよう!と決心しました。ウダヤナ町自治会長のザイヌルさん(Pak Zainur)も巻き込んで、まずはコーヒーなどの飲み物の空き袋を住民から集めるところから始めることにしました。
↑ ザイヌルさんとの打ち合わせの様子
ティアさんはとてもクリエイティブな才能を持っているので、これからいろいろな不用品を見違える商品に変えていくことができるだろう、と私は信じています。ゆいツールは全面的に、ティアさんの「ウダヤナごみ銀行」を支援していくつもりです。
実は、前々回のブログで紹介したコンポストづくりも、ティアさんのお宅で行っています。ティアさんの家のあるウダヤナは、マタラム市の中心地です。コンポストづくりを含めた、ごみ銀行の活動がまわりに広がっていくことを願っています。(山)
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