浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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旧岩淵水門へ

2012-04-21 17:47:00 | 自転車
久しぶりに仕事を持ち込まない週末。曇りで雨が降ってきてもおかしくないような天候だったけど、こんな日はともかく走り出してしまった方がいいだろうと、ごそごそと支度して出かけてきました。

予報では北東の風。どこかに行くというよりはとにかく走っていたい。北東ということは荒川。荒川で目指すものがあるとすればそれは旧岩淵水門だろう。

よく考えてみればこの時点で僕は方向を間違っていた。北東ということは、荒川ではなく、江戸川を目指すべきだったのだ。

しかし、なぜか僕は旧岩淵水門のところまで行きたいと思ったのだ。

深く考えることもなく、自転車にまたがり走り出した。

いつもどおり、浦安旧市街を抜け、新川から竪川をつかって隅田川に抜ける。
ほぼ一時間のコースだ。

ここから荒川に出ずに、やや迷走しながら言問通、尾久橋通、明治通を使って段階的に北上していくコースをとってみた。

蛇行する荒川を使うよりも効率がいいのではないかと思ったのだ。しかし、実際には信号もあるし結果的には距離は伸びないように思えた。

北区、豊島橋で隅田川を渡り荒川の河川敷へとでる。このあたりはとても景色がよくて気持ちいい。

picasaから普段はリンクしているのだけど、どうした訳がリンク設定のメニューがなくなってる!まさかこのままというわけはないと思うのだけど、今日はいつもと違う形で画像を貼り付けましょう。



あららモノクロになってもーた。
やっぱり走るなら河川敷をくるべきだったなぁと。

五色桜大橋



2層式ニールセンローゼ橋

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ここまでくれば旧岩淵水門はもう一息。

そして。どーんと。桜はもう散ってしまっておりましたが、とてもステキな光景です。
自転車で体重を落とそうと、本格的に走り始めた2009年歯を食いしばって漸く辿り着いたのがこの場所でした。

もう二度とこんな遠くまで来ることはないのではないかと。その時は思ったものだった。
それが今こうして再び。

なんか思いがけず感動してしまいました。



プロジェクトはリスケになりましたが、もうひと頑張り。頑張れる気がしてきました。

しばし休憩をかねて旧岩淵水門の周辺を散策。

鹿浜橋を渡ると帰路につきました。
戻りだしてみるとなんと風が南風に変わっているではありませんか。

ひたすら我慢してペダルを回す。でもあまりスピードが上がらない。完全に計算が狂ってしまいました。

荒川を一時間ほど下りましたが、あまりに単調で飽きてきてしまったので新小岩から東進し、中川に抜けぶらぶらと戻ってまいりました。

約71キロ。たっぷり走って。ストレスを吹き飛ばすことができたと思います。

明日は明日

2012-04-18 22:40:00 | 出来事
4年越しでGW明けに完遂する予定でぐりぐりと進めてきたプロジェクトでありますが、諸般の事情によりエンドがちょっと延期になりました。

ゴールに向けて諸々の作業を手仕舞いするため、かなりの離れ業も含めてごり押しのごり押しをし、作業を押すためには、土日の仕事も厭わず年末あたりから詰め詰めの仕事を続けてきたのだけども、やっぱりというか、どうしてもというか間に合わない部分に致命的な部分があることが明らかになったことから、延期が確定したという次第だ。理性的な部分では当然なのだけれども、家族がまだ寝ている間からモノも言わずに黙々と仕事をする週末なんてものをここんとこずっと続けてきた自分としてはどうしたってやや悄然としてしまうものがある。

あとほんの少しだった(ハズ)なんだけどね。どこをどう頑張ればよかったのか、今となっては絶対にわからない謎となりましたが、仮に頑張ってやり切っていたら迎えることが出来た大団円。そしてその後の人生。

少し先に伸びたゴールと同じくその先にある人生。
この二つにどんな差があるのか。それもまた知る由もない。
ポジティブにこの生まれたしばしの時間を有効に考えようとする考え方があるのは勿論なのだけれども、残念ながらそんなに簡単に頭は切り替わらず、うじうじとまたは茫漠と今をただ見つめる自分がいる。

明日からのことは明日から考えるよ。
大丈夫無責任なことや自暴自棄な事ができる自分ではないので安心して明日を迎えようと思う次第であります。




エレキギター買いました

2012-04-08 20:50:00 | 出来事
長男君の大学に続き明日は娘が高校の入学式であります。おやじのプロジェクトもこの4月は佳境を向かえどんなことになるのだろうと思っておりましたが、どんな予想とも違った日々であります。

プロジェクトは残すところあと一月で本番を向かえ、正にやることのてんこ盛りで、朝から晩までやることに追われて息もつけないほどの忙しさ。

自分の仕事をする暇がないのでそれらはまとめて全部週末の作業になってしまう有様になすすべもありません。

稼動後にこの多忙さ加減がすっきりなくなる訳もないのだけれど、その先のことなどまだ全然想像できない。とにかくこの一月を乗り切ることで精一杯であります。


それでも今週末はどうにか時間を作って自転車に乗ってきた。外の空気を胸いっぱい吸って、流れる景色に陶然となりつつ、無心で自転車を踏む。今の自分にとっては本当に至福のひと時でありました。

ところで娘がギターやりたいと言い出した。高校生の頃はフォーク・ギターでしたが、指から血が出るほどに練習したギター小僧でした。上達はあんまりしなかったけどね。

たまに貸してもらうことで二人で買いました。

なかなかいい色ですねー。

送信者 ドロップ ボックス2


練習している時間なんてどこにあるのさ。
勿論カミさんにも呆れ顔をされつつ。
こうゆうことをしているから我が家は貯金がない。

まったくその通りであります。

ギターは実に30年ぶり。ちょっと弾いてみたけど、もうほぼ忘れてる。
そして左指の指先はもう柔らかくなって全然弦が押さえられないよ。
でも、これはかなり楽しい。
頑張って時間作って練習していきたいと思います。





今日のポタリング

2012-04-07 13:28:00 | 自転車
久々の自転車です。悪天候とお仕事に阻まれ乗れずにずるずると早一ヶ月。漸く跨る機会がやってまいりました。

逸る気持ちを抑えつつ、マイペースを保って走るよう心がけて走ります。

午前中は北北東の風。風の向こう側には真間川がある。そうだ真間川の桜を見に行こう。
ということで湾岸線を東進し、真間川を遡上する。

今日の桜はまだ早いんじゃねーか。とか、見頃はおそらく水曜日ぐらいだろう。などとカミさん桜見物の見頃予想。

しかし、水曜日じゃ、僕行けないし。まして真間川の桜なんて車で行くのはちと厳しい場所だ。

んなら、是非自転車で行くのが良いのではないかと、前々から虎視眈々と狙っていた場所であった次第です。


去年は震災で桜どころではなく、僕らの記憶のなかでも桜が咲いているのを見た気が全然しない。

今年は是非ちゃんと季節を噛み締めるためにも桜を見ておきたかった。

送信者 ドロップ ボックス2


しかし、予報に反して風がめっちゃ強い。
真間川のほとりもすごい逆風。

それでもめけずにペダルを回す。


送信者 ドロップ ボックス2



おぉっ!

送信者 ドロップ ボックス2


おー。すばらしい。頑張って来たかいがありました。

送信者 ドロップ ボックス2


こーですよ。この界隈に住んでいる方がうらやましい。

送信者 ドロップ ボックス2


一ヶ月のブランクは足よりも、腕・手首に来た。上半身を支える腕がくたびれてきた。

送信者 ドロップ ボックス2


それでも素晴らしい桜に疲れも忘れるほど。

真間川に沿って西へルートを返る。そして里見公園で一休み。

公園に入ると古典的なお花見モードに足が止まった。

舞台の上ではおばあさん達も時間が止まった形で固まっていた。

「・・・・」


送信者 ドロップ ボックス2


音待ちをしているおばあさんと段取りがわるくてなかなか曲をスタートできない音声係りの焦っている場面に出くわしたのでした。


送信者 ドロップ ボックス2


江戸川を北上するも、ますます強まる風。そしてハイキングの方々の行列にまっすぐ走れない。国道6号でもうギブアップ。これ以上北に進むのは無理。

6号を西へ進み中川へでました。

送信者 ドロップ ボックス2


中川の桜もきれい。

そしてこちらは正蔵院の桜。
40キロ。自転車を漕いで流れる光景に集中して、日常を忘れる。脳の凝り固まったしわがほぐれていくのがわかるような心地よさ。

とても気持ちのいいポタリングでありました。

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3月の読書メーター

2012-04-01 07:43:00 | 読書
3月の読書メーター
低調な月が続きます。土日に寝転んでぱらぱら本を読む時間が取れないのでこんな結果になってるようです。

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2029ページ
ナイス数:174ナイス

ルポ アメリカの医療破綻ルポ アメリカの医療破綻
☆☆☆☆★ 正に目の前が真っ暗になるような陰惨な実態に怒りと恐怖を覚えました。日本が同じ轍を踏まぬ事を切に願います
読了日:03月25日 著者:ジョナサン・コーン
いま、目の前で起きていることの意味について――行動する33の知性いま、目の前で起きていることの意味について――行動する33の知性
☆☆☆★★ ジャック・アタリ初挑戦でした。しかし最初に選ぶ本ではなかったかも。民主主義、安全保障、暴力、平和、科学、無償、音楽、出版、芸術、家族、恋愛、宗教、女性とテーマは広範で様々な背景を持つ人々の対話が大半ということで目まぐるしくてアタリの思想をつかむことは難しかったです。
読了日:03月20日 著者:ジャック・アタリ,Jacques Attali
ホーキング、宇宙と人間を語るホーキング、宇宙と人間を語る
☆☆☆☆★ 往復の新幹線で読みました。僕らはどこからきてどこへ行くのか。哲学するのは楽しいし、何より大切なことだと思います。それはより善く生きるために必要なこと。
読了日:03月19日 著者:スティーヴン ホーキング,レナード ムロディナウ
これは誰の危機か、未来は誰のものか――なぜ1%にも満たない富裕層が世界を支配するのか,これは誰の危機か、未来は誰のものか――なぜ1%にも満たない富裕層が世界を支配するのか,
☆☆☆☆★ ギリシャの債務危機、日本のTPP、原子力行政、そして止まらない国際紛争、僕らはいよいよ、結束して具体的な行動に移っていく必要があります。では、どうすればいいのか。本書はその答えを提示しています。肝心なのは行動するのは我々だということ。
読了日:03月11日 著者:スーザン・ジョージ
移行化石の発見移行化石の発見
☆☆☆★★ うーむ。アミール・D・アクゼルの「神父と頭蓋骨」とか、アンドリュー・パーカーの「眼の誕生」とか、クローディーヌ・コーエンの「マンモスの運命」とかご本家ニール・シュービンの「ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト」を経てここに来たわたしとしては何を読まされているのか作者の意図も方向感も掴みきれずかなり彷徨いました。もう少し話は整理できたと思うけどもなー。
読了日:03月05日 著者:ブライアン スウィーテク
世界で一番美しい元素図鑑世界で一番美しい元素図鑑
☆☆☆☆☆ ほんとに楽しく読みました。座右の一冊に加えてずっとおいときます。
読了日:03月03日 著者:セオドア・グレイ

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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