ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

かす汁

2011年12月21日 | ごはん

 

今晩、かす汁を作りました。

夜の寒さを思うと、できるだけ体が温まるものを作りたくなりますね。

夕飯は必ず汁物を作るようにしていますが、具沢山の味噌汁、スープ、それからシチューなどは、食べてるうちに体がホカホカしてきて、寒い中帰ってきても食べてほっとひと息つけるんじゃないかなあと思います。

でも、どうしても豚汁の登場回数が増えてしまうので、今日はちょこっと変えてかす汁が作りたくなったというわけ。

酒粕さえあれば残り野菜でおいしく作れるのがうれしいところです。

 

 

買い物に行って、酒粕、酒粕・・・と思って探していたら、ほら、これを見つけました。

 

 八海山の酒粕。

 

おー、これはきっと美味しいぞ♪・・・と思ってレジに行くと、いつもの顔馴染みのおばちゃんが「あ、これおいしいよね。昨日かす汁にしたらほんとおいしかった」・・・って。

おばちゃんの保証付きだったらきっととてもおいしい♪ 

楽しみ楽しみ。るんるん。

 

 

お鍋にはいつもと同じように、昆布を小さめに切ったものをいくつか漬けておきます。

大根、人参、こんにゃくは短冊切り、くらい。ごぼうはささがき。お鍋に入れて火にかけます。

沸騰してアクが出てきたらアクを掬っておきます。そこに細かく切った豚の切り落としを入れ、さらにアクを取ります。

お揚げを入れると旨みとこくが増すから、少し入れよう。この前炊き込みご飯を作ったときに太めに刻んで冷凍してあったからそのまま入れちゃおう。

実家ではちくわも細かく切って入れてたなあ。今日はないからパス。

 

 

火が通ったら、酒粕を溶き入れます。

野菜を煮ている途中で、小さめのボールにお鍋から煮汁を取って入れ、そこに酒粕を入れてしばらく置いておき、少しやわらかくしてから溶きます。私は味噌漉し器を使ってボールの中で大体溶いて鍋に戻します。

何度かやってとろみと旨みが出てきたら、味噌を少しずつ溶き入れ、味をみてちょうどいいところで止めます。まとまらなかったら、醤油と塩少々入れて調味してできあがり。

 

母は醤油と塩で味を整えていました。それでもいいのだけれど、味噌を入れたほうがまとまりやすい気がします。それに酒粕100%で作ろうとすると濃くなっちゃって、酔っ払っちゃいそうになるのよね。

子どもも食べやすくするには味噌の割合を増やすといいと思います。ちょっと色は濃くなってしまうのですが、でも食べやすくなるよ。

 

 

さあ、できたできた。

小口切りのねぎを散らしてできあがり。

 

 

あー、おいしい。ほんとにおいしい。子どもにもほめてもらって大満足。

ホカホカあったまって、何だかしあわせ(^^)。

 

それにしてもこの酒粕、おいしいな。溶いている時の香りがまたいい。このまま炙って食べたらどうなんやろ。これを酒の肴に・・・いいかもしれん。でも、甘酒にしてもいいなあ。

いろんな誘惑にかられながら、半分はジップロックに入れて冷蔵庫に。残りの味わい方はまた後日考えようっと。

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12月19日の「産前産後の集い」

2011年12月21日 | ひとみさんのおうちごはん(ママスハウス)

 

今年最後のママスハウス 「産前産後の集い」は、12月の寒空の中、8組のお母さまと赤ちゃんが参加してくださいました。

心もち小さい円になって、お互いの顔を見ながらいろいろなお話ができました。赤ちゃんたちはみんな比較的おとなしくて、「こんなに落ち着いて話ができていいのか(^^;)」って思うくらい。

赤ちゃんの月齢は2ヶ月から1才すぎくらいまで。

うーん、今日もみんなかわいい~♪ いっぱい抱っこさせてもらっちゃった(^^)

半数が集いは初めて・・・という方たちでしたが、それぞれお話をしてくださり、とても楽しかったです。

 

 

話題はまたいろいろ、あっち飛び、こっち飛び・・・しながら。おっぱい、離乳食、お風呂に泣かないでいれるための工夫、初めて赤ちゃんをあずけた時のこと・・・などなど。

でももっとも盛り上がったのは、「化石」の話・・・だったと思います。いや、私が(^^;)。

育児事情変化してるね・・・ってことで、上のお子さんがいらっしゃる方がここ数年のグッズなどなどの変化についてお話くださったり、そしたら、私はチョー化石だって気づいたり。

まったくね~・・・(^^;)

 

 

おっぱいチェックがみんな終わって、なぎさ先生が登場してからは、お茶談義でもう一度盛り上がりました。

なぎさ先生がお茶はごくごく飲んでしまうのではなくて、少しゆっくり飲んでほしい・・・とお話されたことから、なんて表現するのがいいのかで大盛り上がり。

そして、「お茶をふくむ」・・・これがいいんじゃない・・・なんてところに落ち着いて。

ゴックンしてしまうのではなく、「ふくむ」ことで味わえて、あたたかいお茶をより楽しむことができますよね。

すする・・・とかとはまたちがうね・・・そういう話を、参加してくださったみんなで共有しました。

 

 

お茶はね、いつもこの「産前産後の集い」「ひとみさんのおうちごはん」のクラスでお伝えしていますように、産前産後の時期は特に、番茶、ほうじ茶、万能茶・・・など、色のついたお茶を少しでも煮立てて飲むとよいです。

赤ちゃん麦茶とか売られていて、麦茶って体にやさしいマイルドなイメージがあるようですが、麦茶は体を冷やすから暑い夏の時期だけのお楽しみにして、秋~冬、そしてまた春・・・の間はやめておいたほうがいいです。もちろん、赤ちゃんにもね。

そして、お茶を煮立てるのならば、ぐらぐらっとではなく、やさしい気持ちで弱火で少しだけ煮出して、・・・がいいと思います。

火力やその他もろもろで、ひとことで「お茶を沸かす」といっても、味ってその都度微妙にちがいますね。

日々のお茶だけど、同じいただくのならばぜひおいしくいただけるといいですね。

 

 

今年最後の集いは和やかな雰囲気の中で終えることができました。みなさま、ありがとうございました。

1月はママスハウスの全クラスがお休みなので、次回は年明け2月20日になります。「ひとみさんのおうちごはん」は23日です。

また楽しい時間を過ごせたらなあと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

ところでおまけですが。

写真のクリスマスの飾りはママスハウスでパチリ・・・と撮ったもの。さてさてどこでしょう。

わかった方はなかなかのママスハウス通かも、ね(^^)v

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