ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

知恵熱!?

2012年08月18日 | 日々のこと

先日、乾ぱんピザを作った次男のことを書きましたが、あの日、無事に帰ってきました。

帰ってきて、いつもにまして饒舌な息子。もういいかげん黙らっしゃい!!なんて思いながら、姉との会話を横で聞き、うーん、やっぱりうるさいけどええな♥・・・なんて思っていたのですが。

話をよく聞くと、前の夜、高熱を出したとのこと。ひえー、それはいかん、はよ寝なさい!!と言って21時ごろ無理矢理ベッドに行かせました。

 

 

す、すると、23時。

熱です。39度です。ど、どーしよー。いや、どうしようもない。

姉が「キャベツ、キャベツ、こんだけしかない」と冷蔵庫を見て慌ててる。

まさかこんな夏に熱が出るとは思わへんし、へしゃげたんしかありません。これでは被れへん。

???という方。以前の記事を読んでくださいまし。すっとばします、被ると熱下がるんです、ほんとーです!!

どうするというと、仕方なし、ある分だけもってって、額に当てて寝てたみたいです。あと、タオルと保冷剤の小さいのもいくつか持ってって。

 

 

「しんどかったら起こしなさい」と言ったものの、自分でトイレ行ったりお茶飲んだりしてたようで、朝。額に手を当てると少し下がったようです。でも早朝から暑い朝、よくわかりません。

そのまま寝かせておいたら全然起きません。大丈夫か?でも、無駄に起こすより寝かせておいたほうがいいはず。・・・と、落ち着かないまま過ごす私。

ようやく起きたのは、13時。なんと、ほぼ16時間も寝てました。

そして、計ったら、37度ちょっと。よかったー、下がりました(泣)。

 

 

「おなかすいた」というから、おかゆと梅干し、味噌汁の残り、口当たりのいい切干大根の酢の物。しっかり平らげました。

食欲あるなら食べたほうがいいから、夜はまたおかゆと梅干し、冬瓜と鶏肉の炊いたん、ねぎたっぷりの具沢山野菜スープ、またまた切干大根の酢の物、それからなんだっけ、何か作った気がする。これも完食。

 

こうして、39度の熱はぶり返すこともなく、今はのどが痛いと言ってるものの、元気にしています。

体力あるんやなあ、きっと。よかった、よかった。

 

 

聞いたら、冷房が効きすぎの中でずっと過ごしたらしい。でも、それより、勉強合宿、頭のいつも使わない部分までフル回転で、知恵熱が出たんじゃないか。それも何割かあるに違いない。

 

のどが痛いのはほぼ冷房のせいかなと思うのです。今はどこでも効きすぎです。節電・・・と言いながら、あきらかに去年よりどこも涼しい、いえ、寒すぎると思うのは私だけでしょうか。

今はひたすら三年番茶に塩を入れてうがいさせ、ジンジャーシロップを希釈したのをジュース代わり、葛の入ったあたたかい生姜湯もおやつ気分で自ら飲むと所望し、何とか早くすっきりするようにと私は願うのみ。

いくつになっても子どもの発熱、不調は親は堪えます。

元気になってよかったです。

 

そういえば、あのキャベツ、どこにいったんやろ、はよちゃんと捨てなさいって言ったまま忘れてる、やばい、真夏にあんなの布団とこに放置したらあかん・・・と慌ててると、とうに自分で捨ててありました。あー、よかった(^^;)

さあ、夏休み終盤戦です。

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夏が終わる 2012

2012年08月17日 | 日々のこと

お盆最後の日の昨日は、京都は五山送り火で、今年は夜もいい空でよく見えたようですね。

横浜でお盆を過ごすときはいつも「大文字」が恋しく、さみしい気分を味わったものですが、今年は京都の友人たちが写真をアップしたり、携帯で送ってくれたりして、ここに居ながらにして送り火を見ることができ、ご先祖さん、私の両親もまた戻っていかはるんやなあと思いを馳せることができました。

時代が変わったなあと思います。

見せてくださったみなさん、ありがとうございました。

 

 

おそらく、関西なら昨夜のTVや今朝の新聞とかで画像や写真を目にするのではと思うのですが、こちらではなかなか見ることができません。

今朝の新聞、くまなく探しましたがうちに届くのには・・・残念。

やはりありませんでした。

 

 

時間の流れは年を重ねれば重ねるほど、ふるさとや幼い頃の記憶の中のものになっていくのでしょうか。

大文字の(大文字焼きじゃありません ^^;、送り火が正式でしょうけど、うちの家族やまわりのひとはみんな「大文字」と言っていました)たよりが聞かれておわったら、もう夏の終わりを感じる今日です。

まだまだ暑いけれど、不思議なことに今日の日差しはどこか昨日までとちがってさびれた感じがしました。風もなにかがうつろうような気配がして、季節が刻々と変わっていっている気がしました。

一日でそんなことはないと思うのですけれどね。

 

 

季節が移りゆくことと、もうひとつ感じた変化が今日ありました。

去年まではやりきれなかったお盆という節目がそれほどでもなかったということ。普通に日付が変わっていくこととともにいられたこと。

友だちが見せてくれた大文字のあかりが何かを変えてくれたのではないと思うけれど、こわいものがまたひとつ減った、そんな気がしました。

来年か再来年かわからないけれど、またお盆を京都で過ごし、両親のお墓もご先祖様のお墓も参って、送り火を見る、そんなこともまたできそうな気がします。ふるさとはずっとそこにあって、人もそこにいる、きっと変わらない風が吹き、ただ淡々と、でも温かく迎えてくれる、・・・きっとそうだと信じられそうです。

 

 

さて、夏の終わりの気配を感じながらここ数日お盆の間にしたことは、土用干し。

やっとです。

着物を着て出かけた日の朝も梅を盆ざるに並べていたものだから、手はほんのりと赤く染まり、梅の香りもどことなく漂っていた私です。

7月の終わりに干すことができず、でも猛暑日なら大丈夫と天気予報をにらみながら設定した予定。

 

今日の様子。

 

日中に裏返したところなので、見え方はあまりパッとしないのですが、いい香りが漂っています。ちょっと破れちゃったのをひとつつまんで口に入れましたが、うーん、おいしい♪

しそがまたおいしいのだ。あ~たまりません。

ほんとはもうちょっと奥のデッキのところで干していたのだけれど、木や屋根の影がかかってしまうので、一日中日が当たるところに移動。パッと見ると芝生と枕木のおしゃれっぽい庭なのにそこで土用干しもなかなかいいんじゃないか・・・なんて思ったりして。

 

3日目なので、今晩は夜露に当てて終了・・・まで来ているのですが、明け方にひと雨きそうな気もするし、悩んだすえ、家の中に取り込んでしまいました。

明日は曇りのようなので、一日家で待機させてまた干すか、明日で終わりにするか、迷うところ。

梅仕事が終わるまで、結局夏は終われません。あとひと頑張りです。

 

 

これで終わりにしようとして、そういえば去年のこの時期も「夏が終わる」と書いたなあと思い出し、2012とつけてみました。きっと来年もおんなじじゃないかな、でもきっとまた心で思うことはすこしちがってるかもしれないな、それもまた楽しみです。

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風の日は意外と涼しい夏着物

2012年08月16日 | 着物

 

なんや、下手な句を詠んだみたいな題名になってしまいましたが、お盆です、やっぱり暑いですね。

昨日は曇りがちで雨のヨホウ30%なんて言ってたのに、なんのなんの、白い雲もくもくでしたけどしっかり晴れて暑かったです。

そんな中、昨日は着物でお稽古に。

足もまだ完治してないし、足袋履いて痛かったらいややしやめとこか・・・などと、後ろ向きな気持ちもちょっと。足のことより暑いし汗でぐちゃぐちゃになるんちゃうかなあと気持ちが・・・。

でも、結局やっぱり着ました。

着ちゃうと平気なんですよね、着替えてるときが暑いんです。

 

 

日傘を持って外に出ると、おー、やっぱり日差しが強い。でも、うーん、昨日は風が結構強く吹いていて、それがなんとも気持ちよく。

上を見上げると高い木の葉っぱがかなり激しく揺れていて、それを撮りたくて・・・。

でも、やっぱ、表せません、残念。

 

駅までの道はこのあといつもの恐怖の百段階段を駆け下りないといけないんですけど、昨日のような風の日は折りたたみの日傘ではあっという間に反対むいてしまいます。

それを見越して普通の日傘にしたので、おお、快適に日除けをしながら百段・・・。

でも、今度は着物の裾が。

うーん、風憎し(^^;)。

 

 

だけど、題に書いたように、いくらおひさまが絶好調に暑くても、風さえあれば夏の着物の快適さはこの上ありません。

風がからだを駆け抜ける、あの気持ちよさ。思わず「う~ん」とうなりたくなるほど。

それでも汗は出ます。このあと汗をふきふき駅の構内へ、そして、電車に乗ってると今度は冷房でヒエヒエに。

特にJRは冷えます、30分も乗れば寒いです、夏着物では。

びっくりするほどです。

 

 

着るまではエイッと気合も必要なときもありますが、やっぱり着物を着るのは楽しいし、ほんと、昨日のような心地よさを味わうとヤミツキです。

心配した足の方も、足袋だとストッキングより肌触りも快適、ヒールの高いサンダルより草履は足への負担も少なくてよかったです。

8月はあと1回は着物を着る予定。

どうか雨降りとかち合いませんように・・・と、今から祈っています。

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乾ぱんピザ

2012年08月15日 | ごはん

これは私が作ったのではなくて息子の作なのだけれど、どうしても書きたくて書いてます。

もともと書きたいことがあったのです。

「乾ぱん」のことです。

5月の終わりに我が師匠・魚柄仁之助先生の講演会に国分寺まで行ったことを既に書きましたが、その時に「乾ぱん」の話をしてくださったのだ。

東日本大震災後、避難袋などを常備しているうちが増えているけれど、その中の乾パンなどの非常食はわざわざ買い求めて入れておくのではなく、普段食べている食パンを干してジップロックなどに入れて保存しておき、古くなったらそれを食べてまた作って入れておく、そうすると無駄にもならなくてよい、・・・というようなお話でした。

そうして、帰って、私は師匠のおっしゃるとおりにしてみたのです。

乾ぱん作り。

「乾パン」でもいいのだけどひらがなの「ぱん」。なんだかそのほうがこの魚柄さんに教えていただいて作る「パン」にはふさわしい気がする。なんとなくだけど。

 

どうするかというと、ほんと、余った食パンを干すだけ。

私はそれを4等分にしました。そのほうが保存しやすいし、なんとなくかわいい。ひと切れ食べるのも食べやすいから。

 

  

 

これは作って2週間くらい経った時の「乾ぱん」。

え、普通に切っただけのパンに見えるって?

いや、ほんとそうなんです、でも、切って、ざるに上げて、夏だから台所の端に2、3日干しておいただけで、カラッカラに乾きました。そして、それをジップロックに入れて。そう、お師匠様のおっしゃったとおりに。

 

そしたら、なんと、いや、不思議。2ヶ月経っても全く大丈夫。

カビも生えません、湿気ません、かっちこちでそのままじいっと変わりません。すごいです。ほんまにすごい。

 

 

こういうのを目ざとく見つけるのが、我が息子、次男の方。彼はひそかに魚柄さんを尊敬してるんじゃないかと思うのだ、普通に「うおつかさん」なんて言ってるし。

ほんでもって、この乾ぱんを食べて「うまいなあ」なんてつぶやいている。普通のパンよりなんとなく特別な感じがするのがきっとごちそうな感じに映るんでしょう。

でも、たしかにおいしいの。普通においとくよりおいしいの。

 

 

これをある日、息子は「お母さん、あれでピザ作っていい?」と言ってきました。

え、どうするの?いや、いいよ、お好きに。

と、しばらくしてできてきたのがこれです、乾ぱんピザ。

ただ、よつばシュレッドチーズをのせて、オーブントースターで数分。

ほどよくとろけたチーズの上にケチャップをのせてできあがり。

ひゃあ、おいしそう。焦げてるのがまたいいやん。お願いして写真撮らせてもらいました。

 

私なら、もう少し洋風のお皿にのせるかもしれない。

それをアフタヌーンティーの和の小皿に入れてきた息子のセンスはなかなか・・・と思うのは親ばかかしら。

このこんがりカリッとした感じは乾ぱんだからこその仕上がり。

食べさせてもらえなかったけど(^^;)、目でおいしゅうございました。

 

 

なんで突然こんなことを書いたかというと、前から書こうと思って貯めてた話と写真ではあるんだけど、数日前から彼は家にいないのです。

塾の勉強合宿なるものに行っているのですが、イマドキの中学生はすごいなあ、こういうのがあるんですね。受験生、しっかり勉強してきてくれてると信じて高いお金を払って親は送り出したのですが、私らの子どものころには考えられなかったこと。

大体私は京都市とは名ばかりの田舎で塾というものが近くになく、バスや電車を乗り継がないと行けなかった、だから、塾に行ったことがないのですわ(^^;)。

まあ、そして家の中が静かなのはありがたいのだけれど、正直さみしい、さみしい、さみしいのだ。

子ども3人いて末っ子は一等何やらかわいらしい。それは仕方ない。兄も姉もかわいがってる。おもしろいし、居ないとつまらない。

 

それが今日、やっと帰ってまいります。

はよ会いたいなあ、いないことなど修学旅行やその他で今に始まったことではないけど、なぜかさみしさ募るのはお盆だからか夏だから!?

 

息子が作った乾ぱんピザの写真を見ながら、帰ってきたらきたで暑苦しくてうるさくて絶対ブツブツ言いたくなる自分を想像しつつ、ちっとは愛情深い母親の気分を味わってる朝でございます。

 

 

本題逸れましたが、乾ぱん。すごいです。ほんまに日持ちします。

食パン余りそうだったら一枚試しに干してみてください。すぐできます。ぜひお試しを。

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~夏のお昼の定番!?~ ありあわせのやきめし

2012年08月15日 | ごはん

夜に出かけるのなら、お昼は冷蔵庫のお掃除と節約で・・・と、今日のお昼はありあわせでやきめし。

やきめしかチャーハンかようわからんのが、夏休みのお昼のこんなごはん。

こういうかんじは定番の位置づけ。

 

 

母も父もこういうのをよく作ってくれた。

お店で食べるやきめしともチャーハンともチキンライスとかともちがう、何かよくわからない炒めごはん。

でも、どこの家でもひとつはこういうのがあるんじゃないのかな。

何やらようわからん我が家の定番。

 

 

玉ねぎ、人参、ピーマン、ベーコン。使えそうなハンパな残り野菜。

みじん切りにして、炒めて、冷やごはんも炒めて、最後に溶き卵も入れて少し炒めて仕上げる。

味つけは塩こしょうだけ。

普通のご家庭ならブイヨンとか中華顆粒だしとか入れるのかもしれないけど、そーゆーのが我が家にはないので、なし。

それでも塩がいわゆる粗塩シママースやからか、旨みとメリハリはあると思う。まあ、慣れの問題かもしれません。

 

ところどころ、塩やこしょうが強かったり、ごはんが固まってて塩がきいてないところがあったり、しっかり炒まっておこげになってたり、そういうのがこの、おうちの炒めごはんのごちそう。

そこに出会って口にいれた時のおトク感、ささやかな喜び。

ほんとならそこは下手くそと認定されそうなところだけど、それがあるからおいしい。

私がそうだった、子どもの頃。そして今は子どもがそういう。だから、きっとこれも我が家の定番。

 

そういえば、昔、これにしょうゆをかけるかソースをかけるかで盛り上がった。

どちらも合いそうで合わない。合わないようで合う。

結局は何か足すなら塩こしょうな気がする。

 

今の時代なら、食べるラー油とか香菜をトッピングしたりして、違うものにするのかもしれません。

もっと今風なら、塩こうじをいれて炒めるのかもしれない。

でも、こんなちょっと昭和な夏休みのお昼のやきめしはシンプルダサダサがいい。

氷を入れた冷たい番茶と銀のスプーンの景色がぴったりやん。ほんとならスプーンに白い紙ナプキン巻きたいよな感じ。

 

ボリューム出すなら、上に卵の帽子を乗っけたり、ベーコンをお肉にしたり、何か添えたりするんだけど、女子だけのお昼はこれと果物くらいでちょうどな感じ。

 

すぐに完食。ごちそうさまでした。

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お盆も普段通りに。

2012年08月14日 | ごはんよもやま話

お盆真っ只中、ここ数日、我が家の人口密度が低いです。

諸事情あって、夫も子どももあっちこっち丁稚(す、すんません。関西人しかわからんかも。しょーもないことをつい・・・)、晩ごはんが娘とふたりが続いてます。

ふたりやし、できあいのもんですまそうかと思ったり、食べに行こうかと思ったり、洗いもんの少ない一品ですむものにしようかと思ったり・・・、なんか自分でこれはあるまじきこと・・・と思う考えがふつふつと湧いてきてしまいます。

こういうとき、ひとり暮しでもきちんと料理を作っている人はエラい!と思うのです。

もちろん、自分で食べたいなあと思うもの、食べるべきと思うものを作ろうと思う日もあります。

でも、食べる人がいてくれてこその料理の喜びもあります。普段、4~5人分(なんか変な書き方ですが、感覚としてはこういう感じなのです)のごはんを作っていてそれが毎日2人分となると、なんかモチベーションが下がる感じ。

ましてお盆。たくさんの人が休んでるとき、レジャーの便りが聞こえてくるときにも勤勉に動けるほど志が高くないのが、情けないけど正直な私です(^^;)。

 

 

でも、そう言いつつ、普段とそう変わらないごはんを結局作っているお盆です。

やっぱり、基本はごはんとお味噌汁、煮物、和え物、菜っぱとかが食卓に上るごはんを食べたくなってしまいます。

上の写真は昨日の晩ごはん。

大根・・・今はあんまりおいしくないけれどでも食べたくなって炊きました、大根と厚揚げの炊いたん、モロヘイヤのおかか和え、白なすの田楽、キャベツと大根、えのき、厚揚げのお味噌汁。

それと、少し手抜きで天然わらさのお刺身と、「なんだかおいしい練り物が食べたい気分」と言った娘のリクエストで生姜天、これは買ってきました。

こうやっていろいろ並べて食べるのが日常の晩ごはん。暑いときほどいろんな野菜を食べたくなります。

 

 

ほんとはその前の日、少し出来合いのもんを買ってきました。

用事のついでに横浜高島屋に寄ったら、あらびっくり。デパ地下には京都のお店がたくさん入ってました。

かの昔、京都に帰省の最中、一度は錦市場と大丸や高島屋に両親と子どもたちと行くのが恒例で、こんな時だけだし巻き卵やらう巻やら、はもの焼いたんやらを買ってくれて晩ごはんに食べたのを思い出しました。

見ていたら気分がその頃にタイムスリップしたのか、何か買って帰ってもいいかなあと言う気になったのです。

見ると、Mという料亭の「おばんざいセット」というのを売ってました。

おー、これええやん、ちょっとどんな味付けにしてあるのんかも気になるし、ふたりだけやし、勉強と称して買ってみたいなあ。

 

ところが横にいた娘に言うと、めちゃくちゃ不満顔。絶対にヤダッと言う。

「だって、他のとこのこんなん食べたくない。ひじきもおからもかぼちゃもなすもひろうすもうちの味とちがうのはいやだ」と。

で、でも料亭やで、Mのやで、きっとおいしいと思う。

・・・と言いつつ、そういえば、昨日炊いたかぼちゃが冷蔵庫にあった。それから・・・そやなあ、これだけで千円札1枚飛んでいく。おばんざいって高いもんなんやなあ。

 

でも、なんとなくノスタルジーから抜け出られなかった私は、だし巻き卵と鴨ロース6枚だけ量り売りして買いました。しめて600円くらい。これでも高っ。

 

 

で、これがこの日の晩ごはんでした。

かぼちゃの炊いたん、小松菜のごま和え、おなすと玉ねぎとみょうがのお味噌汁、いただいた北海道のとうもろこし茹でたて、それからだし巻き卵に鴨ロース3枚ずつ(^^;)。

 

ひゃー。卵、おいしかったです。でも、錦のほうがおいしかった気がしました。料亭の味はなかなか庶民には合いません。

そして、何よりおいしくもりもり食べたのが小松菜でした。

ふたりで1把すぐ食べてしまいました。

 

 

日常の食事はこれでいいのでしょう。これだからいいのでしょう。

お盆でもなんでも変わりません。だからこそ、ハレの日の晩ごはんや外食が際立つのです。

 

と、書いたところで、今日の晩ごはんは外に出ることにしました。気分も楽しむことにして。

さてどこに行こうかな♪

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また、ゴーヤ。なおおそるべし。

2012年08月13日 | 日々のこと

 

ちょうど1ヶ月ほど前、お風呂に潜入してきたゴーヤのことを書きましたが、またです。またやられました。

そして、前回よりも厚かましくなってます。

見てください。ほら、花まで咲いてます。つるも長い。

ひえー、こわいよー。おそるべしゴーヤです。

 

実は、これ、昨日です、見つけたの。

お風呂洗おうとしてふと見るとまたもや潜入されてました。

ひえ~どうしよう・・・と思ったものの、またもや家人たちに見せてから・・・とそのままにしておいた私。その時は花がついてるとは気が付きませんでした。

そして夜、みんな遅いものだから自分は入ってそのまま忘れてて、今朝また掃除しようとお風呂場に行ったら、ひゃあ~、なんだかしゅるしゅるとますます伸びて花まで咲いてるではありませんか。

この大胆さ。やっぱりつるものはこわいです(泣)。

 

実は、このゴーヤ、夫が育てているのです。

日よけ兼食料・・・なんですけど、今回は姫ゴーヤというのだそうで、小さく可愛いのですが、私のところに届けられる頃にはオレンジ色でかなり熟していて、いろいろ料理に使おうと試みたのですが、いまだにいい形で日の目を見ることがありません。

ふと見ると、網戸の外にはこんな感じで生っていました。

  

 

おお、なかなかいい感じではありませんか。

しかし、テリトリーがあります、私は網戸越しに見ているだけ、夫が帰るのは数日後・・・。またこれも熟した頃収穫されるのかもしれません。

 

それより、この侵入者のほうが怖いです。

わずかな隙間も見逃さず、夜は窓鍵もしめているというのに、しゅるしゅると厚かましくなぜやってくるのでしょう。こっちきてもなんにもないのに。

先月は甘やかな香りがしたけど、この猛暑の中生き抜いてるからか、今は全然しませんっ。

情緒のカケラもない潜入者をすぐさま追い出そうかと思ったけど、さて、このままにしておくとどうなるのでしょうか。

ちょっと興味があるから、しばらくこのままにしてみます。

ゴーヤと私の勝負。さてどちらに軍ぱいが上がるでしょう。乞うご期待!?

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日にち薬

2012年08月13日 | 日々のこと

足が痛いやら、むかむかするやら、大騒ぎして書いてましたけど、なんだか急に全般的によくなってきました。ホッ(#^.^#)。

私は小さい頃からよくあちこちぶつけたり、コケて長いことどこかすりむいてたり、切ったり、オテンバだからというより単にドンくさくって「痛い痛い」ってぼやいてたんですけど、そのたびに母が「日にち薬やし」って言ってたのを思い出しました。

ケガとか痛いのって、ほんとそうです、日にち薬。

指先ちょっと切っても痛いし気になるけど、時間が経てばなんでもなくなりますよね。

 

 

ロンドンオリンピックもそろそろ閉幕。

いろいろピンポイントで観て、感動したり悔しがったりしていた私ですが、始まった頃はちょうど4年前の北京オリンピックのことを思い出して、メソメソなるから真剣に見ないようにしていたのです。

4年前のこの時期に母と子どもたちと3世代で近場に1泊旅行に行ったんですけど、その時母が夢中になって応援していた姿がどうしても浮かんできて。

「あんた、あかんやん。そこ。ほら。がんばらなあかんやん」とか真剣にテレビに向かって言ってるのが面白くて、子どもたちと笑ったものでした。

でも、それが母と過ごす最後の夏になったから、どうしても思い出してしまって。

この先も4年ごとに思い出して辛くなるのかなあと思って胸がいたんだりしていましたが、こうして日数を重ねるうちに、いろんな思いを消化できてきている自分に気がつきました。

心の傷も日にち薬・・・なんていうと、またいいオチをつけて終わるみたいですけど、でもほんと、そんな気がします。

 

 

でも、指先の傷と違うのは、きっとまたチクッと痛い思いをするときもあるだろうということ。

ほら、失恋だってそうですよね(#^.^#) いや、若かりし頃の話ですが(^^;)。

だけど、いつか胸の奥にすとんと落ちて、取り出しても平気になる日もくるでしょう。

そう思える予感がする今年の夏です。

 

 

お医者さんの友だちに足のこととか相談したら、「お盆の頃はご先祖さんが近くにいるからか、みんな一瞬よろよろってなるねん。仕方ないわ。」って、友だちならではの答えが返ってきました。

なんだかホッとして、それもきっとよくなる力をくれたはず。ありがとう。

少ししみじみといろんなものごとを大切に思って、ここ数日を過ごしたいなあと思います。

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JA横浜の情報誌「Agri横浜」に載せていただきました。

2012年08月12日 | ごはんやひとみ

 

6月21日にJA横浜都筑中川支店「クッキングサロンハマっ子」において講師をさせていただいた料理講習会のことを、JA横浜の情報誌「Agri(アグリ)横浜」に8月号で掲載していただきました。

右の赤いエプロンがわたくしです(#^.^#)。

 

 

   

 

 

どんなのかというと・・・

 

 

(本文より)

~「ごはんやひとみ」店主の上野ひとみさんが講師を務め、地場産の野菜を使って「ラタトゥーユ」「きのこのマリネ」「野菜たっぷりスープ」とにんじんの葉を使った料理も2品調理しました。上野さんは「根菜の皮や葉などの食材も余すことなく使うことを心掛けて」と呼び掛けました。~

 

あ。はい。呼び掛けました(笑)。

 

 

表紙では、お料理の写真も大きく載せていただいています。

  おいしそうでしょ(^^)   

いや、あの、もちろん参加者の皆さんが作って、盛りつけもされたんですけどね(^^;)。

 

 

すでに、「日本農業新聞」に掲載していただき全国区進出を果たした(^^;)ことは書きましたが、今回カラーでおっきいです。

JA横浜の関係者の皆様、本当にありがとうございます。

またこれを励みに頑張ります!!

 

 

「ヘルシー野菜料理講習会」当日のことは → こちら 

「日本農業新聞」の記事のことは → こちら 

     

 

 ↑ こんなんでした。

 

 

ただいま夏季休業中の「ごはんやひとみ」ですが、秋に向けて心身ともに充電できそうです。

また9月からGO!!GO!!です。

頑張ります(^^)v

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ビーンズカードで豆ゲット!!

2012年08月11日 | スターバックス

「あっ、やばっ」

今朝ふと思い出した、大切なこと。

スタバのビーンズカードの期限が今日まででした。

コーヒー豆250円ごとにスタンプひとつ。ヴィアでももらえるし、コツコツ押してもらってたら1年間でちゃんとたまります。

でも、こういうスタンプカードって、いつの間にか忘れて期限切れって半分以上ある私。今日は何とかもらいたい。

 

行ってきました、一番近所のスタバ。今日は病院に行ったのでそのついでに。

32ポイントあったので、普通の店舗なら好きなのを大体どれでも100gもらえるのです。

 

うーん。

悩んだすえ、期間限定「スリー リージョン ブレンド」にしました。

これは、特徴的な3つの生産地のコーヒーをブレンドしたものだそうで、アフリカ(タンザニア)、ラテンアメリカ(グアテマラ)、太平洋(パプアニューギニア)の豆が使われているそうです。

「ハーブの香りにココアのような舌触りをともない、かすかにレモンやカシスを感じる味わい」とHPで紹介されていますが、ううーん、私にはそこまでフクザツな楽しみ方はできないけど、おいしいです。

苦味を感じるんですけど、ブラックで楽しめるのは挽きたてだから!?後味すっきりです。

ちと甘いもんがほしくなったので、子どもが食べてたクッキーを少々拝借。うん。アーモンドがのったモロゾフのアルカディア。ピッタリな感じです。

 

ポイントでのプレゼントなので、コーヒー豆袋はこんなタイプだけど、本当のこの豆の袋は金色っぽくて2012年の刻印があり、限定感が漂ってます。

ハウスブレンドとか普通のラインナップよりちとお高いですけど、こういうので手に入れられるとお得感アップでとてもうれしいです。

またこつこつポイント貯めて、今度は何をもらおかな・・・とささやかな楽しみ。

 

 

今日からお盆休みのところが多くって、帰省や旅行のニュースがたくさん飛び込んできますが、私は子どもがダブル受験ということもあって、横浜でいつもと変わらぬ毎日の予定です。

まあ足も体調もいまいちだし、この間にスッキリ治すのが先決。

お医者様の言うことを守って薬もちゃんと飲んでいたのですが、眠気とだるさと胸のむかむかでいっぱいになってどうにもしんどいのでやめてもらいました。

普段お薬を飲まないからより堪えたようですけど、薬の威力おそるべしです。

昨日は歩くのもまだ辛かったけど、今日はましになったし、明日は用事もあるけど出かけられそう。(といっても、子どもの入試説明会なのだわ **)

体調もよくなり、今日はこうしてコーヒーも飲めたし、久しぶりにおいしい小さなしあわせをかみしめています♪

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