やわらかい螺旋

徒然なるままに

2023-11

2023-12-01 06:02:12 | 
2023年11月の読書メーター
読んだ本の数:69冊
読んだページ数:13931ページ
ナイス数:629ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/11
■密原トリカと七億の小人とチョコミント
ショートカットに大きいめがね、謎の少女・密原トリカに翻弄される短編集。
ブラックな話が続いたので、こういうテイストの短編なのかと思ってたらいい話になったりして、一貫性がなくて面白かった。
七億人の小人の話と、猫だと思ったら虎だった話が良かったです。
誰かを異世界に飛ばすためトラックで突っ込む運転手の話は、その役目を担うひとも大変だ。

読了日:11月30日 著者:太田忠司
https://bookmeter.com/books/13555029

■超訳 古今和歌集 #千年たっても悩んでる
令和の言葉で読む古今和歌集。
本当に内容と合ってるかどうか不安になるほどの超訳っぷり。
「唐衣たつ日はきかじあさつゆの置きてしゆけば消ぬべきものを:あんたバカ?」
「我が宿の花踏みしだく鳥打たむ野はなければやここにしも来る:近所迷惑なんでハトに餌あげないでください」
「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに:昔はかわいいかわいい言われて結構モテたんだけどな~」

読了日:11月30日 著者:noritamami
https://bookmeter.com/books/21353455

■'70s&'80s サンリオのデザイン
1970、80年代のサンリオのキャラクターと商品を2,500点の図版で振り返る。
ファンシーなものにまったく興味のない子供時代を過ごしてきたので、あまりサンリオに縁がなかったんですが、おとなになってから見ると可愛い。
いちご新聞を買いに行く友達につきあって一回だけ買ったことあったかも。小さいおまけがついてたのは覚えてる。
パティ&ジミーのファッションマスコットの、パティの左の赤いやつと、真ん中のジミーを持ってた。その友達から貰ったんだと思う。
タキシードサムの電話機ってよくコレを電話機にしたなあ。

読了日:11月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/13666754

■'90s〜2010s サンリオのデザイン
サンリオが1990年から2020年までに生み出したキャラクターやグッズを一挙公開。
このあたりになると知らないキャラクターが増えてきました。サンリオ男子、ほほぅ。
KIRIMIちゃん.をはじめて見た時の衝撃を思い出します。
(鮭の切り身ってマジかシュール過ぎで面白過ぎる)
こうやって心を掴まれていくのだね。
そういえば何年か前まで近所にポムポムプリンのコンセプトカフェがあったな、ポムポムプリンもサンリオだったか。

読了日:11月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/17107113

■ビリヤード・ハナブサへようこそ (創元推理文庫)
第24回鮎川賞受賞作品を文庫化したもの。
ビリヤード場を舞台にした黒後家蜘蛛とか火曜クラブとか、そういう感じ。
ビリヤードハナブサの経営者・英雄一郎、そして常連たちはキャラが立っているので会話文でも誰が誰なのかが分かって良かった。
そういう意味では、探偵役の中央(あたり・あきら)が一番クセがないので黒後家蜘蛛っぽいかも。
合コン好きな日下のキャラがわりと好きでした。

読了日:11月28日 著者:内山 純
https://bookmeter.com/books/12593224

■るるらいらい 日豪往復出稼ぎ日記
2014年にオーストラリア・パースに引っ越し、一か月ごとに日本とオーストラリアを往復して出稼ぎ生活を送る。
会社を辞めた夫に代わり一家を支える大黒柱になった小島さん。
移民の国なので英語がたどたどしくても相手が察してくれる。
けれど、日本語と同等に喋れないことはやっぱりストレスだろうな。
人見知りがどういうことなのか分からないという夫さんすごい。
「なにっ、人と会うのが嫌とか怖いとか思ったことないの?」
「だって俺、会いたくない人には会わないから」
読了日:11月28日 著者:小島 慶子
https://bookmeter.com/books/11818485

■田んぼの生き物400 (ポケット図鑑)
「両生類・爬虫類28種、魚類20種、貝類21種、昆虫・クモ類86種、甲殻類13種、鳥類22種、植物210種を掲載しています」
小さいサイズの生き物ならまあ、田んぼにいても不思議じゃないなと思うのだけれど、ナマズとかウナギが田んぼにいるんだもんなあ。
メダカの属名のOryziasはギリシャ語で「米」をあらわしていて「メダカが田んぼの代表種であることがわかる」。
私の田んぼのイメージはカエルとトンボ。わりと田舎の高校に通っていたので良く見かけました。懐かしい。

読了日:11月27日 著者:関 慎太郎
https://bookmeter.com/books/5120892

■衛宮さんちの今日のごはん (9) (角川コミックス・エース)
ついに表紙に一成と慎二。
そのうちアーチャーも登場するのかな。
自分が君臨していたイギリスではなく、冬木で、現代イギリスのフィッシュアンドチップスを食べるセイバー。
きっと色々と思うことはあるでしょう。
伝説の赤い砥ぎ師呼ばわりされてるアーチャーは、釣りに来てるだけなのにわざわざ砥石を持ち歩いてるのか。

読了日:11月27日 著者:TAa
https://bookmeter.com/books/21501549

■絵本 江戸のくらし (講談社の創作絵本)
江戸時代の人々の暮らしを知る絵本。
川のそばの三軒長屋にいるひとたちの様子から始まり、朝から夜へと時間がたち、そしてどこかで火事が起きてと、場面ごとに無理なく視点が移動していくので、絵の隅々まで見られるのが良いです。
絵の中にまぎれこんでる妖怪たちを見つけるのも楽しかった。
読了日:11月27日 著者:太田 大輔
https://bookmeter.com/books/17818659

■琴乃木山荘の不思議事件簿
竜頭岳にある山小屋「琴乃木山荘」で起きた7つの事件。
「三つの指導票とプロポーズ」この悪意がいつまで続くかは分からない。
でもこれがあったから「竜頭岳と消えた看板」で思いがけず和んでしまった。いい仲間たち。
新人アルバイトの絵里のどこかワケアリな風情が気になっていたけれど最終話で回収されて良かった。

読了日:11月26日 著者:大倉 崇裕
https://bookmeter.com/books/12834855

■サラリーマン川柳 いっしん傑作選
「本書は、第34回大会(2020年)の応募約6万3千句の中から、全国人気投票で選ばれたベスト100句に加え、漫画家やくみつる選、川柳作家やすみりえ選のベストテンを紹介」
コロナ渦を反映した川柳が多かった。
「第1位・会社へは来るなと上司行けと妻:なかじ」
「第2位・十万円見る事もなく妻のもの:はかなき夢」
「第3位・リモートで便利な言葉〝聞こえません!〟:リモートの達人」
読了日:11月26日 著者:やく みつる,やすみ りえ,第一生命
https://bookmeter.com/books/18112434

■平安女子の楽しい!生活 (岩波ジュニア新書)
平安時代の女子たちのライフスタイルを覗き見しながら古典の基本を学ぶ。
和歌なんかでも原文はまったく出て来なくて、いま使ってる言葉で訳を書いているので分かりやすいと思う。
インテリア&ファッション編が良かったです。
誰か寝殿造りのVR作ったらいいのに。そうしたらあちこち歩き回れて楽しいだろうな。

読了日:11月25日 著者:川村 裕子
https://bookmeter.com/books/8075318

■スーパーの野菜売り場でパートやってます。 買い物が楽しくなる! お仕事コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
地元スーパーの青果コーナーで新人パート従業員として働く著者のお仕事コミックエッセイ。
ベテランの桜田さんと山上さんはさすがに仕事が早くて頼もしい。
ふたりともクセ強いなあ。
私もどこに商品があるか分からないときにはその辺にいるひとに聞いてしまいがちですが、「店員なのになんで答えられないんだ!?」なんて言われても困ってしまいますよね。


読了日:11月25日 著者:伊吹 かのこ
https://bookmeter.com/books/8979579

■スタンプみたいなアイスボックスクッキー: 粉・砂糖・バターだけで作る
型を使わず同じモチーフが何枚も作れるアイスボックスクッキーは、生地を冷凍保存できるから好きな時に好きなだけ焼ける。
ロールとかボーダーとか、組み立てるのが簡単なものでもカラフルで可愛い。
クッキーの絵柄を作るのに使っている色は11種類。
粉の状態、焼く前、焼いた後、それぞれの色見本を写真で紹介しているので、作るときの参考になります。
ブルーは紫色パウダー+重曹。
重曹が多いと緑に、少ないとグレーになるので要注意。

読了日:11月25日 著者:福本 美樹
https://bookmeter.com/books/11243357

■海の底 (角川文庫)
横須賀基地に突如現れた巨大な赤い甲殻類の大群が人々を襲う。
自衛官の夏木と冬原は救出した子供たちと一緒に潜水艦に立てこもり、機動隊は市街地で壮絶な戦いを強いられる。
現場にいた全員が住之江小隊長と同じく「何故、最初から出さないッ!」と思ったはず。
地上は物理的に大変だったけど、潜水艦では精神的に大変。
子供たちはこの事件でだいぶ成長して、圭介と望がそれぞれの一歩を踏み出せて良かった。

読了日:11月24日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/580884

■建築ってなんだ?
学生たちの建築にまつわる疑問に総勢7名の先生たちが答えたQ&A集。
質問の答えになってないような回答もありましたが、複数の回答が掲載されているのでフォローとしては十分でした。
「エスキス」という言葉をはじめて知りました。
建築の良し悪しはエスキスに費やした時間と労力に比例する。

読了日:11月24日 著者:中山 繁信,篠崎 健一,松下 希和,柿沼 整三,長沖 充,山門 和枝,片岡 菜苗子
https://bookmeter.com/books/19515114

■動物園めぐり
「コロナ禍の状況にあっても動物園の動物たちの環境は変わりません。彼ら、彼女らは今でも皆さんが来園してくれる日を待っています」
全国の動物園をエリアごとに紹介する。
カラー写真なので動物たちの様子が良く分かります。
あちこちの動物園を訪ねたくなる。

読了日:11月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/16959409

■環と周 (マーガレットコミックス)
いろんな時代に出会う環と周の物語。
江戸時代の「必ずそなたを見つけだす」のあとのエピローグ「また会ったね」にじんわりしてたら、確かにいつも環のほうが周を見つけてたと気が付いた。
妻と夫が逆と思っていたので、第一話の「死ぬまで一緒に生きていくんだ」にすっかりやられてしまいました。
ああもう、これだからよしながふみは凄い。

読了日:11月23日 著者:よしなが ふみ
https://bookmeter.com/books/21539082

■頭もむだけセルフケア ([バラエティ])
頭は心と身体の状態を知るバロメーター。
体の疲れ、心の悩み、美容、気になる症状別に効くツボともみ方を写真とイラストで紹介する。
私は胃の調子が悪くなりがちなので、「頭頂部をリズミカルにもんでこわばりをほぐしましょう」。
早速やります。
読了日:11月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/8325790

■また明日会いましょう ~ホテル・リリーガーデンの五日間~ (MF文庫ダ・ヴィンチ mewシリーズ)
書けなくなった作家の代わりに書き下ろし文庫の作品を急遽依頼された高橋愛は、ホテル「リリーガーデン」コンシェルジュ和泉喜子を取材して、小説に仕立てていく。
喜子と愛のそれぞれの視点で物語は進む。
日本で女性コンシェルジュが多い理由は、単なる雑用係としてしか認識されていないので女にやらせておけばいい、という意識。
うーん、日本らしいというかなんというか。
1週間後に締め切りを控えた愛の焦りは伝わってくるものの、喜子のエピソードにあまり魅力を感じなかった。

読了日:11月22日 著者:小手鞠 るい
https://bookmeter.com/books/9483688

■おちゃめな老後
イラストレーター田村セツコのおひとりさま生活。
2013年の本で、このとき田村さんは75歳。
年齢だけなら「老後」だけど、現役で活躍されているし、まったく老後の雰囲気ありません。
原宿に40年以上住んでいて、服装なんかも含めて、原宿っていう場所の雰囲気に馴染んでる。
「自分の中のイカした理想のおばあさん像を体現すべく、これからも果敢にいろいろなおしゃれにチャレンジするつもりです」

読了日:11月22日 著者:田村セツコ
https://bookmeter.com/books/7557840

■京都 女ひとり旅
「京都探索が大好きな著者が、世界遺産にカフェ、京グルメ、パワースポットやかわいい小物、季節ごとの名所におすすめホテルなど、初心者から通まで誰もが満足できるスポットを紹介するコミックエッセイ!」
おすすめホテルなんて書いてあったっけと探したら、後ろのほうに「チェックイン四条烏丸」とありました。
地下鉄で行けるのはいいな、バス混んでるし。
2013年の本なので事前確認が必要。
読了日:11月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/7667568

■お猫さまズ暮らし。 はるちゃんといっしょ (花とゆめコミックススペシャル)
続くと思ってなかったので嬉しいです。
相変わらずバーコードとISBNコード以外全部手書きで、見慣れているだけかもしれないけれど、わかつきさんの文字だとなぜかしっくりくるのが不思議。
3匹のお猫さまズとお別れして泣き暮らしていたときにやってきた野良猫のはるちゃん。
野良生活が長かったこともあって、トイレ問題とか夜中の鳴き声だとか、なかなか手強い。
でも、外出したあとからの態度が軟化したのは、やっぱりはるちゃん、寂しかったんだろうな。

読了日:11月21日 著者:わかつき めぐみ
https://bookmeter.com/books/21574195

■作って発見! 日本の美術
ペットボトルで埴輪を作ったり、ビー玉転がしで雪舟「秋冬山水図」を立体的に楽しんだり、工作をしながら日本の美術に親しむ。
段ボールのバイクに乗ってる鳥獣戯画のうさぎがカッコいい。
アメ車に乗ってるバージョンのやつもなかなかの仕上がり。
鳥獣戯画そのものにコミック感があるから、ひょっとしたらロボットでもハマるかもしれない。

読了日:11月21日 著者:金子信久
https://bookmeter.com/books/20398012

■菓子先輩のおいしいレシピ (スターツ出版文庫)
高校生になった小鳥遊こむぎは友達が作れずに、毎日、非常階段でひとりお弁当を食べている。
そんなある日、見知らぬ3年生に強引に調理室に連れていかれてミネストローネの味見を頼まれた。
あとがきにもあるけれど、ちゃんとごはんを食べていればつらいこと悲しいことがあっても前向きでいられるものなのかも。
菓子がこむぎを助けたように、こむぎにだって菓子を助けられる。
ホットサンドメーカーって万能だ。

読了日:11月20日 著者:栗栖ひよ子
https://bookmeter.com/books/13260069

■90歳、老いて ますます日々新た
高齢者のこれからについて、90歳の樋口さんが60代の岸本さんと対談。
岸本さんと同じく、死亡診断書を書いてもらえる死に方という言葉を覚えておこうと思いました。
「でも、世の中の人は血圧の薬をもらったり、風邪をひいたりしたときにいくお医者さんをかかりつけ医と思っていて~」えっ違うのか、私はてっきりそういうのがかかりつけ医と思ってた。
健康で、定期的に病院に通わないなら良いと思うけれど、突然亡くなるようなことになったら警察沙汰。悩ましい。

読了日:11月20日 著者:樋口 恵子,岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/20573099

■お一人さま逃亡温泉 〜身も心も浄化する旅! (ビジュアルガイドシリーズ)
自由に、気兼ねなく、気取らずに。
心身が浄化される33の温泉。
極上ぬる湯温泉が気になりました。
のんびり浸かりたいなあ。

読了日:11月19日 著者:加藤亜由子
https://bookmeter.com/books/18209307

■やせる時間に食べてみた!
何をどれだけ食べるか、よりも、いつ何を食べるかを重視する。
まずは、朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセット。
午前11時までに水分をしっかりとって通風を防いだり、海鮮丼をお昼に食べて貧血予防したり、おやつは3時まで、緑茶を夕食時に飲むと脂肪がたまりにくく、お風呂上りにストレッチはしない。
薬を飲むのも最適な時間があるので、用法・用量を守って正しく飲むこと。

読了日:11月19日 著者:望月理恵子
https://bookmeter.com/books/17954345

■シンガポールのオタク漫画家、日本をめざす (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「漫画を愛して、挫折して、それでも漫画を描くのがやめられない。外国人漫画家にしか描けない、日本ラブな日常コミックエッセイ!」
アニメが好きすぎて日本語を習得する外国人は結構いますが、漫画が好きすぎて日本語を習得して漫画家になったなんて本当にすごい。
内向的でコミュ障でひきこもりで、そういう人は案外、日本の方が住みやすいかも。
それにしても出版社の編集者のひとたちは態度が冷たくて、迷彩柄の仏様みたいに優しくしてあげて欲しかった。

読了日:11月19日 著者:フー・スウィ・チン
https://bookmeter.com/books/11169384

■貌のない貌 梓凪子の捜査報告書
梓凪子が新人刑事だったころの事件。未央子の息子の輝也が小学校に入学したとちらっと出てくる。
行方不明の中国人夫婦の捜索と管内で発生した連続殺人事件を追う。
リンユーの両親の件は、大袈裟な話になっちゃってスマン、で終わるかと思ったら、シェアハウスめ。
悪は悪の匂いに敏感なのか。
達子とはざっくばらんに付き合えていたんだなあ。

読了日:11月18日 著者:松嶋 智左
https://bookmeter.com/books/13572637

■新卒×女×タクシー
大学卒業後に東京のタクシー会社に就職した女性タクシードライバーの体験記。
コロナ渦では、飲食店同様タクシー業界も大打撃を受けて、良い月と悪い月を比べると給料が7万円も差があったそう。
「ただ、仕事をしていて、お客さんを乗せられず空車で走っている時間が一番キツイので本当にコロナが憎いし、早く世の中が元の状態に戻ることを願っている」
もうだいぶマシかなあ。
迎車で待機していたら小学3~4年生の男の子がひとりで乗ってきて、小学校まで行った話が印象的。
毎日タクシー通学している(かもしれない)小学生って驚く。
読了日:11月18日 著者:高野 ほっきがい
https://bookmeter.com/books/19428974

■サステイナブルに家を建てる
エコでサステイナブルに配慮した100年住み継がれる家づくりの記録。
どれだけエコを心掛けたとしても、住んでいる以上はメンテナンスが必要で、メンテが出来ないと住み続けるのは難しくなってしまうから、そのあたりを妥協できるかどうかがポイントなのでしょう。
将来的なカフェ営業の可能性も見越して洗浄時間2分の業務用食洗器を導入したり、自分たちにとっての必要最低限のラインを知っておくのは大事だと思う。

読了日:11月17日 著者:服部雄一郎,服部麻子
https://bookmeter.com/books/19864880

■わたしの舞台は舞台裏 大衆演劇裏方日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
大阪にある大衆演劇専用の芝居小屋「すずめ座」の裏方が大衆演劇の魅力を紹介する。
100席ほどの小さい劇場なので裏方はひとりだけ。
ひとりしか居ないので、やることが多くて忙しそう。
地域密着の小劇場で役者と客の距離が近いのが良いなあ。
大入袋の話にちょっと泣けました。

読了日:11月17日 著者:木丸みさき
https://bookmeter.com/books/8111648

■糖質10g以下とはまるで思えない やせおかし
糖質10g以下の低糖質お菓子のレシピ集。
大豆粉を使ったことないのだけれど、風味としてはどんな感じなのかな。
たまたま材料があったので寒天のきな粉がけを作りました。
ラカントSと黒砂糖、両方使うのがきっとポイント。
きな粉が余りまくっているので、きな粉ペーストいいなと思った。どのくらい保存がきくんだろう。

読了日:11月17日 著者:本間節子
https://bookmeter.com/books/17118030

■虚の聖域 梓凪子の調査報告書
警察を辞めて探偵になった梓凪子。
姉の未央子から、未央子の息子の輝也が百貨店から飛び降りて死んだ件を調査してくれと頼まれる。
輝也が通っていた中学校の先生たちや同級生の澤下拓人は何かを隠している。そして未央子も。
拓人の兄・翔平のこととか、もうほんとに隠し事なんかあるとロクなことにならない。
それが身内に言えないようなことなら猶更だ。
最後の、電話をかけてきたのが達子で良かった。
「貌」に続く。

読了日:11月16日 著者:松嶋 智左
https://bookmeter.com/books/12819878

■昼のセント酒
昼間の銭湯を楽しんで近くで酒を飲んでしまおう。
時間が空いてるときに行けるのが自由業の良いところ。
なんだか贅沢な時間の使い方だ。

読了日:11月16日 著者:久住昌之
https://bookmeter.com/books/4322614

■新編 本日もいとをかし!! 枕草子
令和の時代もひびきまくりのド共感、まんがで読む枕草子。
教養があって機転が利いて打てば響く受け答えが出来る清少納言・ナゴンって、明るくてチャーミングで良いなあ。
定子の周囲が寂しくなって、つらいことや大変なことがあったとしても、枕草子に書かないことで、大丈夫ですよと励ましていたのかもしれない。
巻末おまけのコムカイ的ワタシノソウシも面白かったです。
2階でエレベーターを降りる人、階段で行けっ。

読了日:11月15日 著者:小迎 裕美子,清少納言
https://bookmeter.com/books/20511348

■新編 人生はあはれなり… 紫式部日記
「ある意味政治がらみだけどプライベートも書いてます」
中宮・彰子のふたりの皇子の出産を記録したのが紫式部日記。
清少納言が宮中を去った5年後に来た紫式部。
教養はあるのにバカのふりをして隠さなくちゃいけない職場、ナゴンとはだいぶ違うなあ。
人間関係のあれこれにうんざりして、出家したい!と言う気持ち、なんか分かる。

読了日:11月15日 著者:小迎 裕美子,紫式部
https://bookmeter.com/books/20511349

■東京オリンピックの幻想 十津川警部シリーズ (文春文庫 に 3-64)
2020年の東京オリンピックを間近に控え、十津川はオリンピックの「失敗」について調査することになった。
十津川は昭和15年に開催するはずだった東京オリンピックが返上された経緯に着目する。
これ、十津川警部を出す意味あったかなあと思いましたが、調査の協力を求めたN大准教授・富田の現代からの視点は必要だったかも。

読了日:11月14日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/20343798

■ニャンと簡単に身につく! 心が休まる「アドラー心理学」
アドラー心理学を実践することは、ねこになったつもりで考えること。
マイナス思考を直すため、ニャドラー先生がすすめるアファメーションのポジティブ度がすごい。
自己勇気づけっていわば洗脳だ。
読了日:11月14日 著者:宿南章
https://bookmeter.com/books/13556103

■東京の美しいドボク鑑賞術
すごい技術や奥深い歴史が詰まった東京のインフラを見に行く。
土木の中でもわりと橋が好きなので、
世界でもここにしかない「トラスボックス複合構造」を持つ東京ゲートブリッジや、ドイツ・ケルン大吊橋をモデルにした清洲橋(ケルン大吊橋は第二次世界大戦中に連合行軍の迫撃を絶つために自ら爆破)など、たくさん見られて良かった。
表紙は東京を水害から守る「神田川・環状七号線地下調節池」。
神田川から妙正寺川まで延びるこの地下トンネルは、現在妙正寺川からさらに北に向けて延伸中。

読了日:11月13日 著者:北河 大次郎,小野田 滋,紅林 章央,高柳 誠也
https://bookmeter.com/books/21174849

■Tasty Japan #バズりごはんBEST50: Tasty Japan Cook Bookシリーズ
料理インフルエンサーTasty Japanのおかずメニュー。
ものすごく簡単ってわけじゃないけど、手順を見たら意外と作れそう。
ブーケの形の餃子と4種のそうめんつけだれが良いなと思いました。
超ミニサイズのパンケーキをシリアルみたいにするのが面白いアイデア。

読了日:11月13日 著者:Tasty Japan
https://bookmeter.com/books/16600531

■へそ天にゃんこ (単行本)
おへそを天に向けて寝転がるから「へそ天」。
可愛い写真がいっぱいで満足。
表紙のコがこんなにお行儀よく寝てるもんだから、こんな抱き枕あったら欲しいと思ってしまった。

読了日:11月13日 著者:すむぞう
https://bookmeter.com/books/15085099

■オムニバス
十一係姫川班の短編集。
「六法全書」
中松の姫川評がすごく的確だと思った。
釣りというよりは手掴みで鮭を捕まえるヒグマ。
「赤い靴」「青い腕」でのケイコの取り調べは見事なヒグマっぷりだった。
日野チョウは異動になるんですね、なんだか残念。

読了日:11月12日 著者:誉田 哲也
https://bookmeter.com/books/17534067

■密室ミステリガイド (星海社新書)
「〈密室〉の独奏と変奏の歴史を辿る本格ミステリガイド!」
海外篇20作品と国内篇30作品を取り上げる。
第一部を問題編、第二部を解決篇と分けているので、ネタバレが気になる人にも大丈夫だと思います。
既読作品も内容を忘れていたりしたので読めて良かった。

読了日:11月12日 著者:飯城 勇三
https://bookmeter.com/books/21331008

■うちのオットはちょっとヘン!?
オット大好き、ゆみぞうさんがオットにノロケる本。
いや、うちのオットのココが変だと思う、と描いてるわけだけど、結局はノロケですよねw
夫婦対談の、オットさんの電話の持ち方がえらく器用だなあと逆に感心しました。

読了日:11月11日 著者:ほしの ゆみ
https://bookmeter.com/books/547450

■うちのオットはちょっとヘン!?〈2〉
ゆみぞうさんのオット本、第二弾。
昭和の昭、埼玉の埼、それ以外の熟語で見たことがない、しかも漢字を説明するときにはそれでしか説明できないと大興奮で言ってくるオットさん。
ゆみぞうさんとの熱量に差があって笑えました。
私だったら「岐阜の阜もそうかもしれん」とか追い打ちかけそう、すまん。

読了日:11月11日 著者:ほしの ゆみ
https://bookmeter.com/books/610871

■河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録 ~夏の木立に雪が舞う~ (マイナビ出版ファン文庫)
麻理が住む街は6月だと言うのに雪が降る異常気象に見舞われていて、その原因を探る。
雪女の雪乃がくしゃみをすると勝手に吹雪いてしまうのでスタジオは氷漬け、お湯で溶かして回るのは大変そう。
水浸しになった機材って問題なく使えるものなんだろうか。
「雪河」と名前を貰った山童が新生活を楽しめていて良かった。
伊予ちゃんって人間にならないんじゃなかったっけ。

読了日:11月10日 著者:桔梗 楓
https://bookmeter.com/books/12971446

■ショージ君、85歳。老いてなお、ケシカランことばかり
「85歳のショージ君、全力の老年エッセイ集!」
巻末インタビューの他は、あちこちに収録されているものを再録。
歳を取るのはツマラナイと思ってなさそうなのが良いです。
好奇心とユーモアは大事。
定年後のサラリーマンは「無職」じゃなくて「ソリタリー」。
「世捨て人」よりはマシかも、発想が面白い。

読了日:11月10日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/20574956

■美術館&博物館さんぽ 首都圏版 (ぴあMOOK)
東京近郊のミュージアムと周辺の立ち寄りたい場所を紹介する。
あちこち行きたいところだらけで困ってしまう。
損保ジャパンのゴッホのひまわりって、もう新しく出来た美術館にあるんでしたっけ、常設展示なのが有難いですね。

読了日:11月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/13607759

■毎日かあさん4 出戻り編
出戻り鴨ちゃん、病室での最後の日々。
「子供を傷つけずにすんだ。人として死ねる事がうれしい」は本当の本心だよね、サイバラに言えて良かったと思った。
私がその場に居て見たわけじゃないのに、サイバラと鴨ちゃんがふたりで取材したカンボジア編の雨のカーテンが現実感があってとても記憶に残る。

読了日:11月09日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/574251

■苔と木々とジオラマと~WildRiver荒川直人 卓上情景作品集~
手のひらサイズの本物の盆栽のように見えるジオラマ。
こんなに小さい器のなかにちゃんと物語がある世界。
制作過程も掲載。
陶器に穴をあけるときには専用ドリルビットを使うこと。
とにかく先端が欠けやすいので必ず目や顔を保護しながら使う。

読了日:11月09日 著者:WildRiver 荒川 直人
https://bookmeter.com/books/15430659

■キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~ (メディアワークス文庫)
最終巻。
高畑教授は否定したけど、分かっていて菱崖小鳩を紹介したような気もしています。
もう二度と浮上させないやり方も含め、姉の事件が決着して良かった。
こんなにも嗄井戸を信用した奈緒崎、こんなにも奈緒崎を信用した嗄井戸、ふたりに来た新しい年。
奈緒崎の部屋で映画を見る嗄井戸は「いつか奈緒崎くんの家に行きたい」が実現して良かった。

読了日:11月08日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/12685353

■NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント
ドラッカー「マネジメント」が書かれた背景とその考え方を解説する。
ハプスブルク家の崩壊で「文明の終わり」の真っ只中にいたドラッカー。
自分は人の先頭に立って歩く者ではなく、そのありさまを人に伝えるべき者であると思い至ったことが興味深い。
傍観者の立場で時代の流れを見てきて、人間を幸せにする社会とは何だろうと散々考えてたどりついたのが「マネジメント」という方法論。
それぞれの専門家の知識や能力をうまく繋げて組織全体の成果に結びつけるのがマネージャーの仕事。

読了日:11月08日 著者:上田 惇生
https://bookmeter.com/books/4605704

■北辺の海の民・モヨロ貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
北海道では5~9世紀ごろ北方のサハリン方面から渡来してきた外来系の文化があった。
大正時代、アマチュア考古学研究者米村喜男衛が発見したモヨロ貝塚がオホーツク文化の存在を明らかにした。
たくさんの土器や住居跡、仰向けにして手足を折り曲げ頭に壺を被せて葬られた人骨。
貝塚と住居と墓の三者が唯一、一体となった遺跡。
モヨロ貝塚の存在は北海道の考古学界に多くの影響を与えた。

読了日:11月07日 著者:米村 衛
https://bookmeter.com/books/783369

■まっぷる 超詳細! 横浜さんぽ地図mini (マップルマガジン 関東)
2019年の本なので若干情報が古いうえに本が小さいので注意。
近所に住んでいても道をすべて把握してるわけじゃないから、行ったことがない散歩コース目当てに購入。
帷子川の両岸の公園ってどうやって行くのか謎だったので解決して良かった。

読了日:11月07日 著者:
https://bookmeter.com/books/14829150

■毎日食べてもやせられる! 魔法のやせスイーツ
糖質・カロリーオフスイーツのレシピ。
オーブン不使用、電子レンジや炊飯器で作れるから手軽でいいなと思いました。
エクレアやザッハトルテなどなど、チョコ味のものが食べられるとだいぶ満足感がありそう。

読了日:11月07日 著者:鈴木沙織
https://bookmeter.com/books/19809693

■決定版 鬼平犯科帳 (4) (文春文庫)
第4巻収録作品は、「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「血闘」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「敵」「夜鷹殺し」。
平蔵の息子に刺客が送り込まれた「霧の七郎」と、救援がなかなか到着せずに危機一髪だった「血闘」が良かったです。
この巻で、おまさと大滝の五郎蔵が登場。
おまさの昔馴染み・おみねと、牢屋敷の徳次郎はどうなったか。
平蔵を狙う霧の七郎と網切の甚五郎は捕縛を逃れて逃走中。

読了日:11月06日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11295470

■添乗員撃沈記 (角川文庫)
フリーランスの添乗員・岡崎大五のトラブルツアー。
何もかもを現地で決める波乱万丈なシルクロードツアーのえげつなさ。
ひとりで参加した渡会さんがどうしてひとりで参加するのかなんて余計なお世話なのになぜ聞きたがるんだろう。
団体ツアーの客って、他の客のことを知りたがるひとばかりなのかと不安になる。

読了日:11月06日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32740

■旅鉄BOOKS 032 鉄道制服図鑑 制服鉄の世界
知られざる制服鉄の世界へ。
鉄道会社ごとの制服の特徴の違いが分かって面白かった。
男女で制服の形が同じでも帽子が違っていたりする。
全部を網羅してるわけじゃないのが残念、名鉄の制服見たかったな。


読了日:11月05日 著者:
https://bookmeter.com/books/16612152

■どすこいな日々
「関取」さんが「どすこい」なので、てっきりお相撲さん追っかけエッセイかなにかと思って図書館で借りた本なのですが、フジロックなどに出演されるようなアーティストの方。
知らなくてすみません。
ご本名なのだそうで、珍しいお名前ですねと良く言われるんだろうな。
1年とおしてイベントだのなんだので日々が過ぎていくけれど、11月はおそらく唯一何もない月。
11月に生まれている私でもそう思うので、だいたいのひとはそういう認識なのかもしれない。
せわしなさを忘れてのんびりお過ごしくださいませ。

読了日:11月05日 著者:関取花
https://bookmeter.com/books/16939010

■不思議なキジのサンドウィッチ (創元推理文庫)
ハリエットの棺を出迎えた駅で、フレーヴィアは見知らぬ男から父への伝言を頼まれた。
その直後、男は誰かに背中を押され列車に轢かれて死んだ。
今回はド・ルース家の秘密が明かされる。
元英国元首・チャーチルが家に来ていたことは前の巻でちらっと触れられていたけれど、こんな田舎町の駅までやってきて出迎えに立ち会いお悔やみを言うなんて、ハリエットへの信頼が窺い知れる。
そして売却せずに済んだバックショー荘からフレーヴィアは旅立つ。

読了日:11月04日 著者:アラン・ブラッドリー
https://bookmeter.com/books/9886453

■きもちいい暮らしの哲学 もう家事でがんばらない!
家事の面倒くささをどう乗り越えているのか、岸本さんが実践していることを紹介する。
もうこれは「自分のやりやすい方法で」に尽きると思うのだけれど、ひとのやり方をまず真似してみるのも良いと思う。
イマイチならやめればいいし、定着すればそれでよし。
フィッシュロースター、ちょっと使ってみたいな。

読了日:11月04日 著者:岸本葉子
https://bookmeter.com/books/10620681

■ダンゴウオの海 (ふしぎびっくり写真えほん)
東日本大震災から3週間後、岩手県の宮古湾の海底に見つけたダンゴウオ。
ダンゴウオなんて2㎝程度の大きさしかない魚なので「老眼殺し」と呼ばれている、というのは他の本で知ったこと。
巣穴の場所が分かっているから見つけられたってこともあるんでしょうか。
海に沈んだ人工物を利用している魚たちがいるので、それでいいじゃんと思ったりするんですが、汚染の原因になるので引き上げられている。

読了日:11月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/9325283

■まんが 子どものいない私たちの生き方: おひとりさまでも、結婚してても。
子どものいない人生を生きる6人の女性のリアルな本音。
女性って、独身でも既婚でも、子どもどうするのって一度は言われてる気がする。
そんなに子どもとセット扱いしないとダメなのかね。
「子どもがいない人にはわからないと思いますが」と言う人は、「子どもがいる人にはわからないと思いますが」と言い返されたらと想像しないんだろうか。

読了日:11月03日 著者:森下 えみこ,くどう みやこ
https://bookmeter.com/books/17426132

■カナダ金貨の謎 (講談社ノベルス)
中編三本と短編二本が収録された国名シリーズ第10弾。
「カナダ金貨の謎」
スイス時計のアリスの同窓生って誰だっけ、名前が思い出せない。
これもなぜ金貨のネックレスを持ち去らなくてはならなかったのかそれが問題。
「あるトリックの蹉跌」
アリスが授業中に書いてた小説のトリックを見破った火村。
最後の会話が良かった。
せっかくだから本名を教えてくれよ、有栖川有栖君。

読了日:11月02日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/14394731

■南の風に誘われて
今までの旅行の思い出と撮影した写真。
コロナ渦だったこともあって、どこかに出かけたわけじゃなくても過去の体験をこうやって今でも生き生きと語れるのはさすがと思う。
椎名さんはもう探検みたいな旅をしないかもしれないし、ひょっとしたら海外になんか行かないかもしれない。
それでもやっぱり椎名さんは基本的に旅人なんだろうな。
旅行者は風景を楽しむアフリカ派と文化を楽しむインド派に分かれると言われていて、自分はどっちだろうとしばらく考えました。

読了日:11月02日 著者:椎名誠
https://bookmeter.com/books/18051121

■おいしい紅茶の愉しみ方 (PHPビジュアル実用BOOKS)
紅茶の基礎知識や入れ方など、紅茶の愉しみ方。
アレンジティーや紅茶スイーツがおいしそうでした。
軽く温めた吟醸酒を入れたSAKE TEAが気になるなあ。
ティーポットの注ぎ口に差し込むタイプのティーストレーナーって初めて見ました、こんなのあるのかあ。
海難に遭いロシアに漂着した大黒屋光太夫が、1791年11月1日、女帝エカテリーナ2世のお茶会に招かれて日本人として初めて紅茶を飲んだことから、11月1日は紅茶の日。

読了日:11月01日 著者:桑原 珠玉
https://bookmeter.com/books/296727

■指輪が語る宝石歴史図鑑
国立西洋美術館所蔵の橋本コレクションから201点を紹介する。
宝石のカット技術が進歩していくのがよく分かります。
18世紀末にはごく例外的に彫刻を施したダイヤモンドがあり、レーザーがないのにどうやって彫刻したんだろう。
表紙は貴重なホグバックカットのダイヤモンドを使ったルネサンス期の指輪。
ブタの背中になぞらえたホグバックカットは平たいダイヤモンドの原石を生かしたもの。

読了日:11月01日 著者:諏訪 恭一
https://bookmeter.com/books/19215968


▼読書メーター
https://bookmeter.com/
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023-10 | トップ | 2023-12 »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事