ちょっと遅くなってしまいましたが、今年最後のとりとなる大会、
防府読売マラソンに行ってまいりました。
20日(土)昼過ぎのフェリーに乗って本州へ渡る。
宿泊地は、会場のある防府より手前(広島川)電車で約30分ほど「徳山駅」前の
東横インホテルに夕方到着。(夕飯、カレー大盛りが無料なのだ)
前日のカレーはよくないと本に書いてあったが、素人ランナーには関係なし
なぜ、防府でなく徳山なのか
その答えは・・
防府駅前のスーパホテルをネット予約開始OKの深夜予約を行った。
完璧だと思っていたが・・・それからかなりの日がたって判明
今年の防府は、1週間後にずれていたのだ
時すでに遅し。防府市内はどこもむり・・・このあたりから、今年の防府は何かが
違う予兆あり。
21日(日)6時に起きて、熱いシャワーをあび気合十分。
食事前に、ラン準備にはいる。ワセリン塗りのガーニーグーを塗り~の
、ソックスを取りだす。
オレンジ色の両足分を一個にくるっとまとめているのでばらす。
それをみた坊ちゃん絶句。
5本指ソックス右足 、もう片方・・・右足用 の通常タイプ。
形状違いに、どちらも右足。とどめは、通常タイプは、ウルトラ用の前の部分が
厚めになっており裏返してもはけない。
(シューズは、アディゼロ匠レンのぴっちぴちシューズ)
移動用にはいてきたソックスは、ウルトラ用のめちゃくちゃ極厚タイプ。
頭・・・真っ白 大会 もうすでに終わった。お前の体は死んだ!!
参加することに意義あるのだ・・・呆けた頭でたんたんと着替え、
ホテル朝食いただき駅へ向う。
ここはしっかりチェックしてある。徳山発の電車時間少し前に行くと座れません。
昨年学習ずみ。広島方面からきて20分以上前に到着してここで待機しているのだ。
広島方向からの到着時間をチェックしてその時間にいくことがお奨め
この電車は、松山から参戦するラン友さん(turu姫さま、ドテチンさん、ドラゴンさんたち)
が乗っているので乗車して車内散策、発見して近くに着席。
ごあいさつがてら、瀕死の坊ちゃんの事情を話し、
すでに成績不調時の言い訳をしときましたです
電車発車してしばらくすると、防府駅に迎えにきてくれる彦にゃん師匠から電話がはいる。
予定どおりの9:16分に防府駅につくはずなのに、坊ちゃんは1本あとの到着時刻を伝えてしまい、
先にいってくださいと応えている。
?? もう、頭がパニック状態でこんなとんちんかんな回答したみたい。
今でもなぞ~
防府駅に到着し、シャトルバス待ちの長い行列だがラン友turu姫さまたちとわい
わいなので退屈なし。順番きて料金支払って乗車しようとしたら
なんと、今回は無料ですと 助かりますわ~
現地到着、受付すまし・・松山でこの日応援ランしてくれてはるラン友さんからの
応援メッセージで現地でソックス買えとの指示をいただきましたが・・
この防府マラソンは、ショップがでてないのです。
ちょっとだけウェアーを飾ってありますがほんまに、ちょっとだけよ~的。
ま、2000名ちょいの参加者で走り終えたらすぐに帰る人たちでは商売になり
ませんですわな。
ソルトアリーナ1階が男子更衣室といいつつも今回も逆セクハラ女子たちいっぱいおります。
ならば、坊っちゃんもお言葉に甘えて女子更衣室へ行こうと思うのだが・・・
なんか矛盾を感じる坊ちゃん。
いつものラン友さんたち集合(彦にゃん師匠、BB師匠、Kもり師匠、毛與運本さまたち)でわいわいと着替え。
ソックス・・シューズ・・・いよいよ 大詰めの最終兵器装着の判断をせねば。
まず、ソックスは出発時からのウルトラ用ソックスしか選択枝なし。
シューズ・・とりあえず 勝負靴アディゼロレンちゃんを合わせてみることに。
通常でもかなり履くのに苦労するので、靴紐を全部ほどき緩る。
そして・・、むりやりぐぐっと履いてみると 少々きついがなんとか
走れるみたいである。
痛みが出てきたらそんときはそんときと覚悟をきめ、レンちゃんに決定!!
いったん装着すると履いたり脱いだりは至難を極める。
ここで必殺シャワーキャップのシューズーカバーを装着。
(徳山のホテルで、こんなこともあろうかとシャワーキャップ2個ほどいただいてきましたです )
外へアップにいく。寒い!!!! 走りだすと、右膝が痛い
300Mほどぐるーとグランド1周しただけで撤収。アップこれにて終了
戻って、すぐにロキソニン投与です。
それからしばらくすると、向こうからお供を連れた恰幅のいい紳士(役員さん?)が近寄ってきて
坊っちゃんと話をしていた毛與運本さまに話かけてきた。(坊っちゃんの背中越しの声が飛んでいる)
おつかれさまです~ 大変ですね~その年齢で。おいくつですか?と質問してきた。
50歳少々ですと応える毛與運本さま。
??? 質問した紳士さんしばし間が空く。
(この毛與運本さまは、真っ白のひげ面でおそらく60歳以上のおじいさんに見えたのだろうが
想定外に若かったので絶句したもようである)
なんとか会話をつなごうと紳士さん、ゼリーでエネルギー補給している毛與運本さまに向って
それ、おいしいですか?と質問。
毛與運本さま即答「まずいです!!」ときっぱり 受けました
またまたしばし間があく。 そして、がんばってくださいと〆の言葉で去って行った
毛與運本さま、坊ちゃんに「あの人だれ?」と聞いてきたが、「知らん」と
応える。どうも、防府市長さんらしいぞ・・
スタート時間近くとなり、陸上競技場へ移動。
坊ちゃんのゼッケンは1983・・ゼッケン順に並びます。
記録書確認タイム順のゼッケンなので、最終ゼッケンの方は2467
後ろはわずか500人ほどしかおりません
女子は前回まで前方に全員配置ですが、今回から二手に分かれ坊ちゃんが並んで
いる右側前のほうに整列であります。
今回の作戦・・・すでに福知山で3時間半きり達成なのでちょっと欲をだして
26分くらいでゴールできればよしと、平均ペース4分50を目標設定。
なので、ラン友turu姫さまのペーサがわりに引っ張っていけたらな~なんて
1人思っておりました。
12時02分号砲・・・スタートラインをでるまでに41秒ほどかかっていたが
引っ張っていこうと思っている姫がもう前方を走っている\(◎o◎)/!
とりあえず、スタートラインから背中を追っかけてみることに。
が・・・これがまたえらいことに。どんどん前に進んでいくではないか。
5:34、4:40、4:43、4:40 4:45 (5K)
10秒ほど設定より速いぞ~ ま、くっついて どんな走りをするか
ストーカしてみるかと 追っかける。
給水・・・姫手袋片方手袋脱いで給水とりまた手袋をはく。なんとこまめな仕草
坊ちゃん、そのまんまカップに手を突っ込んでとる。
この一連動作でもまったく姫の速度おちない
必死で追いかける。へたすると給水で離されるのだ。
むむ、こんな技をいったいどこで覚えたんだ?と感心。
周りのみなさんはすでに、防寒対策のゴミ袋を捨てているのに
姫は、かなり長く着ておりようやく脱いだと思ったらこんどは
すぐに捨てずに右で持ってはしり、今度は左と持ち替えながら走っている。
いつ捨てるのか、気になって気になって
ポイと捨てるかと思いきや、ゴミ箱が道路左端にあるのを発見し
コースから少し遠回りになるのに貴重面にそこまで捨てにいった
それでも、坊っちゃんが後ろからひ~ひ~と着いていくのが精一杯
ここまで4:40、4:39、4:40、4:46 4:39 (10K)
姫、このあたりで 坊ちゃんの仮想ライバルで
愛媛の抜きつぬかれつのレース展開をしているU杉女子をぶっちぎってしまった\(◎o◎)/!
知らん顔しては申し訳ないと、横にならんでご挨拶。
と・・その声に気がついた姫が振り返り、坊っちゃんを認識する
ストーカランしていることに気が着いた。
いつから、背中におるん?と目が訴えた
ここからは、どうどうストーカ作戦に変更しました。
過去の防府大会で、恐ろしいガス欠を味わったので今回は早めの補給実施。
姫のぶっ飛ばしペースに着いてきたので、なんとなんと
昨年ゴール数キロ手前で刺されて完敗やったKもり師匠
に追いついてしまった
坊ちゃんよりたしか5歳年上、いつも前をいっては後半で刺される
パターンが多いので今回は絶対抜かないのだ
後ろを走る!!ことにしております。
姫に、「この人について行ったらサブ3.5間違いなし」と伝言。
了解しました~と姫はそくKもり師匠の背後につく。
なんと、Kもり師匠の背後には男女あわせて5~6人くらいの
集団になっており完全にペーサである(^^♪
実にみごとなペースなんです。
坊ちゃんもその近くの斜め後ろから背中を追っかける。
みなさん、風強くさむくて走りが苦しいと言っておりましたが
坊っちゃんはそれほど風が辛いと感じなかった。
追っかけるのに必死のほうに意識が飛んでいる。
ここまで、4:44、4:45、4:42、4:46、4:44 (15K)
姫の背中を追っかけているよりも5秒ほど落ちたので
だいぶ楽に走れる。
ここまで4:48、4:44、4:44、4:42、4:46三田尻大橋上り (20K)
ここをすぎると序所に防府駅近くとなり大勢の人から
熱い応援をもらう。寒いなか、ありがたいことです。
ここまで4:44、4:52、4:52、4:46、4:40 (25K)このあたりで川内選手の単独ランを見る。
みなさん、がんばれ~と川内選手を走りながら応援するが
坊ちゃん、がんばれ~と言えるような立場でなく、
己の走りにもっとがんばれ!!と 心にいいきかす。
2回目の補給実施。
この先、田島交差点30K折り返しあたりまでがいつも苦しい。
すでに折り返した彦にゃん師匠、毛與運本さまたちラン友さんにエールを送る。
今年は、Kもり師匠の背中だけを必死で追っかけており
時計もみることなく、着いていくだけだから意識が違う。
例年このあたりから体が重くなってくるが
今年はまだ大丈夫。意識は、前をみるだけに集中。
こぼれてくる人もだんだん増えてくる。
4:46、4:44、4:46、4:44、4:38 (30K)
30Kで折り返してすぐ!!
なんと、姫 わずか10秒くらいあとに着いていきている
こりゃ、サブ3.5の可能性はかなり濃厚。
がんばれ!!とエールを送る。
その後ろ、BB師匠も必死で追っかけてくるが、前にいる姫が誰か?わからず
ストーカランしたくてもかなわず、歯をくいしばって走っている。
もし、目に入ったらきっと同時ゴールの可能性もあったろうに
とっくに前を行っているはずの毛與運本さまがふらつきながら走っている。
かなりペースダウンどうしたん?と聞くと
寒い!!と。脚もゆっくりと動かすのが精一杯の模様。
がんばりましょうとエール送り、前をいくKもり師匠のあとを追う。
まったく速度おちず
34キロ地点の給水で、最後の念押しで補給。
4:50、4:48、4:48、4:52、4:50 (35k)
35キロまではがまんの走り。
もしペースあげれるならここから!!
幸い、まだ脚にきてない。あげれる気もするが
最後までもつかどうか・・ちょっとびびる。
どうする坊ちゃん。Kもり師匠をここで刺すか。
いやいや、このまんまペースを維持できれば25分くらいでゴールも
可能。ついていくことにした。
師匠のそばを常に併走していた師匠のラン友さん
2000番台なのでここまでよく平気でついてきているな~と
感心していたら、ここにきて序所に後ろに落ちてきた。
そりゃそうです。原因あり・・ここにきて師匠がギアを変え速度あげた!!!
これがベテランの走り方、、身を持ってこのとき学びました
師匠は、振り返りもせずにただひたすら前へいく。
変わりに、ななめ横に坊ちゃんくらいついて背中をひたすら追う。
が、絶対前にでない。がまん。
39Kの最後の給水・・・
師匠、とらない
いよいよ、追い込みかけるため給水をパスした。
坊ちゃん、もちそうにないので給水にはいる。
ここで離れる・・ずるずるいきそうな気持ちをぐっと踏ん張り
最後の上り 三田尻大橋上りを追っかけてつめる
頂上までになんとか背中に追いつくことができた。
ここまで4:48、4:42、4:34、4:42、4:46 (40K)
いよいよ、残り2キロ
きた!!やっぱり。師匠がさらにギアあげた。追い込みにはいった。
どんどん、前いく人を抜いていく\(◎o◎)/!
その背中とにかく1M以内について追っかける。
それ以上あけると、刺すことは不可能な感じ。
ゴールの陸上競技場が見えてきた。
あと500M くらいだろうか。
年齢からすると、最後のダッシュは坊ちゃんに有利だろうと
(なんの根拠もありません;)
競技場手前左に曲がるコーナ直前で刺した!!
刺した瞬間から背後に師匠の足音もついてきている。
必死で追い込む。
後ろはみない。 競技場にはいり、3/4周 さらにギアをあげて
前を走る人を抜く・師匠の足音は聞こえなくなってきた。
ここまで時計はほとんどみてない。
とにかくゴールゲートを突っ切った。
4:32、4:36、3:17(ゴール)・・手持ち時計なので42.7キロ表示です
坊ちゃん3:22:53 師匠 3:23:08 その差15秒
最後の最後まで一定したペースで引っ張ってもらったおかげで
この先二度と経験できるかどうかわからないペースが落ちない走り。
自己ベスト2012年のこのコース 3:22:02にあと少し。
ベスト3タイムとなりました。
が、内容は今日のできが一番手ごたえあり。
むふふ、ネガティブスプリット達成であります。
PS ちなみに、姫も自己ベスト サブ3.5達成をやっちまいました。
あまりの疲労か、シャトルバス内で嘔吐のお土産つきで
お帰りになられましたです(●^o^●)
みごとなくらいのストーカラン記録をごらんくださいませ。
3人のスプリットがとにかく物語っておりますから
どうでもええですが・・、ゴール順位は 1234位と これまたおいしゅうご
ざいます。
防府読売マラソンに行ってまいりました。
20日(土)昼過ぎのフェリーに乗って本州へ渡る。
宿泊地は、会場のある防府より手前(広島川)電車で約30分ほど「徳山駅」前の
東横インホテルに夕方到着。(夕飯、カレー大盛りが無料なのだ)
前日のカレーはよくないと本に書いてあったが、素人ランナーには関係なし
なぜ、防府でなく徳山なのか
その答えは・・
防府駅前のスーパホテルをネット予約開始OKの深夜予約を行った。
完璧だと思っていたが・・・それからかなりの日がたって判明
今年の防府は、1週間後にずれていたのだ
時すでに遅し。防府市内はどこもむり・・・このあたりから、今年の防府は何かが
違う予兆あり。
21日(日)6時に起きて、熱いシャワーをあび気合十分。
食事前に、ラン準備にはいる。ワセリン塗りのガーニーグーを塗り~の
、ソックスを取りだす。
オレンジ色の両足分を一個にくるっとまとめているのでばらす。
それをみた坊ちゃん絶句。
5本指ソックス右足 、もう片方・・・右足用 の通常タイプ。
形状違いに、どちらも右足。とどめは、通常タイプは、ウルトラ用の前の部分が
厚めになっており裏返してもはけない。
(シューズは、アディゼロ匠レンのぴっちぴちシューズ)
移動用にはいてきたソックスは、ウルトラ用のめちゃくちゃ極厚タイプ。
頭・・・真っ白 大会 もうすでに終わった。お前の体は死んだ!!
参加することに意義あるのだ・・・呆けた頭でたんたんと着替え、
ホテル朝食いただき駅へ向う。
ここはしっかりチェックしてある。徳山発の電車時間少し前に行くと座れません。
昨年学習ずみ。広島方面からきて20分以上前に到着してここで待機しているのだ。
広島方向からの到着時間をチェックしてその時間にいくことがお奨め
この電車は、松山から参戦するラン友さん(turu姫さま、ドテチンさん、ドラゴンさんたち)
が乗っているので乗車して車内散策、発見して近くに着席。
ごあいさつがてら、瀕死の坊ちゃんの事情を話し、
すでに成績不調時の言い訳をしときましたです
電車発車してしばらくすると、防府駅に迎えにきてくれる彦にゃん師匠から電話がはいる。
予定どおりの9:16分に防府駅につくはずなのに、坊ちゃんは1本あとの到着時刻を伝えてしまい、
先にいってくださいと応えている。
?? もう、頭がパニック状態でこんなとんちんかんな回答したみたい。
今でもなぞ~
防府駅に到着し、シャトルバス待ちの長い行列だがラン友turu姫さまたちとわい
わいなので退屈なし。順番きて料金支払って乗車しようとしたら
なんと、今回は無料ですと 助かりますわ~
現地到着、受付すまし・・松山でこの日応援ランしてくれてはるラン友さんからの
応援メッセージで現地でソックス買えとの指示をいただきましたが・・
この防府マラソンは、ショップがでてないのです。
ちょっとだけウェアーを飾ってありますがほんまに、ちょっとだけよ~的。
ま、2000名ちょいの参加者で走り終えたらすぐに帰る人たちでは商売になり
ませんですわな。
ソルトアリーナ1階が男子更衣室といいつつも今回も逆セクハラ女子たちいっぱいおります。
ならば、坊っちゃんもお言葉に甘えて女子更衣室へ行こうと思うのだが・・・
なんか矛盾を感じる坊ちゃん。
いつものラン友さんたち集合(彦にゃん師匠、BB師匠、Kもり師匠、毛與運本さまたち)でわいわいと着替え。
ソックス・・シューズ・・・いよいよ 大詰めの最終兵器装着の判断をせねば。
まず、ソックスは出発時からのウルトラ用ソックスしか選択枝なし。
シューズ・・とりあえず 勝負靴アディゼロレンちゃんを合わせてみることに。
通常でもかなり履くのに苦労するので、靴紐を全部ほどき緩る。
そして・・、むりやりぐぐっと履いてみると 少々きついがなんとか
走れるみたいである。
痛みが出てきたらそんときはそんときと覚悟をきめ、レンちゃんに決定!!
いったん装着すると履いたり脱いだりは至難を極める。
ここで必殺シャワーキャップのシューズーカバーを装着。
(徳山のホテルで、こんなこともあろうかとシャワーキャップ2個ほどいただいてきましたです )
外へアップにいく。寒い!!!! 走りだすと、右膝が痛い
300Mほどぐるーとグランド1周しただけで撤収。アップこれにて終了
戻って、すぐにロキソニン投与です。
それからしばらくすると、向こうからお供を連れた恰幅のいい紳士(役員さん?)が近寄ってきて
坊っちゃんと話をしていた毛與運本さまに話かけてきた。(坊っちゃんの背中越しの声が飛んでいる)
おつかれさまです~ 大変ですね~その年齢で。おいくつですか?と質問してきた。
50歳少々ですと応える毛與運本さま。
??? 質問した紳士さんしばし間が空く。
(この毛與運本さまは、真っ白のひげ面でおそらく60歳以上のおじいさんに見えたのだろうが
想定外に若かったので絶句したもようである)
なんとか会話をつなごうと紳士さん、ゼリーでエネルギー補給している毛與運本さまに向って
それ、おいしいですか?と質問。
毛與運本さま即答「まずいです!!」ときっぱり 受けました
またまたしばし間があく。 そして、がんばってくださいと〆の言葉で去って行った
毛與運本さま、坊ちゃんに「あの人だれ?」と聞いてきたが、「知らん」と
応える。どうも、防府市長さんらしいぞ・・
スタート時間近くとなり、陸上競技場へ移動。
坊ちゃんのゼッケンは1983・・ゼッケン順に並びます。
記録書確認タイム順のゼッケンなので、最終ゼッケンの方は2467
後ろはわずか500人ほどしかおりません
女子は前回まで前方に全員配置ですが、今回から二手に分かれ坊ちゃんが並んで
いる右側前のほうに整列であります。
今回の作戦・・・すでに福知山で3時間半きり達成なのでちょっと欲をだして
26分くらいでゴールできればよしと、平均ペース4分50を目標設定。
なので、ラン友turu姫さまのペーサがわりに引っ張っていけたらな~なんて
1人思っておりました。
12時02分号砲・・・スタートラインをでるまでに41秒ほどかかっていたが
引っ張っていこうと思っている姫がもう前方を走っている\(◎o◎)/!
とりあえず、スタートラインから背中を追っかけてみることに。
が・・・これがまたえらいことに。どんどん前に進んでいくではないか。
5:34、4:40、4:43、4:40 4:45 (5K)
10秒ほど設定より速いぞ~ ま、くっついて どんな走りをするか
ストーカしてみるかと 追っかける。
給水・・・姫手袋片方手袋脱いで給水とりまた手袋をはく。なんとこまめな仕草
坊ちゃん、そのまんまカップに手を突っ込んでとる。
この一連動作でもまったく姫の速度おちない
必死で追いかける。へたすると給水で離されるのだ。
むむ、こんな技をいったいどこで覚えたんだ?と感心。
周りのみなさんはすでに、防寒対策のゴミ袋を捨てているのに
姫は、かなり長く着ておりようやく脱いだと思ったらこんどは
すぐに捨てずに右で持ってはしり、今度は左と持ち替えながら走っている。
いつ捨てるのか、気になって気になって
ポイと捨てるかと思いきや、ゴミ箱が道路左端にあるのを発見し
コースから少し遠回りになるのに貴重面にそこまで捨てにいった
それでも、坊っちゃんが後ろからひ~ひ~と着いていくのが精一杯
ここまで4:40、4:39、4:40、4:46 4:39 (10K)
姫、このあたりで 坊ちゃんの仮想ライバルで
愛媛の抜きつぬかれつのレース展開をしているU杉女子をぶっちぎってしまった\(◎o◎)/!
知らん顔しては申し訳ないと、横にならんでご挨拶。
と・・その声に気がついた姫が振り返り、坊っちゃんを認識する
ストーカランしていることに気が着いた。
いつから、背中におるん?と目が訴えた
ここからは、どうどうストーカ作戦に変更しました。
過去の防府大会で、恐ろしいガス欠を味わったので今回は早めの補給実施。
姫のぶっ飛ばしペースに着いてきたので、なんとなんと
昨年ゴール数キロ手前で刺されて完敗やったKもり師匠
に追いついてしまった
坊ちゃんよりたしか5歳年上、いつも前をいっては後半で刺される
パターンが多いので今回は絶対抜かないのだ
後ろを走る!!ことにしております。
姫に、「この人について行ったらサブ3.5間違いなし」と伝言。
了解しました~と姫はそくKもり師匠の背後につく。
なんと、Kもり師匠の背後には男女あわせて5~6人くらいの
集団になっており完全にペーサである(^^♪
実にみごとなペースなんです。
坊ちゃんもその近くの斜め後ろから背中を追っかける。
みなさん、風強くさむくて走りが苦しいと言っておりましたが
坊っちゃんはそれほど風が辛いと感じなかった。
追っかけるのに必死のほうに意識が飛んでいる。
ここまで、4:44、4:45、4:42、4:46、4:44 (15K)
姫の背中を追っかけているよりも5秒ほど落ちたので
だいぶ楽に走れる。
ここまで4:48、4:44、4:44、4:42、4:46三田尻大橋上り (20K)
ここをすぎると序所に防府駅近くとなり大勢の人から
熱い応援をもらう。寒いなか、ありがたいことです。
ここまで4:44、4:52、4:52、4:46、4:40 (25K)このあたりで川内選手の単独ランを見る。
みなさん、がんばれ~と川内選手を走りながら応援するが
坊ちゃん、がんばれ~と言えるような立場でなく、
己の走りにもっとがんばれ!!と 心にいいきかす。
2回目の補給実施。
この先、田島交差点30K折り返しあたりまでがいつも苦しい。
すでに折り返した彦にゃん師匠、毛與運本さまたちラン友さんにエールを送る。
今年は、Kもり師匠の背中だけを必死で追っかけており
時計もみることなく、着いていくだけだから意識が違う。
例年このあたりから体が重くなってくるが
今年はまだ大丈夫。意識は、前をみるだけに集中。
こぼれてくる人もだんだん増えてくる。
4:46、4:44、4:46、4:44、4:38 (30K)
30Kで折り返してすぐ!!
なんと、姫 わずか10秒くらいあとに着いていきている
こりゃ、サブ3.5の可能性はかなり濃厚。
がんばれ!!とエールを送る。
その後ろ、BB師匠も必死で追っかけてくるが、前にいる姫が誰か?わからず
ストーカランしたくてもかなわず、歯をくいしばって走っている。
もし、目に入ったらきっと同時ゴールの可能性もあったろうに
とっくに前を行っているはずの毛與運本さまがふらつきながら走っている。
かなりペースダウンどうしたん?と聞くと
寒い!!と。脚もゆっくりと動かすのが精一杯の模様。
がんばりましょうとエール送り、前をいくKもり師匠のあとを追う。
まったく速度おちず
34キロ地点の給水で、最後の念押しで補給。
4:50、4:48、4:48、4:52、4:50 (35k)
35キロまではがまんの走り。
もしペースあげれるならここから!!
幸い、まだ脚にきてない。あげれる気もするが
最後までもつかどうか・・ちょっとびびる。
どうする坊ちゃん。Kもり師匠をここで刺すか。
いやいや、このまんまペースを維持できれば25分くらいでゴールも
可能。ついていくことにした。
師匠のそばを常に併走していた師匠のラン友さん
2000番台なのでここまでよく平気でついてきているな~と
感心していたら、ここにきて序所に後ろに落ちてきた。
そりゃそうです。原因あり・・ここにきて師匠がギアを変え速度あげた!!!
これがベテランの走り方、、身を持ってこのとき学びました
師匠は、振り返りもせずにただひたすら前へいく。
変わりに、ななめ横に坊ちゃんくらいついて背中をひたすら追う。
が、絶対前にでない。がまん。
39Kの最後の給水・・・
師匠、とらない
いよいよ、追い込みかけるため給水をパスした。
坊ちゃん、もちそうにないので給水にはいる。
ここで離れる・・ずるずるいきそうな気持ちをぐっと踏ん張り
最後の上り 三田尻大橋上りを追っかけてつめる
頂上までになんとか背中に追いつくことができた。
ここまで4:48、4:42、4:34、4:42、4:46 (40K)
いよいよ、残り2キロ
きた!!やっぱり。師匠がさらにギアあげた。追い込みにはいった。
どんどん、前いく人を抜いていく\(◎o◎)/!
その背中とにかく1M以内について追っかける。
それ以上あけると、刺すことは不可能な感じ。
ゴールの陸上競技場が見えてきた。
あと500M くらいだろうか。
年齢からすると、最後のダッシュは坊ちゃんに有利だろうと
(なんの根拠もありません;)
競技場手前左に曲がるコーナ直前で刺した!!
刺した瞬間から背後に師匠の足音もついてきている。
必死で追い込む。
後ろはみない。 競技場にはいり、3/4周 さらにギアをあげて
前を走る人を抜く・師匠の足音は聞こえなくなってきた。
ここまで時計はほとんどみてない。
とにかくゴールゲートを突っ切った。
4:32、4:36、3:17(ゴール)・・手持ち時計なので42.7キロ表示です
坊ちゃん3:22:53 師匠 3:23:08 その差15秒
最後の最後まで一定したペースで引っ張ってもらったおかげで
この先二度と経験できるかどうかわからないペースが落ちない走り。
自己ベスト2012年のこのコース 3:22:02にあと少し。
ベスト3タイムとなりました。
が、内容は今日のできが一番手ごたえあり。
むふふ、ネガティブスプリット達成であります。
PS ちなみに、姫も自己ベスト サブ3.5達成をやっちまいました。
あまりの疲労か、シャトルバス内で嘔吐のお土産つきで
お帰りになられましたです(●^o^●)
みごとなくらいのストーカラン記録をごらんくださいませ。
3人のスプリットがとにかく物語っておりますから
どうでもええですが・・、ゴール順位は 1234位と これまたおいしゅうご
ざいます。