ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

企画会議=宴会!? @ギャラリーウエアミー

2011年12月02日 | 日々のこと

さてさて。実はこの日、「ギャラリーウエアミー」に向かうまでの間、いろんなドラマがあったのだ(^^;)大げさ・・・やけど。

 

まず、町田で小田急に乗り換えのため歩いてると・・・

つい目に止まった「梅沢富美男&中村玉緒 夢の共演」の文字。思わずそそられてパチリ。

うーん、ちょっと見てみたい気もする。いや、それはないか。でも、少し心が動いたということは年のせいかもしれない・・・。ひゃー。

 

こんなことして歩いてると、町田の改札前に人が溢れてる。えっ。事故で電車が止まってる。ひと駅なのに。こんなところで・・・。

知らない街でずっと立って過ごさなければならないんだろうか・・・なんとなく深刻な気分に。どうしよう。

和佳さんと携帯で連絡を取り合って、少しほっとする。あー、便利な時代だ。よかった、ひとりじゃない。・・・だんだん大げさな気持ちに。

・・・しかし、ほどなく動き出して、すぐ玉川学園前に到着(^^;)。

 

DMを見ながら歩いてると、あらら、すぐやん、近い近い。

思わず、踏切を通過する小田急を撮る。わくわく。

 

えっと、1階が散髪屋さんね。

 ここだ。・・・と写真を撮ったけど。

隣の八百屋さんが気になって、こんな写真に(^^;)

でも、2階?・・・と上がっていったけど、ない。ない。ないよー(泣)

ものすごく不安になる。どうしよう。でも、諦めたらアカン。自分を励ましてきょろきょろ・・・。

 

あれ?向かいにも散髪屋さんが。えっ。もしかして、あの青いところ?

よく見ると、ここらへん、散髪屋さんが4軒くらいありました。なんで?紛らわしいやん(泣)。

 

 そうだそうだ。ここみたい。

そうしてさっきの記事に続きます(^^;) よかった(くすん)。

 

入ってあいさつもそこそこに、和佳さんと物々交換会。

私は先日書いたひじき。と、ちりめん山椒と昆布・・・といつもの手土産の定番をお渡しする。

 

 和佳さんから。

人参は国立の(間違ってたらゴメンナサイ)有機栽培にんじんだって。農家さんの手できれいに洗ってありました。なんとなくうれしい。

それと、和佳さんお手製のゆずこしょう。すごいよこれ。フルーティーなの。フレッシュなの。おいしーい。香りが全然ちがうよ~。

うれしいな。手作りのものもらうって。じーんとしちゃった。

 

私のひじきたちを「晩ごはんにでもどうぞ。でもお酒にも合うかも」というと、あらら、次の瞬間。出てきました。ギャラリーのオーナーさんが奥からひょひょいっと。

まあいいか、ちょっと飲もう・・・って。おいおい、今12時半。もちろんお昼。

うーん、贅沢。作家さんの器で飲み会だ!!

このお皿はカップのソーサーなんだって。でも、こうして少しずつ入れるととってもおしゃれ。また、周りの部分のくぼみがお箸を置くのにちょうどいい。この日にぴったりのお皿だわ。

奥の白いのになみなみとお酒をついでもらって、あー、ついくいくいと・・・おいしい。おいしすぎる。あーまたついくいくいと(^^;)

 

実は日本酒は回ってしまうし酔っ払うしあとでしんどいからと、あまり飲まないようにしてる。それと、父は日本酒が好きだったから、何となく思い出してつらくなったりするから、料理に毎日純米酒使ってるけど、いやこの前ちょっと飲んだけど、こんなふうにちゃんとは飲まなかったのに・・・。

あれ?父を思い出す・・・いや、思い出さずについつい(^^;)

 

なんだかいつものおかずがとっても美味しく思えて、とっても格調高くなった気がするなあ。

 

そうこうしてずっとわいわい。うーん、今日は企画会議もするんだったはず。いや、これがそうだっけ。うん、だって、器のこととか、おりょうりのこととか話してるもんね。まあいい、何でもいい・・・みたいな気がしてくる。

 

いろんな話をしているうちに、ここウエアミーでも器とごはんのコラボイベントを・・・という話をいただいて。なんでも、オーナーの竹見さんが和佳さんがブログで私のお料理のことを書いてくださったのをみて、ぜひここでもって思ってくださったとのこと。

ひゃー、飛び上がるほどうれしい。

来年のお月見のころに・・・ということになりました。詳細はまだ先の話。

 

そうこうするうちに私の持ってきたアテがなくなってきて・・・何やらいろいろ出していただきました。

 

ナッツやコンビニのおでん。スーパーのカレーパンも。普段コンビニおでんって食べないけど、うーん、あったまる。おいしい。味付けとか安心とかそういうのじゃなくて、今ここでおでんを食べてることだけで、めちゃくちゃ美味しく感じるなあ。

お酒は写真の「一ノ蔵」。宮城県の。震災で被害にあったけれど、社員の方々の復旧作業で復興。すごいなあ、そして、おいしいなあ。

 

気がつけばいつの間にかお茶をいただいたコップで飲んでるし。まあ、これも作家さんのだし、もうなんでもかんでもしあわせだし。

あー、これって酔っ払っていたのかも。

あれ、まだ展示を全部見てないや(^^;)

 

そういえばくるみギャラリーの企画会議も途中から、というか、食べる時からどんどんお酒は出てきたし。そっか、ギャラリーの企画会議ってこういうもんなんだなあ・・・え、ちがう?うーん。

和佳さんと古森さんとを目の前に、こうして楽しい楽しい酒盛りは瓶が空っぽになるまで続いたのでした。

あー、楽しかった。でも、あれ?私何しに行ったんだろ。そうそう。個展と企画会議。目的は果たせたからいいのんかな。いいよね(^^)。

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「古森秀夫展 微気象ーsketch notes 小旅行ー」

2011年12月02日 | 日々のこと

 

さて、先日のひじきを持参し馳せ参じたのは・・・小田急玉川学園前下車。「ギャラリーウエアミー」

古森秀夫さんの個展のご案内をいただいたので、行ってきました。

古森さんの作品を拝見するのは、3回目。

9月の「小さな和み展」。10月のくるみギャラリーの和佳さんとの二人展。そして、今回。

・・・いえいえ、実はもっと前にも出会っているはず。ずーっとずーっと前に和佳さんからご案内いただいた作品展でお名前を見た記憶がある。でも、きっとぼおっとしてたんでしょうね。記憶もぼおっとしています(^^;)。

 

「小さな和み展」の記事は→こちら

「古森秀夫・堀込和佳 二人展」の記事は→こちら

 

 

  ギャラリーの青い旗。

 

 

 案内。きれいに撮れなかったけど(^^;)。

 

 

とんとんとなつかしい感じの階段を上ったところがギャラリー。

こじんまりしている落ち着く空間。なんだかちょっと隠れ家に来たようなわくわくした気持ちになって中に入ると、そこには古森さんの世界が広がっていました。

 

 

 鳥さんたちが壁にいっぱい。

光と白い壁と古森さんの作品たちがすごくあったかかったです。

 

 

 あー。いいなあ。

 

 

 かわいい。ほんとにかわいい。

自分だけの物語をここに大切にしまって持ち歩きたい、そんな気がします。

 

 

 

 

あのまあるい中にどんなお話があるんだろう。

これをじっと見ていたら、古森さんはご自分のポッケからこれによく似たまあるいのを取り出して見せてくれました。

中にはおくすりがひとつふたつ・・・。

そして、一瞬いとおしそうにそのまあるいのを見て、またそっとポッケにしまって。

いいなあ、自分の作品をこうして大切に思って大切に使うって。同じように大切にして創られた作品たちがこうして並んで、私たちが見せていただいて、またひとの手にわたっていくものもあって。

こめられた思いがあるから、ここがあったかいのかなあ。

 

 

初めて夏に拝見したとき、手のひらサイズの小さな缶の鳥とかを見て、そのときも「かわいい」と思ったけれど、私は正直むつかしいような気がしました。何かをわからないといけないような気がして。たぶん、自分の心が何かにしばられていたのでしょう。

でも、こうして、2度3度ふれることができて、ただただあったかいなあと思っていました。

そして、この日の白い壁に広がる世界を部屋の反対側から離れて見ていて、思い浮かんだのは「希望」ということばでした。

なんだかわからないけれど、こころに浮かんだこのことばを何度か繰り返し、とてもしあわせになりました。

 

 

 

左から、堀込和佳さん、古森秀夫さん、「ギャラリーウエアミー」オーナーの竹見かおるさん。

お顔もよくわからない写真だけど、ね、あったかいでしょ。楽しそうでしょ。とってもとっても心地よかったのだ。

 

その心地よさが実はオソロシイ魔力で、この写真の前にはあることが繰り広げられてたんだけど(^^;)

それは次の記事でね(^^)v

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