浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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2005年総括

2005-12-31 12:25:26 | 読書
今日は大晦日、浦安は比較的穏やかな日差しです。2005年最後の日にこの一年読んだ本を振り返ってみました。この一年で読んだ本は65冊ほどになったようです。
その内訳は、ミステリ・サスペンス24冊、文芸20冊、自然科学12冊、ノンフィクション5冊、その他3冊。大好きな池上永一を1冊といったところです。自然科学、ノンフィクションは意外に少なかったですね。もっと沢山読んでいるように思ってました。

それぞれのジャンルで思い出深いものを挙げてみます。

ミステリ・サスペンス
なんといってもニール・ケアリーに再会できた事ですが、ジム・トンプスンを再発見したというのも今年の目玉でした。しかしどれも過去の作品。食指が伸びるような新刊本には恵まれなかった年でもありました。

ドン・ウィンズロウ「ウォータースライドをのぼれ」
ジム・トンプスン 「ポップ1280」
T・ジェファーソン・パーカー「サイレントジョー」

文芸
ジム・ハリスン、シャーマン・アレクシーとの出会いは本読みの幸せ。長い付き合いになりそうです。

ジム・ハリスン「神の創り忘れたビースト」
シャーマン・アレクシー「リザベーション・ブルース」
スチュアート・オナン「スピード・クイーンの告白」

自然科学
やはりここは、ジョン・ホーガン。次はどんな球を投げてくるのでしょう。環境に対する意識の向上もあって、僕の好みの気象や人類の起源などの本が多く出版され、嬉しい悲鳴を上げたものでした。

ジョン・ホーガン「科学を捨て、神秘へと向かう理性」
ブライアン・M・フェイガン「古代文明と気候大変動」
マット・リドレー「やわらかな遺伝子」

ノンフィクション
ノンフィクションはその取材・調査も、記述される内容もどんどん深いものにありつつあるようです。専門性の高まりは読者層の縮小を招くのが当然と思ってました、楽々とその壁を乗り越えて売上げを伸ばした本が出てきた事は瞠目すべきポイントだったと思います。

ブライアン・バロウ 「ドラゴンフライ」
フィリップ・ゴーレイヴィッチ「ジェノサイドの丘」
ロバート・カーソン「シャドウ・ダイバー」

池上永一
そして池上永一
「シャングリ・ラ」僕たちどこまでもついて行きます。
次回作を楽しみにしてます。

今日の東京湾

2005-12-30 22:38:37 | 出来事
カミさんが今日も仕事だったので、実際ヒマ。海に出てみたけど、ガスってて、視界も悪い。とっとと帰って、結局半日ネットで遊んでしまった。
振り返れば正しい休養かも。しかしパソコンが窓際にあるので、体が冷える、冷える。後半はエネルギー切れ。お腹もこわれて、最終的には寝込んでしまいました。ありがちな休日だよ。
夕方には何とか復活したので、約束通り夕飯は僕が料理。しかしぺペロンチーで蛸を使ったのが失敗だった。味がくどくなっちゃった。うーむ残念。今日はやること、なすこと今一つの結果だ。


ジェノサイドの丘

2005-12-29 22:38:21 | 読書
">2005年の最後を飾る一冊はフィリップ・ゴーレイヴィッチの「ジェノサイドの丘―ルワンダ虐殺の隠された真実」となりました。なんとも重いテーマで読み進む手が震える程の内容。正に読まずに死ねるか。知らずに生きて行けるのか。と、魂の首根っこをがっしりと摑んでくるような一冊でありました。
いよいよ、今年も残す所あと二日となりました。この一年 ほんと、いろいろな本に出遭う事ができました。そして来年はどんな本に出遭うのでしょう。
また、事件事故、天変地異もいろいろありました。来年はどんな年になるのでしょう。我々は何処へ行こうとしているのでしょうか。みんなで協力し合って豊かな良い年にしたいものですね。

http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2005-3.htm#フィリップ・ゴーレイヴィッチ


三番瀬より

2005-12-29 18:21:18 | 出来事
今朝は日の出から三番瀬を臨む。この三番瀬には海苔棚があってかなり良質の海苔の産地なのはご存知だろうか?なかでも最も高級な手作り日干しの海苔は銀座のお鮨屋さんに直行するらしい。

今日もカミさんはお仕事。仕事モードのままのおやじは家に戻るなり、子供達を叱咤激励しつつ、大掃除に励んだのであった。おかげで家も気分もスッキリ、綺麗に。