さて、これはなんでしょう?
実はこれこそが、ごみ銀行が提供するクラフトの材料なのです。
インドネシア人が、毎日飲んでいるインスタントコーヒーや粉末ジュース、コンデンスミルクの空き袋などが、こうなります。↓↓↓
プラスチックごみの再活用です。
ゆいツールは、この作り方を、ロンボク島のあちこちで講習会を開いて伝えています。
講習会の最初には、ゆいツールが開発した「ごみについて考えるプログラム」を体験します。
(↑ マタラム市のNTBマンディリごみ銀行のアイシャさんと一緒に、西ロンボクのレレデ村で講習会を実施。9月1日)
(Yui-Tool membuat pelatihan tgl 1 Sep.2015 di desa Lelede Kec. Kediri di Lombok bersama mbak Aisyah yg bank sampah NTB Madiri)
最近は、ウダヤナごみ銀行を立ち上げたばかりの大学生のティアさんが講師になって、講習会を実施できるようになりました。
(マタラム市のウダヤナごみ銀行のティアさんと一緒に、中部ロンボクのプランベ村で講習会を実施。9月26日)
(Yui-Tool membuat pelatihan tgl 26 Sep.2015 di desa Pelambek di Lombok tengah bersama mbak Jeanithia yg bank sampah Udayana)
女性たちは熱心に学びます。
(↑ マタラム市のウダヤナごみ銀行のティアさんと一緒に、東ロンボクのクタンガ村で講習会を実施。9月27日)
(Yui-Tool membuat pelatihan tgl 27 Sep.2015 di desa Ketangga Kec. Suwele di Lombok bersama mbak Jeanithia yg bank sampah Udayana)
ゆいツールは昨年の12月より、ロンボク各地でこのような「プラスチックごみを活用したクラフトづくり講習会」を実施してきました。
そして、今考えていることは、各地にもっとごみ銀行を増やしたい、ということです。
女性たちがせっかくクラフトを作れるようになっても、近所にごみ銀行がないと材料が安定的に手に入りません。
12月からゆいツールの活動に参加しているティアさんは、6月に自宅でごみ銀行を開きました。まだ大々的な広報をしていないため、空き袋を持ってくる周辺住民は少ないですが、少しづつ空き袋を集め講習会を開き、職人さんを育成していこうとしています。
そしてそのようなごみ銀行をもっともっと増やすために、ゆいツールは来年度からリーダーの育成を行いたい、と考えています。
また、スマトラ島リアウ州のごみ銀行と連携して、リアウ州で作ったクラフトもロンボクで主に観光客向けに販売していきたいと計画しています。
ロンボクでは、NTBマンディリごみ銀行のアイシャさんが成功していて、私たちはアイシャさんの背中を見ながら仲間を増やして歩みを進めようとしています。
ゆいツールのロンボク島での取り組みについては、このブログ左側の「カテゴリー」内「ロンボクでの活動」をクリックしてご覧ください。
(山)
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