○池田大作と暴力団… <=15>…西岡研介他……2012(H/24)/8─宝島社
(表紙ウラ)
オウム真理教事件が起こリ,宗教法人法の改正で国会が揺れた1990年代半ば──
永田町であるテープの存在が囁かれた。
山口組の直参、後藤組の後藤忠政組長(2008年引退)と、
池田大作名誉会長の〝腹心〟として学会の裹仕事を担ってきた藤井富雄・都議会公明党
顧問(当時は都議)の密会テープである
このテープが永田町に流出。藤井顧問は後藤組長に対し、当時、自民党の組織広報本部
長として反学会キャンペーンの先頭に立っていた亀井静香議員の口封じなどを依頼したという。
果たしてその真相は?本書では〝盗聴実行犯〟と初めて接触し、生々しい証言の獲得に成功。
「パンドラの箱」からは、驚くべき事実が飛び出してきた!
────(以下、引用)──────◇─────(88頁から)──◇─────
本邦初の本格調査!
池田大作なき後に残る「創価学会」巨額資産を見積もる
信濃町施設の資産価値から墓苑事業の収益、関連法人の財務内容まで!
高橋篤史……ジャーナリスト
国会質問で出た「資産10兆円」は大げさだとしても、
大企業をはるかに凌ぐ経済実態を「見える化」してみた。
──(中略・以下、引用)─────◇─────(95頁から)──◇─────
◆国債運用に回る墓苑事業の収入
墓苑事業についてはもう少し正確に実態を掴むことができる。現在、創価学会は13力所の墓苑、
納骨堂を運営するが、そのうち群馬県渋川市で87年に完成したはるな平和墓苑については関連団
体の財団法人平和墓苑が運営する。
同財団が県に提出した事業報告書からは好採算ぶりが浮かび上がる。貸借対照表を見ると、開
発には土地・建物などで129億円ほどが投じられたようだが、2万6000基余りの墓地は完売。
納骨堂には毎年500柱近くが収蔵され続け、累計1万柱を数える。
永代供養料や納骨堂使用料など事業活動収入は毎年3億円余り。経費を除いた差額〈一般企業
の営業利益に近いもの)が直近5年平均で1億1100万円という儲けぶりだ。
このため国債などで運用する金融資産は3年度末で約53億円に積み上がっている。こうしたド
ル箱がほかに12カ所もあるわけだ。
創価学会の墓苑事業を巡っては91年に発覚した多額の申告漏れが有名である。「墳墓地の貸付」
にあたる収益は非課税だが、墓石・カロート(納骨堂)代に相当する収益には軽滅税率ながら法人
税が課されるとして、税務当局が学会(当時は運営5力所)と平和墓苑に対して約30億円の申告漏
れを指摘したのだ。もっとも、学会が販売する画一的な規格型墓地は民間霊園に比べて割安とさ
れ、極端に低い原価率で暴利を貪っているわけでもない。好採算なのは広告宣伝など販売費をか
けずとも申し込みが殺到する巨大な「学会マーケット」が存在するためだろう。
◆民音の金融資産は105億円!
創価学会の周りには関連公益法人や開連企業が数多く存在する。それらは有機的に結合し、カ
ネを外部に漏らさないコングロマリツトを形作つている。
経済力をますます強大にさせる、じつによくできた仕組みだ。
関連公益法人の先駆けは財団法人民主音楽協会(民音)である。信濃町の民音文化センタ—を拠
点に演奏会など音楽活動を行なう。事業報告書によれば、10年度の事業活動収入は66億円。演奏
会で多かったのはイルカ(29回)や研ナオコ&野ロ五郎(28回)、大月みやこ(24回)といったところ。
じつは07年度决算で民音は129億円もの減損損失を計上している。保有する土地の簿価は3分
の1に切り下がった。
おそらく89年に明治生命保険から取得した民音文化センターの土地がバブル崩壊で値下がりし
たためとみられる。
言つてみれば高値掴みしたわけだが、それでも現在105億円もの金融資産が積み上がっている。
◆寄付金576億円をたちどころに集めた創価大学
創価学会にとつて信濃町と並ぶ一大聖地である東京都八王子市には学校法人価大学や財団法
人東京富士美術館などが蝟集する。
創価学会はエリート養成にとりわけ熱心な宗教団体として知られる。優秀な子弟は早い段階で
「未来会」(現在の未来部)に選抜され、池田名誉会長から直接薫陶を受けてきた。出身者は「鳳
雛会」などと名乗り、中枢を担つていく。学会は8年代以降、創価大学のほかに小中高校を運営
する学校法人創価学園を設立し、そんなエリート集団を純粋培養してきた。自らが「フォートレス
(要塞)一と呼ぶ重要な拠点だけに、その集金力も凄まじい。
例えば、創価大学は10〜11年度にかけて「40周年寄付事業」の号令の下、寄付を募ったが、じつ
に567億円もの巨費がたちどころに集まった。保有する金融資産は1281億円にまで積み上がって
いる。同様に、創価学園も10年度に119億円の寄付を集めた。
莫大な資金力が物質へと転化した究極の姿こそが東京富士美術館と言ってよい。同美術館を巡
っては93年に脱税事件へと発展したルノワール騒動が知られる。
「浴後の女」などルノワールの絵画2点の売り込みに対し、同美術館は三菱商事を取引の代理
人に立てることで応諾。三菱商事は売り込みを図つたグループに対し、計36億円の小切手を帝国
ホテルで交付した。しかし、そのうち15億円分もが受取人不明となり、売り込みグループのうち2
社・3人が脱税に問われた。三菱商事が代理購入した翌年、東京富士美術館は41億円で問題の絵
画を引き取つたが、これもある意味では豊富な資金力を物語るエピソードと言えるだろう。
現在、同美術館が所蔵するのは油彩画310点や陶磁器488点、彫刻108点など全部で9426点、簿価
は499億円に達する。さらに金融資産は141億円も保有、定期預金や国債のほか外国社債でも運用
している。
◆なみいる大企業をも凌駕する経済規模
こうした公益法人や創価学会本体の周囲を固めるのが関連企業群である。
日本図書輸送は『聖教新聞』の配送を担い、その関連会社ニット保険は会員相手に保険代理店
業を営む。先述した墓苑事業の前段階には富士白蓮社が控える。会員向けに友人葬などをとり行
なってくれるのだ。全国各地の中小規模の会館は創造社が一手に設計業務を引き受けている。
11年3月期の事業報告書によると、礼拝所の新築設計だけで進行中の案件は全国で43ヵ所を数
える。完成した会館は日光警備保障が堅牢に守る。08年6月期决算によると、警備収入の相手は
創価学会20億9600万円、聖教新聞社(法人としては創価学会と同じ)1億6200万円、創価大学
9300万円など。潮出版社からも2700万円の受注があった。創価大学が学生向け物販サービスのた
め設立した創学サービスは東京富士美術館の清掃業務も請け負う。
04年になつて戦略的に設立されたと思われるのが信濃建物総合管理だ。建設部門の栄光建設な
どを吸収し、06年から全国規模で会館の管理業務を行なつている。創価学会本体から代理権を付与
され、契約,発注業務を一括して請け負う仕組みらしい。取締役陣には次期会長との呼び声も高
い谷川佳樹事務総長が名を連ねている。
かって国会質問で飛び出た「資産10兆円」との数字は大げさだとしても、これまで見てきた断
片情報だけでも「学会コングロマリット」が相当額の資産を保有していることは明らかだ。
歴史を紐解けば、そもそも在家信徒の集まりである創価学会と経済活動とは表裏一体の関係だつ
た。戸田第二代会長は出版社「日本正学館」を設立し、敗戦8日後には大手新聞に中学生向け通
信教育の広告を掲載するという商魂のたくましさを見せ、若き日の池田名誉会長を社員に登用する
など、同社を学会の根城にした。モの後も貸金業の「東京建設信用組合」を経営し、それが破綻
すると同じく「大蔵商事」を興した。
60年代に池田第三代会長になつてからは関連企業が次々と設立され、社長会が定期的に開かれた。
かつて「貧乏人と病人のための宗教」とも言われた弱者救済を旨とする創価学会の経済力は、
なみいる大企業をも凌駕するまでになった。しかし、全貌が見えぬまま膨張するその威容は、社
会に根強く残る学会アレルギーの一因であり続けているのも確かだ。
───────(~97頁)──────◇────────(引用ここまで……つづく)
◆日蓮(宗)は《日蓮の妄想!!・妄説!!・妄言!!》
―宗教を語る― =源濁れば流れ清からず=
◆池田創価学会は、日蓮利用の脱税・詐欺・横領等に恐喝・暴力もある反社会団体である。
その親分は、史上類なき・(おぞましき・カリスマ)池田大作
◆これまでも……これからも……池田創価の公明党
大衆だまし ヒトラー、ポルポト、イケダ …で50年
◆創価はなぜ悪いのか?
(表紙ウラ)
オウム真理教事件が起こリ,宗教法人法の改正で国会が揺れた1990年代半ば──
永田町であるテープの存在が囁かれた。
山口組の直参、後藤組の後藤忠政組長(2008年引退)と、
池田大作名誉会長の〝腹心〟として学会の裹仕事を担ってきた藤井富雄・都議会公明党
顧問(当時は都議)の密会テープである
このテープが永田町に流出。藤井顧問は後藤組長に対し、当時、自民党の組織広報本部
長として反学会キャンペーンの先頭に立っていた亀井静香議員の口封じなどを依頼したという。
果たしてその真相は?本書では〝盗聴実行犯〟と初めて接触し、生々しい証言の獲得に成功。
「パンドラの箱」からは、驚くべき事実が飛び出してきた!
────(以下、引用)──────◇─────(88頁から)──◇─────
本邦初の本格調査!
池田大作なき後に残る「創価学会」巨額資産を見積もる
信濃町施設の資産価値から墓苑事業の収益、関連法人の財務内容まで!
高橋篤史……ジャーナリスト
国会質問で出た「資産10兆円」は大げさだとしても、
大企業をはるかに凌ぐ経済実態を「見える化」してみた。
──(中略・以下、引用)─────◇─────(95頁から)──◇─────
◆国債運用に回る墓苑事業の収入
墓苑事業についてはもう少し正確に実態を掴むことができる。現在、創価学会は13力所の墓苑、
納骨堂を運営するが、そのうち群馬県渋川市で87年に完成したはるな平和墓苑については関連団
体の財団法人平和墓苑が運営する。
同財団が県に提出した事業報告書からは好採算ぶりが浮かび上がる。貸借対照表を見ると、開
発には土地・建物などで129億円ほどが投じられたようだが、2万6000基余りの墓地は完売。
納骨堂には毎年500柱近くが収蔵され続け、累計1万柱を数える。
永代供養料や納骨堂使用料など事業活動収入は毎年3億円余り。経費を除いた差額〈一般企業
の営業利益に近いもの)が直近5年平均で1億1100万円という儲けぶりだ。
このため国債などで運用する金融資産は3年度末で約53億円に積み上がっている。こうしたド
ル箱がほかに12カ所もあるわけだ。
創価学会の墓苑事業を巡っては91年に発覚した多額の申告漏れが有名である。「墳墓地の貸付」
にあたる収益は非課税だが、墓石・カロート(納骨堂)代に相当する収益には軽滅税率ながら法人
税が課されるとして、税務当局が学会(当時は運営5力所)と平和墓苑に対して約30億円の申告漏
れを指摘したのだ。もっとも、学会が販売する画一的な規格型墓地は民間霊園に比べて割安とさ
れ、極端に低い原価率で暴利を貪っているわけでもない。好採算なのは広告宣伝など販売費をか
けずとも申し込みが殺到する巨大な「学会マーケット」が存在するためだろう。
◆民音の金融資産は105億円!
創価学会の周りには関連公益法人や開連企業が数多く存在する。それらは有機的に結合し、カ
ネを外部に漏らさないコングロマリツトを形作つている。
経済力をますます強大にさせる、じつによくできた仕組みだ。
関連公益法人の先駆けは財団法人民主音楽協会(民音)である。信濃町の民音文化センタ—を拠
点に演奏会など音楽活動を行なう。事業報告書によれば、10年度の事業活動収入は66億円。演奏
会で多かったのはイルカ(29回)や研ナオコ&野ロ五郎(28回)、大月みやこ(24回)といったところ。
じつは07年度决算で民音は129億円もの減損損失を計上している。保有する土地の簿価は3分
の1に切り下がった。
おそらく89年に明治生命保険から取得した民音文化センターの土地がバブル崩壊で値下がりし
たためとみられる。
言つてみれば高値掴みしたわけだが、それでも現在105億円もの金融資産が積み上がっている。
◆寄付金576億円をたちどころに集めた創価大学
創価学会にとつて信濃町と並ぶ一大聖地である東京都八王子市には学校法人価大学や財団法
人東京富士美術館などが蝟集する。
創価学会はエリート養成にとりわけ熱心な宗教団体として知られる。優秀な子弟は早い段階で
「未来会」(現在の未来部)に選抜され、池田名誉会長から直接薫陶を受けてきた。出身者は「鳳
雛会」などと名乗り、中枢を担つていく。学会は8年代以降、創価大学のほかに小中高校を運営
する学校法人創価学園を設立し、そんなエリート集団を純粋培養してきた。自らが「フォートレス
(要塞)一と呼ぶ重要な拠点だけに、その集金力も凄まじい。
例えば、創価大学は10〜11年度にかけて「40周年寄付事業」の号令の下、寄付を募ったが、じつ
に567億円もの巨費がたちどころに集まった。保有する金融資産は1281億円にまで積み上がって
いる。同様に、創価学園も10年度に119億円の寄付を集めた。
莫大な資金力が物質へと転化した究極の姿こそが東京富士美術館と言ってよい。同美術館を巡
っては93年に脱税事件へと発展したルノワール騒動が知られる。
「浴後の女」などルノワールの絵画2点の売り込みに対し、同美術館は三菱商事を取引の代理
人に立てることで応諾。三菱商事は売り込みを図つたグループに対し、計36億円の小切手を帝国
ホテルで交付した。しかし、そのうち15億円分もが受取人不明となり、売り込みグループのうち2
社・3人が脱税に問われた。三菱商事が代理購入した翌年、東京富士美術館は41億円で問題の絵
画を引き取つたが、これもある意味では豊富な資金力を物語るエピソードと言えるだろう。
現在、同美術館が所蔵するのは油彩画310点や陶磁器488点、彫刻108点など全部で9426点、簿価
は499億円に達する。さらに金融資産は141億円も保有、定期預金や国債のほか外国社債でも運用
している。
◆なみいる大企業をも凌駕する経済規模
こうした公益法人や創価学会本体の周囲を固めるのが関連企業群である。
日本図書輸送は『聖教新聞』の配送を担い、その関連会社ニット保険は会員相手に保険代理店
業を営む。先述した墓苑事業の前段階には富士白蓮社が控える。会員向けに友人葬などをとり行
なってくれるのだ。全国各地の中小規模の会館は創造社が一手に設計業務を引き受けている。
11年3月期の事業報告書によると、礼拝所の新築設計だけで進行中の案件は全国で43ヵ所を数
える。完成した会館は日光警備保障が堅牢に守る。08年6月期决算によると、警備収入の相手は
創価学会20億9600万円、聖教新聞社(法人としては創価学会と同じ)1億6200万円、創価大学
9300万円など。潮出版社からも2700万円の受注があった。創価大学が学生向け物販サービスのた
め設立した創学サービスは東京富士美術館の清掃業務も請け負う。
04年になつて戦略的に設立されたと思われるのが信濃建物総合管理だ。建設部門の栄光建設な
どを吸収し、06年から全国規模で会館の管理業務を行なつている。創価学会本体から代理権を付与
され、契約,発注業務を一括して請け負う仕組みらしい。取締役陣には次期会長との呼び声も高
い谷川佳樹事務総長が名を連ねている。
かって国会質問で飛び出た「資産10兆円」との数字は大げさだとしても、これまで見てきた断
片情報だけでも「学会コングロマリット」が相当額の資産を保有していることは明らかだ。
歴史を紐解けば、そもそも在家信徒の集まりである創価学会と経済活動とは表裏一体の関係だつ
た。戸田第二代会長は出版社「日本正学館」を設立し、敗戦8日後には大手新聞に中学生向け通
信教育の広告を掲載するという商魂のたくましさを見せ、若き日の池田名誉会長を社員に登用する
など、同社を学会の根城にした。モの後も貸金業の「東京建設信用組合」を経営し、それが破綻
すると同じく「大蔵商事」を興した。
60年代に池田第三代会長になつてからは関連企業が次々と設立され、社長会が定期的に開かれた。
かつて「貧乏人と病人のための宗教」とも言われた弱者救済を旨とする創価学会の経済力は、
なみいる大企業をも凌駕するまでになった。しかし、全貌が見えぬまま膨張するその威容は、社
会に根強く残る学会アレルギーの一因であり続けているのも確かだ。
───────(~97頁)──────◇────────(引用ここまで……つづく)
◆日蓮(宗)は《日蓮の妄想!!・妄説!!・妄言!!》
―宗教を語る― =源濁れば流れ清からず=
◆池田創価学会は、日蓮利用の脱税・詐欺・横領等に恐喝・暴力もある反社会団体である。
その親分は、史上類なき・(おぞましき・カリスマ)池田大作
◆これまでも……これからも……池田創価の公明党
大衆だまし ヒトラー、ポルポト、イケダ …で50年
◆創価はなぜ悪いのか?