心して・・・

本日は大安です。

心穏やかに・・

過ごしたいですね。

昨日、我々の活動にも関連する裁判の判決が、
最高裁で出されました。

２００４年に起きた事故です。

校庭でサッカーボールを蹴っていた少年は、勝手な想像ですが、
無邪気に、上手くなりたい、憧れの選手の真似をして・・
遊んでいました。

そんな状況が一変。

因果関係があったということですが、
バイクに乗っていらした方が、
校庭から飛び出してきたボールをよけようと
ハンドルを操作。

転倒し、骨折をして長期入院。

１年４か月後に亡くなられました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

この件で、保護者の監督者責任が問われましたが、
判決は「日常的な行為の中で起きた予想できない事故」と判断し、
親の賠償責任はない。」と・・


ある意味妥当だと感じますが、
このことをきっかけに、亡くなられたという事実と
少年の心に深く残った記憶と後悔の念を思った時に
いたたまれませんね。

ここまでのプロセスの中で、要らぬ中傷などにもあった
可能性を考えるとこうした事故が起きないようにしないといけません。

意識が働かない指導現場の場合、
こうした安全管理を疎かにしていることは見受けられます。

１０年選手というか現場に長く出ている指導者であっても、
瞬間忘れることがあります。

そうした緩みが起きないように、日常的に伝達し、
気づいたときに指摘をしますが、
体の向き、立ち位置１つ変えられないことがあり、危険を感じます。

今回は保護者の責任が問われましたが、
指導現場を預かる人それぞれに、心に留めなければいけない判決であり、
日常的に再発防止を念頭に置かなければならない事故です。

本日の誕生花は「蔓日草」。

花言葉は「楽しい思い出」。

やんちゃに遊ぶ子どもたちを守るのも
導き手や大人の役割です。

楽しい思い出作りには、安全管理は欠かせません。

本日も心して活動しましょう。