いよいよ今年も大晦日ですね。今年一年こんなささやかなサイトを訪れていただき読んでくださった方々にあらためて深く感謝いたします。ありがとうごさいました。
今年を振り返ってみると、読んだ本数は少なめだったけど意外な拾い物、意外な出会いが多かった年だったように思います。
先ず筆頭はミステリ系、低迷していると感じていたマイクル・コナリーが「暗く聖なる夜」で僕好みのボッシュを復活させてくれていたのは、大変な拾い物であった。諦めずに付き合い続けていてよかったって感じ。
またカミさんのお薦めで読み始めた内田幹樹、これは面白かったっすね~。今後もますます頑張って欲しいですね。みんな。
次にノンフィクション・ルポルタージュ系。これは何をおいてもジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」。時間があれば何度でも読み返す価値のある本ですね。
それから、海野弘の「陰謀の世界史」と「スパイの世界史」は捨てがたい一冊でした。世界観、歴史観を大きく変える二つの出会いでした。
そして、僕の人生観を変えてくれたアラン・ド・ポトン先生との出会い。「もうひとつの愛を哲学する」、「旅する哲学」は我ら中年の域に達した世代で広く読むべき本でした。
最後に「ユダの福音書」である。イスカリオテのユダによる福音書であるだけでも十二分にびっくりな訳だが、その内容は更に驚く以外にない内容だったのだ。
http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2006-3.htm#ユダの福音書
また、来年からは気持ちも新たにもっともっと沢山の本を読んで行きたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。皆様がよいお年を迎えられますよう、祈念いたします。