ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

さんまの甘辛煮

2012年08月29日 | ごはん

 

昨日は「大事故(^^;)」の記事を書いたあと、夜は11月の料理講座の写真撮り。

この暑さの中、秋冬野菜を使ったほかほかあったまるお料理をつくらなくちゃいけない。その前に買い物に行って秋冬野菜を集めるのが大変でした。

いえ、スーパーに行けばもちろん普通になんでも揃うのですよ。でも、自分で調理するものは意識して旬以外のものはなるべく食べないようにしているので、普段と目的のちがう買い物をするのはなんだか違和感というか、罪悪感にも似たものを感じるのです。

そんなに神経質になってるわけじゃないですけどね。

でも、今の時代、直売所や自然食品店などで買わない限り、意識しないと何が旬かわからなくなってきていると思います。有り難い面もあるものの、意識しないと紛れてしまうわからなくなってしまう、自動的に流れてしまう・・・他のことでも同じだなと思います。

 

 

まあそういうわけで、昨夜の晩ごはんは根菜を使ったお料理を中心に写真撮りしたメニューを並べたのですが。

買い物してるときに「これだけだったらきっと子どもから仕事のために作ったものばかり・・・ってチェックが入るんでは」と思ったのです。

それでさらにウロウロしてたら、おお、ぴかぴかの生さんまが出始めていました。

うーん、食べたいなあ。これを煮付けにしたい。・・・とむらむらきてしまいます。

でも、肝心なのは撮影する数品を作ること。だから、これに時間はかけられない・・・。

と見ると、「はらわた処理済み」と書かれた2尾入りがありました。おお、これは頭が落とされ内臓もないのか、うーん、気が進まないけど特別、これを買ってみよう。

 

家に帰って、お料理、撮影の準備もできてから、さんまを取り出すと・・・、ほんとだ、全部処理されきれいに洗ってあります。

これは楽です。あっという間にかかれるじゃありませんか。

でも、私、さんまのはらわたの掃除をするの、結構好きなんです。だからちと残念。

 

そんなこんなでそのさんまをさっと洗ってぶつ切り。そうしてそれを平鍋にいれて、しょうが、酒、みりん(味の母)、濃口醤油と水でひたひたにして火にかけます。

途中でアクがでるからそれは丁寧に取ります。

そうだ、お砂糖も少々足さなくては・・・と思って見たら、むむ、ない。普段お料理にはたまにしか使わないから切れてたのを忘れてたんです。

 

どうしよう、そうそう、ずいぶん前に来客用に買ってあったアフタヌーンティーの角砂糖があった、あれを入れてみよう。

うーん、そんなに悪くはないけど、やっぱり白砂糖だなあ、いつもの粗糖にあるうまみやこくが感じられない。まあ今日は仕方ない・・・とそのまま調理。

今回は長男が力を貸してくれ、デジカメで撮ってくれている間に、ほらできた。火を止めて、あとは余熱調理で。

 

はらわた処理済みのおかげ?で、手早くしあがった甘辛煮は作るのも食べるのも大好きなおかず。

まだまだ暑い夏の夜、さんまのおかげで少し秋を感じる満足な一品となりました。

 

 

写真は今朝の朝ごはん。ささっと撮りました。

夜の間にまたいっそう美味しくなっていて、また今朝もごはんが進んだぞ~♪

コメント
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