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浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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浦安の海から塩を作る

2007-08-14 20:32:26 | 出来事
今日はおやじの夏休み最終日である。

帰省の予備日として、或いは体力回復の為にとっておいたのだ。

良かった休みにしといて。今日仕事だったらもうボロボロだっただろうな。

たっぷり休養を取って明日に備えなければ。

そうは言っても、今日は小学5年生の娘の夏休みの自由研究に付き合う約束をしていたのだった。

夏休みに入ってからずっと「何にしよ」、「何にしよ」と随分と悩んで最終的に決定したのは、浦安の海の水から塩を作って、市販の塩とを顕微鏡で比較してみるという遠大な計画なのである。

本日はまず海水を採取して塩を煮出すところまでの作業を実施した。

2リットルのペットボトルを持って、海へ出発。



今日も暑くなる見込みなので、午前中の早い時間に出かけたけれど、この時点で太陽はやる気満々で、くらくらする。



海に降りられる場所と言うとここ位しか思いつかなかったので、河口岸よりなんだけど構わず採水。



今日の海は碧く空も澄み渡って爽やかでした。見た目は....。

この水をコーヒーフィルターを使って漉します。

用意するものはボール、鍋、コーヒーフィルター等です。



漉し器として小さめのペットボトルの頭を切り取って使いました。

フィルターはあっと言う間に目詰まりするので何枚も必要でした。



鍋が小さかったので、継ぎ足し継ぎ足ししつつ海水を煮詰めていきます。



約2時間かけて、ペットボトルの海水をすべて一つの鍋に煮詰める事ができました。

ここで再び、フィルターを使ってこの水を漉します。

見ると確かに細かい砂が沈んでいるのが見えます。

漉した水を鍋に戻して再び煮詰めていきます。

序々に水分が飛んで行くと鍋の中に塩の粒子が。

「おぉっ。出来てきた!」これは大人も楽しいかも。

ここら当たりから火加減をかなり弱火にして根気よく水分を飛ばします。



完全に水分を飛ばすのではなく、適当なところで打ち切り、キッチンペーパーにすくい取ります。


このキッチンペーパーのまま乾かしても良いようですが、どれだけ煮出せたかがわからないのでガラスの容器にあけてみました。



想像していた以上に沢山の塩が取れました。

なんだかとっても嬉しい。楽しい。



これを数日間天日干しをします。

彼女の実験はまだまだ続きますが、本日はこれまで。