慌しかった2012年もいよいよあと僅かとなってまいりました。
この一年、お付き合いいただきありがとうございました。
何より、肉離れで悪戦苦闘している折に拍手を下さった方々には深く感謝しております。
お陰さまで乗り切ることができました。
おやじは年末年始の9連休に突入中です。カミさんは年末ずっと仕事のため、僕はもっぱら不慣れな主夫業にいそしんでおります。またかつてないくらいの全力疾走で走ってきたこの一年。いきなりの空白地帯で方向感を見失ったというか、行き場がないというか妙に落ち着かない日々を過ごしています。
11月に稼動したシステムは驚くほどトラブルが少なく、現場も徐々に安定しつつあり本当に一仕事が終わろうとしているという状況です。
この一年は本当にこのために全身全霊で頑張った年でありました。それにしても足掛け5年というのはつくづくでっかいプロジェクトでありました。このような形で着地できたのは仕事冥利につきるというものでしょう。
今年を振り返るとGWに自転車ではしゃぎすぎた僕は通勤途上で全治約3ヶ月という激しい肉離れを起こしました。
リハビリを兼ねてはじめたのがジョギング。1時間で10キロ走るという目標を立てましたがこの目標に固執したあまり、12月初旬今度は反対の足を痛めてしまいました。その為現在は再び静養中です。自分の足に苦しめられる年でもありました。
この年末は天候が不順でちゃんと治してから走れという思し召しかと諦めております。
ジョギングもその一つですが今年は色々新たにチャレンジするものが多い年になりました。
娘と始めたエレキギター。全く上達しませんがこれがなかなか楽しい。現在B'zのHomeのイントロに挑戦中です。週末の楽しみの一つになりました。
地道に続ければそのうちなにか形になってくるんじゃないかと期待しております。
ところで今年の読書は48作品。どうにかレビュー記事を書くことができました。これも来年で10周年です。自分でもびっくりであります。ちと気が早いですが、ここまできたので次の20周年まで頑張っていってみようかなんて思っております。
人生は短い。本はよくよく選んで読まないと時間はいくらあっても足りませんね。
今年読んで感銘を受けた本たち。
小説
「われらが背きし者」ジョン・ル・カレ
「小さきものたちの神」」アルンダティ・ロイ
「誘拐」ガブリエル ガルシア=マルケス
自然科学
「プレートテクトニクスの拒絶と受容」泊次郎
「膨張宇宙の発見」マーシャ・バトゥーシャク
「シンメトリーの地図帳」マーカス・デュ・ソートイ
政治経済
「ショック・ドクトリン」ナオミ・クライン
「これは誰の危機か、未来は誰のものか」」スーザン・ジョージ
「帝国以後」エマニュエル・トッド
ノンフィクション
「サイコパスを探せ!」ジョン・ロンソン
「コロンバイン銃乱射事件の真実」デイヴ・カリン
「最初の刑事」ケイト・サマースケイル
仕事が忙しかったこともありましたが、月4冊ペースという牛歩状態なのにはがっかりしてしまいますが、こんなことも来年とうとう10周年ですよ。
つづけてこれたことに僕自身が一番驚いている次第です。
政治は相変わらず迷走状態から抜け出すことができず、経済も先の見えない不安定な状態が続いています。
来年はどんな年になりますでしょうか。みんなで力を合わせて少しでもいい年にしていきたいですね。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。