浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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今年一年お世話になりました

2007-12-31 23:56:24 | 出来事
今年もいよいよ残すところあと10分ほどになりました。
皆さん本当に今年はお世話になりました。
仕事もどたばたでプログもホームページも何もかも中途半端な状態で体をなさない状態にも関わらずこの一年まめに観に来ていただき本当に感謝しております。

僕の活動は皆さんの存在あればこそだったとつくづく感じます。がんばってもおもしろおかしい内容にできる訳ではないと思いますが、これからも肩に力の入っていない普通の日常をアップして行きたいと思っています。

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来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2007読書総括

2007-12-30 23:57:30 | 出来事
今日は一日がかりで本棚の移動も含めた部屋の模様替え。夫婦二人で本好き、過去一度寄付したりして処分はしたものの、我が家の収納に収まっている本は実は半端ない量なのだ。

中身を見出すと片付かないので、本の背の高さだけに集中して同じ高さの本をばしばしと並べていく。

「毎日かあさん」と経済学、「嘔吐」と「X-ファイル」の解説本が並んでいるけど気にしない。

出して運んで入れ替えてなんてやってたら、指が突き指したみたいに痛くなって動かなくなってしまったぞ。そしてかなりへとへと。

本棚のは耐震対策をする必要があるという事でこの機会に結構高かったけど、しんばり棒みたいな奴をDIYセンターで買ってきた。
しかし、いい加減に高さを測って行った為にもうほんとにほんのちょっとの差でサイズが合わない。本棚と梁の間に買ってきた棒が入らないのだ。

あららら。

今夜地震が来たらみんな布団から飛び出して逃げるのだぞ。

2007年の一年間の読書生活を振り返ってみました。一年で41冊。ちょっと少なめ。仕事もかなり忙しかったからな~。

レビューを読み返すとかなり充実した一年だった事がわかりました。相変わらず誤字脱字へたくそな文章で成長しない自分に気付かされてしまうのですが。ここはあえて目をつぶる事にします。

そして2007年マイベストをご紹介します。

まずはノンフィクション部門

1.「脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち」スラヴォミール・ラウイッツ
2.「CIAは何をしていた?」ロバート・ベア
3.「マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと」ジョン・グローガン
4.「四千万人を殺した戦慄のインフルエンザの正体を追う」ピート・デイヴィス
5.「宇宙のランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す」レオナルド・サスキンド

「脱出記」はほんとすごく面白かったですよ。もう本当に一押しです。
今年読んだ本の半数以上がノンフィクションでしたが、当たり外れの大きい年でもありました。

次にフィクション部門

1.「血と暴力の国」コーマック・マッカーシー
2.「終決者たち」マイクル・コナリー
3.「薄灰色に汚れた罪」ジョン・D・マクドナルド
4.「ゴールデン・スランバー」伊坂幸太郎
5.「ボストン、沈黙の街」ウィリアム・ランデイ

なんと言っても「血と暴力の国」ですが、甲乙つけがたい本が本当に多かった年でした。

また、これまであまり読んでいなかった日本人作家の作品にレベルの高い本がまだまだ沢山ある事に気付かされました。

なかでも、内田 幹樹の「拒絶空港」。ベスト5入りさせてあげられませんでしたが、
とっても面白かったです。そしてなんとも残念な事に今年の年始めに本書を読んでいる時には既に亡くなられていたんですよね。

夫婦二人で大好きな作家としてこれからまだまだ活躍してくれるものと楽しみにしていたのに残念でなりません。

また、伊坂幸太郎は仙台が舞台だからだけではなくとっても面白い。とっても気に入っています。相当数の本が既に出されており後方からじっくりと追従していくつもりです。

そして「帝都物語」を読破。これも今年大きなニュースでしたね。全6巻各巻とも600ページを超える圧倒的な分量。読み始めるのにはそれなりの覚悟がいりますが、決して裏切られる事がない内容になっていました。


さて来年はどんな本に出会えるのでしょうか。

良い本に出会ってここで紹介する事ができるといいですねぇ。

ちょい乗りインプレッション

2007-12-29 00:38:44 | 出来事
新しい車が来たのに疲れがどっと出て、挙げ句に雨だしという事で新しい車にはちょっとだけしか乗れませんでした。

そんな状態ですが、ちょい乗りインプレッション。

シャシーの剛性は格段に向上、サスペンションとのセッティングも見事でほんと揺るぎない。かなり無理してコーナーに入っていっても車体は傾く事もなく道路に張り付いたように踏ん張ってくれる。やや重めになったステアリングのせいもあるのかもしれないけど、安定感はすごく向上している感じだ。

エンジンは派手さはないもののレスポンスもよく(これは以前同様なのだが)静粛性が増し6速のミッションによって驚く程スムーズに加速していく。気づけばとんでもないスピードになっているのは前の車の時もそうだったが、今回の車はそれ以上だ。

ステップトロニックのプログラムがどの程度進化しているのかまだ確かめられる状態になっていないけど、シフトアップ・ダウンのレスポンスはかなり向上している感じでした。6速化した事も相まって積極的にギアを操作している感覚をもてる感じがする。

シフトノブの操作が前後逆になった事でもっと混乱するかと思っていたけど、それは殆ど問題ありませんでした。どうせ間違っても相手してくれないんだけどね。

ミッションは学習機能が付いたソフトウェアが操作しいてるらしが、今はまだ大人しい初期設定の状態に近いので、走り込んでいくうちに徐々に本来持っている牙を剥き始めるハズだ。ポテンシャルはかなり高いと見た。

2008年モデルから以下が標準装備されたと云う事なんだそうだ。

・マルチファンクション・レザー・ステアリング・ホイール
・ETC 車載器システム(ルーム・ミラー内臓タイプ)
・コンフォート・アクセス
・ポプラ・ウッド・インテリア・トリム
・ライト・パッケージ
・ストレージ・パッケージ
・CD チェンジャー
・クローム・テールパイプ・トリム
・エンジン出力が110kW (150ps)から115kW (156ps)に変更されます。

エンジンのパワーアップは何より朗報だったね。予想外だったのがコンフォート・アクセス。リモートコントロールキーをポケットに入れている状態で車のロックの開閉とサイドミラーの収納ができてしまうのだ。

乗車時よりも降車時とっても便利だ。何より車から降りてキーのロックとミラーをたたむ事がキーレスでできてしまうのだ。

いやはやとんでもなく良い車ですぞ。これは。

仕事納め

2007-12-28 23:29:44 | 出来事
今年は仕事納めのイベントの間も事務のメンバーの仕事が落ち着かなくて、それに付き合った結果、飲みもなく普段よりもずっと早く帰宅する事ができてしまった。

正しく納会で盛り上がった連中はたぶんまだ飲んでいたりするのだろう。

僕は家族と一緒に団欒。すっかり気が抜けてしまって中学生の息子の布団に潜り込もうとして文句を言われたりして過ごしている。勿論わざとやっている訳で、嫌がらせみたいなものだが。「離れろ!おやじ」などと言われつつも添い寝だ。わはは。

この一年、その前の年と同様どたばたと慌ただしい、仕事に追われるような日々がずっと続いてきた。仕事に追われない、プレッシャーのない生活なんて望むべくもなく、ひたすら頑張って進むしかない。頭ではわかっていても。逃げ出したいような毎日でした。


でもそんな苦労をしているからこそ、こうして家族で団欒して、酒飲んで、酔っぱらって嫌がられつつも子供達と添い寝してというワンパターンな夜を過ごす事ができているのだと思っている。

無謀な計画で車を買い換える事もたぶん含まれているだろう。

それを幸せと呼ばずしてなんと言おう。

僕もがんばるからみんなもがんばって来年はもっと良い年にしよう。

さらば 318

2007-12-27 00:19:56 | 出来事
わかってはいたものの、やはり唐突で、その場に立ち会ってあげる事ができなかった。
6年間一緒に走ってきたBMW318ツーリングが行ってしまったのだ。



涙声で「行っちゃったよ~」とカミさんから報告が入る。
そのカミさんを一人前のドライバーに育ててくれたのはこの車なのだ。

しかしそれも今日でさよならである。

よくぞカミさんをここまで育ててくれた。家族を守ってくれた。寡黙で忠実、素晴らしい車でした。

最後に見送れなくてごめんね。ほんとありがとう。

無理して買って頑張って払った初めての新車。そしてさよならの時に泣くようなカミさんを嫁に貰って僕は幸せだ。



お前のことは絶対に忘れない。

そして代わりにやってきた新しい家族。



BMW320IRT 2008年モデルだ。BMWとしては三代目となる新しい愛車である。



お袋が生きていたら、きっとグーパン喰らってたな。絶対。

夕刊に連載している家計診断の先生なんかからはライダーキックされるに違いない。

はたまたお袋と二人でダブルライダーキックしてくるかも。

許されるならもう一度お袋に叱られてみたいものだ。

残念ながらそんな事はあり得ないワケだが。それでもこんな事してて、絶対怒られるな~。なんて思いつつ納車された車を一人走らせる。

我ながら屈折した人生だ。

当然だがメチャメチャ調子良い。運転してて楽しいのなんの。



エンジンの吹けも、バイクのように走る6速のミッションも、50:50のバランスも見事ならサスペンションの仕上がりも従前のものとは全く次元の違う仕上がり。

速いんだけど気負わない。疲れない。この安心感はなんだろう。

このままずっと運転していたい。どこまでも走って行けそうな感じだ。



なんだかんだと小一時間も一人で走り回ってしまいました。

駆け抜ける喜びをたっぷり堪能。

がんばって仕事して払わなきゃね~。
今回の年末調整は驚きの追加徴求。予想外の出費に暫し絶句。
家計簿診断の先生の陰がちらつくぜ。