YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

能書きはいい。読めばわかる!!!

スイッチは縦パスにあり

2014-06-04 07:29:35 | Weblog
昨日のサムライの戦い。

ブラジルワールドカップ開幕を控え
アメリカで調整試合が行われました。

今大会出場国との対戦は貴重なものですが、
お互いに思うところがあり、結果が良くても
なかなか「これで勝てる!!」とは言いきれません。

3-1の逆転劇を見ればファンには大きな期待が生まれます。

また期待している選手の活躍は、
その気持ちを更にヒートアップさせてくれます。

香川や柿谷といった若くて
世界基準になりつつある選手たちの活躍には、
日本サッカー界の大きな成長の象徴として
賞賛されているように報道各社の記事から感じ取れます。

仕事柄、色んなサッカーを見ますが、
最近、生で見るサッカーに異論があり
時間をうまく作る・・当然攻撃時ですが、
そこがあまりにも欠けているので、
見ていて忙しない。

今のフットボールは、意図してボールを動かし
守備に回ったときには、相手に時間、余裕を
与えないハードワークが必要です。

その通りにゲームを運んだサムライのフットボールは、
その思い通りにゲームを進めていたように感じます。

中でもボランチに位置する山口蛍の縦パスが見事であり、
テンポをつくる遠藤のボール運びが攻撃の生命線であることが
証明された試合でした。

短いパスと長いパスの組み合わせであったり、
また、短くても横パス、斜めへのパス、縦パスを
組み合わせた少ない動き、少ないタッチでのパス回しであったり・・
縦パスが入った瞬間に「スピードアップ!!」・・
全体へのメッセージが注がれ、受けてもボールを追い越すシーンが
増え、その先での数的優位な状態を作り出していました。

今朝の日経新聞のフットボールの熱源の記事にも
共通するところがあると思いますが、
スキルの高い選手をそろえ、ボールを失わなければ
センターフォワードがいなくても、トレーニング中のミニゲームと同じように
得点を重ねることができる!!と感じさせてくれた試合でした。

突破からゴールへの本質は、
いかにタイミング良く縦パスが入るか??
ではないでしょうか?

自分にとっては、これが見ていてもプレーしてても
楽しいフットボールです。


コメント
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