ようこそ、おいでいただきました。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第1クォーターのレビューのページを追加しました。
3月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1629
ナイス数:65
サボイ・ホテルの殺人の感想
☆☆☆☆★ 1960年代後半という時代背景が色濃く見事に描き出されていました。時代の渦中にいてそれを見通す作者の鋭い洞察にはただただ恐れ入るばかりです
読了日:03月31日 著者:マイ・シューヴァル,ペール・ヴァールー
聖☆おにいさん(21) (モーニング KC)の感想
特に最初の話が面白かったっす
読了日:03月23日 著者:中村 光
書いてはいけない――日本経済墜落の真相の感想
☆☆☆☆☆ 掌に刃物をあてられているような恐ろしい内容でした。自分が思っていた以上に深刻でおそらくほぼ事実だと、そうしたことが行われてきたんだろうという内容に慄然としております。
読了日:03月20日 著者:森永 卓郎
上昇(アップスウィング): アメリカは再び〈団結〉できるのかの感想
☆☆☆☆☆ 衝撃的でした。互恵的社会と個人主義社会はこの125年間上昇から下降へと逆U字型に変遷してきていた。125年間という大きな時間の流れのなかで自分たちの価値観や行動がどう変わってきていたのか。なるほどそういうことだったのか。あれこれ腑に落ちる本でした。
読了日:03月16日 著者:ロバート・D・パットナム,シェイリン・ロムニー・ギャレット
黒牢城の感想
驚きました。こんな構成・展開の本は初めてです。ネタバレになるので書きませんがこれはすごい。史実にもっと詳しければもっと面白く読めたのではないかと思います。
読了日:03月02日 著者:米澤 穂信
読書メーター
2月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:834
ナイス数:21
「協力」の生命全史: 進化と淘汰がもたらした集団の力学の感想
☆☆☆☆★ 面白い。深い。そしてなかなか難しい。かなりの集中力をもって読まないとなんの話なのかついていけなくなるような局面が多々ありました
読了日:02月18日 著者:ニコラ・ライハニ
暗闇のなかの光──ブラックホール、宇宙、そして私たちの感想
☆☆☆☆★ レベルの異なる話が玉ねぎのように何層にも重なる本でした。イベント・ホライゾン・テレスコープの話はとてもワクワクする話でしたが、著者の天文学者と同時に敬虔なキリスト教徒であることができるという説明は丁寧に読んでも理解不能でした
読了日:02月10日 著者:ハイノー・ファルケ,イェルク・レーマー
読書メーター
1月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:592
ナイス数:36
刑事マルティン・ベック 消えた消防車 (角川文庫)の感想
☆☆☆☆★ 多分そうだろうと思ってましたが一旦再翻訳の出版はこの5巻目で打ち止めだそうです。どうしよう。昔のを読み返しますかね。全然色褪せてない警察小説の傑作であることをあらためて実感しました。
読了日:01月28日 著者:マイ・シューヴァル,ペール・ヴァールー
ドイツの小さな町 (1974年) (Hayakawa novels)の感想
☆☆☆☆☆ これは驚いた。こんな展開を仕込んでいるとは。物語の世界観が二転三転するというのはこれまで読んだことのがないと思う。傑作でした
読了日:01月14日 著者:ジョン・ル・カレ
ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルトの感想
☆☆☆☆☆ なんとなく色物っぽくて政治信条も合わない人かと思っていたのだけど、財政、税金、社会保険という観点ではとても正しい考えの方であり、ましてこうした詳しいからくりがあることを僕らは知らずにいた。是非沢山の方に読んでほしい本でした。
読了日:01月03日 著者:森永 卓郎
読書メーター
11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1088
ナイス数:34
自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点からの感想
☆☆☆☆☆ 特に若い人たちは是非この小さな本を一度読むといいよ。世の中が今どうなっているのかこれだけでおおよその見当がつくのじゃないかと思います。
読了日:11月26日 著者:トマ・ピケティ
蚊が歴史をつくった: 世界史で暗躍する人類最大の敵の感想
☆☆☆★★ なんとか読みましたけども、余計な装飾、わかり難い比喩がちりばめられて読みにくいことこの上ない。そして内容はよく調べたとは言えるものの単なる事実の羅列であって洞察もなけれれば新たな気づきもない感じでした。
読了日:11月26日 著者:ティモシー・ワインガード
日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえすの感想
☆☆☆☆★ 異常外力着力点。やはりちゃんと証拠は残されていた。欺瞞にまみれた自民党の体質は今も昔も何にも変わってない。利権のために人の命を切って捨てて平気な連中の集まりだ。
読了日:11月20日 著者:青山透子
日航123便 墜落の波紋: そして法廷への感想
☆☆☆☆★ 今のこの日本の世の中を俯瞰するに事故原因の隠蔽工作があったとしても驚きはないものになっていると思う。日本はつくづく残念な国になってしまったものだ
読了日:11月12日 著者:青山透子
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