YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

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円陣(形)で・・・

2015-09-30 06:33:08 | Weblog
今朝の読売新聞の読者投稿欄に
小学校の先生の意見がありました。

「学校は学びの主体である子どもたちが作る」

こうした基本理念がある中、
学校運営はそうなっていないと・・・

4月の新入学、学年が変わった緊張感ある時期に、
基本理念に沿って、子どもたちと担任の先生と対話しながら、
1年間どのように過ごそうか?

楽しく絆を深めるために、
日々どのような役割をそれぞれにになってほしいか?
役割・責任を与えられた中で、ここまで成長押してほしい!!

などなど、いろんな妄想をしている姿が容易に浮かびます。

子どもたちのワクワク感、ドキドキ感をさらに高めて、
記憶にも残る1年を過ごしてほしい・・と願うのは先生のみならず、
保護者も一緒だと思います。

では何が問題なのか??

それは「学力テスト」にあるそうです。

年度の始まりで、理念に基づいたクラス運営を目指す計画段階のはずが、
テストの準備によってそれができない。

テストをすると決める大人が、
理念に反している・・・記事はそのように取れます。

詳しいことは分かりませんが、そうなんだと思います。

良く子どもたちにも言いますが、
「勉強しておかないと進路が狭まるよ」。

これは事実です。

それに悩む子どもがいます。

水は低い方に流れます。

その流れに身を任せて生きていくのも1つですが、
志なりを大きく抱き、一心不乱にそこ向かっていたはずが、
それとは違う方向に導かれてしまうこともしばしばあるんです。

だから勉強を疎かにしてはいけない。

けれども、組織に理念があって、
その理念とはかけ離れているようでは、意味がないし
存在価値がない。

テスト開催の時期の問題であれば、解決はできるかと思いますが、
時々、子ども主体であると言いながら、
余計な手管を付けていることに気づかずにいる大人を見ます。

手管に甘え、一方、支えに気づかずにいる子どもは、
自分だけが主役という勘違いを犯します。

それは大人の責任ですね。

教育のベースは家庭ですが、
外部組織的な学校や地域団体の役割は、
家庭との連携ををベースにしますが、
そこに踏み込める範囲は限りありです。

地域団体の一員としては、
子どもたちは、子どもたちの秩序の中で、
小さな社会を学び、
支えを感じる感性を磨けると思います。

クラス運営の良き方法につながるかわかりませんが、
スポーツでは、大事なことを伝える瞬間、
たとえばサッカーでは、いざ試合に臨む!!とか、
練習間の話、オーガナイズのポイント・目的・目標など
伝達確認するときには円になります。

学校でも実施されているんだと思いますが、
円形の机の配置で、顔を見合わせながら、時を過ごし、
意見交換をする習慣が付けば、
子どもたちのクラス運営参加や
グループワークへの参加意識が高められ、
描いた目標に近づくんではないかと思いますね。


大人が考えるのは、目標に沿ったオーガナイズではないでしょうか。

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