浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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行く年来る年

2008-12-31 23:21:17 | 出来事
2008年も残すところあと数十分となりました。
皆さんは今年はどんな年でしたか?
僕自身はある出来事によって今までにない程厳しい現実を突きつけられると共にいまだにその意味を解釈できないでいます。恐らく生涯ずっと解ける事のない疑問を抱えこんでしまった年になったようです。唯一答えられるはずだった人は最早この世にはおらず、どうしたってもうその答えを聞くことばできない。

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一緒に年を越したかった。
居なくなって寂しいよ。

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もうすぐ新しい年。
どうか良い年になりますように。

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今日の水門【走り納め】

2008-12-30 12:26:00 | 自転車
いろいろ考えていたのだが、向かう方向を決めきれないまま、カミさんを仕事場に送って戻るとすぐに走り出しました。

取りあえず、葛西臨海公園から荒川を遡上。

しかし、向かい風が強いし体も重い。川から離れて308号線を北上、新川を東に向かう。二之江排水機場から古川浄水場を目指して古川親水公園を走る。

そうそうここはちゃんと通ってみたかった道だった。
風も穏やかになって、体も段々動き出してきた。

江戸川区側を旧江戸川に沿って江戸川水閘門を目指す。

江戸川水閘門

送信者 水門と橋


江戸川水閘門を渡り市川市に入り今度は旧江戸川の市川市側を走る。
今井水門、河原水門、本行徳水門、押切水門、欠真間3号水門、新井水門、新川東水門、当代島水門、境川西水門と水門を横目に眺めながら走る。

おーっ、思っていたより走れて良かった~。
今日は筋肉痛で距離が出せないと思ってたよ。

この一年随分と水門を巡って走ったな~。気がつくとそんな一年を振り返るような道を走ってました。

そして浦安駅で折れ、猫実川に沿って三番瀬へ。

来年も頑張って走りたいと思います。


足腰筋肉痛

2008-12-29 21:35:12 | 出来事
今年の年末年始は諸々あって帰省できない。おかげてここ数年なかったような穏やかな年末を迎えさせていただいております。

JRは運行管理システムの障害で運転見合わせ。なんでも昨日あったトラブルの調整で今日の運行予定を変更したのがいけなかったみたいだ。年末年始の帰省はどうしても慌ただしくなるので、こんな時にトラブルで足止めなんて、ホントぐったりしちゃいますよね。今日移動しようとしていた方はさぞ大変だったでしょう。お見舞い申し上げます。



昨日はがんばって娘と二人で大掃除&プチ模様替え。普段座り仕事をしている事もあるけどお掃除って重労働だよねぇ。特に風呂場が大変でした。

名付けて「物体Xとの死闘」今日はもう足腰が筋肉痛です。しゃがんでする仕事はちょっとやっただけで翌日てきめんにダメだな。
明日はカミさんの仕事納め。僕は自転車の走り納めに行きたいと思っているのだけど、こんなコンディションで果たして行けるかな?

こんな時は、地図を眺めて行きたい場所を見つけて気持ちを盛り上げるのだ。




その牙を捨てよ

2008-12-27 23:29:24 | 出来事
ジョセフ・E・スティグリッツの「世界を不幸にするアメリカの戦争経済 イラク戦費3兆ドルの衝撃」読了。このなかでスティグリッツは『戦争を悪とするか善とするかにかかわらず、あるいはイラク戦争を成功と考えるか失敗と考えるかにかかわらず、ほとんどのアメリカ人は、国のために全てを懸けた人々に適切な医療と保障手当を提供するのが道徳上の義務であることに同意している』と書いていた。ノーム・チョムスキーも語り口はまるで天気予報のような悠長さがあった。

この二人に共通する姿勢はまるで、コーマック・マッカーシーの「平原の町」に登場したエデュアルドのようだ。彼はメキシコの国境付近に生きるアウトローなのだが、度々越境してきては勝手な行動を繰り返すアメリカ人に対してこんな台詞を吐く。

『当たり前のことだがどういう結果になるかを無視してもその結果は生じる。』
アメリカがこれから今負う責務は、正にこの無視し続けてきた結果と向き合う事そのものに他ならない。経済学者が気付くずっとずっと前にこの傲慢なアメリカの行為のツケについて思いを馳せていたマッカーシーの着眼点は余りにも鋭い。

アメリカは今大変な窮地に立っている。いまこの時点で「核」を放棄し自らその牙を捨てる勇気が必要な時期にきていると僕は感じた。