浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第2クォーターのレビューのページを追加しました。

天使と罪の街

2007-09-30 20:52:22 | 出来事
「天使と罪の街(The Narrows)」マイクル・コナリー (Michael Connelly)

昨日はカミさんは突然の終日出勤。僕は一日家で仕事。三連休が二度続いた後なので、なんだがちっとも休んだ気がしないぞ。
それでも余暇を貪り金曜日買って帰ってきた、コナリーの「天使と罪の街」を読む。

読み始めたら止まらない。止まらない。昨日今日の二日で読み切ってしまった。物語は一気に読めるスピード感のある展開でとっても面白い。

ただ個人的にはシリーズではない単独の物語であったハズの「ポエット」の続編ともなっている上にテリー・マッケイレブや「バッドラックムーン」のキャシー・ブラックまでが登場する舞台設定はあまり好きになる事ができないんだけどね。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tektek40-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4062754762&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

シリーズ外の物語のその後の展開を読めると言う意味でも読まずにおくのは難しい一冊である事は間違いないんだけどね。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tektek40-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4062754932&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

先日間違って先に読んでしまった「終決者たち」のなかで、直接ストーリーとは関係ないものの、ちょっと前にあった出来事の幾つかに全然心当たりがなかったものが本書で解決する事ができてすっきりした。


我が家はポリシーとしてゲーム機がない。大抵の人に驚かれるが、文字通り全くないのだ。中学2年生になる息子は最早「ねだる」気にもならなくなっているようだ。

小学5年生になる娘と共にパソコンはある程度自由に使わせている。パソコンでゲームしてるんだから一緒なのかもしれないけど。ネットを使って情報収集したりする事を早くから身につけておく事は有意だと思っているからだ。

子供達はお小遣いで、iTUNESから楽曲を購入したり、ネットの掲示板等から情報を仕入れたりと当たり前のように使っている。
(今も娘に早く場所を空けろとプレッシャーが入った)

最近、小学5年生の娘がメールを使うようになった。携帯を与えられてメールで連絡する事が出来るお友達も多いようだ。

我が家では当然長男にもまだ認めてあげてない。なので手段は自ずとパソコンに限定されてしまう訳だ。

そんな訳で我が家のパソコンは稼働率が結構高い。お互い合間を縫って使うというのはなかなかしんどくなってきたぞ。

昨日、メールの出し方、操作方法は簡単に覚えられても、作法というかエチケットについてはちゃんと教えてあげないといけないなという事に気付き、夕食の時に少しそんな話をした。

考えてみれば僕たち親の世代だって、はじめは慣れなくてとっても大変だったんだぞ。
うちの子供達にしてみれば気がついたときからあったものはずっと昔からあるものだと思ってるのな。

いやいやそんな訳ない。電子メールなんてな。つい最近生まれたものなのだ。なんて話をしながら記憶を辿ると会社で一人一台パソコンが配られて、メールアドレスが割り振られメールができるようになったは、1992年頃だったか。

会社でも当時はみんなで練習してみよう、とか、こんなメールが届いてしまったけど、どーすりゃいいのかとか今考えれば、バカみたいな話で右往左往したりしてたものだったのだ。

携帯電話だって、僕が自分のを持ったのは1996年頃で確か最初はデジタル・ムーバP201だったと思う。

http://www.docomosev-th.co.jp/museum/keitai/1997/p201.html

懐かし~。あの頃は電話番号の桁数が今より一つ少なかったのだ。

この頃は純粋に電話であって、電話帳や留守電とかキャッチホンと云った機能があったくらいだったもんね。

あの頃会社が配布してくれたポケベルと両方を持って歩いていたっけ。

iモードになったのは1999年だそうだ。僕の携帯がiモードになったのはいつ頃だったっけ。当時は携帯でメールが出来る事からといって買い換えたりした訳ではなかったと思う。

今では考えられない話なんじゃないだろうか。今では僕の携帯は通話するよりメールの方がずっと多いし助かっているのだ。

振り返ると外回りの仕事環境は激変したんだね~。忙しくなる訳だ。
明日からは10月。クールビズも終わりなのでちゃんとネクタイ締めて会社に行かねば。結び方がわかんなくなってなきゃいいけど。


2007-09-28 23:49:50 | やっぱり音楽がいる
doaの「3」をiTunesで購入。doaと云うより、徳永暁人買い。

勝手に「トクちゃん」と呼んでますが、トクちゃんに一票という事で。

ダウンロードして聴き始めましたけど、これはかなり良いですね。良い。
音作りもシンプルなようで実は凄く凝った作りになってる。

とっても良い感じ。

椎名誠の「全日本食えば食える図鑑」を読む。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tektek40-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4103456175&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

椎名さんの本は大好きなのだが、「全日本食えばわかる図鑑」と云う本が別にあって、しかもこれがまた、小学館の単行本と、講談社文庫の二つがあるという念の入りよう。沢山ある椎名本のなかで我が家では「全日本食えば食える図鑑」が未読なのかどうなのか、やはり書店で夫婦で首をかしげつつ確認し合い、半信半疑でレジに向かった本である。

幸いにも間違いなく未読の本であったので、肩の力を抜いて楽しませてもらっている。

ゲテモノなどと人は簡単に言うけれど、ところ変わればで、地方によっては天地がひっくり返る程価値観の違う食文化がある。

そこでシイナがどんがどんがとどこへでも出かけていって、その地域では当たり前でも、他の地区では考えにくい食材、料理を食してまわるという趣向である。

確かに、日本の刺身や、南米のクモのまる焼。彼の地では当然のものをしてよそ者がそれをゲテモノと呼ぶ事自体失礼な話だ。

切り口としても大変よろしい。

しかし、シイナファンとして苦言を一言言わせていただくと、合間に入り込んでいる着地のない問いがじゃまくさい。旅先で経験した地震は、同行者に聞いても誰も感じてないのはなんでか、とか、あれは何だったんだろう系の複線めいた記述なのに収束しない文章が気になる。収束しないならいらないのではないかと僕は思うのだが。

マイクル・コナリーの「天使と罪の街」を買って帰った。書店でレジに出す際に感じる今頃この本ですかい。と云う後ろめたさ。そして、マジで僕はこの本を読んでいないのかどうにも確信がないという不安な感じ。なんでこんな思いをして本を買わないといけないのか。

紛らわしいタイトル、錯綜する出版社は読者離れを呼びますね。これって少なからず絶対にあると思う。

いよいよ9月末を迎えて、6ヶ月かけて続けてきたプロジェクトが完了。
次に来週からはその報告やら、総括やらをどたばたとこなす事になるのだ。
なかなか息を抜かせて貰えない状態が続くな。

半年前のプロジェクト開始直前の自分のブログを読んでみたけど、全く腰が退けてて今と一緒。全然進歩してない感じだ。

しかし、まずは何より半年走りきった。昨日の打ち上げは流れてしまったけど、自宅で家族と勝手に打ち上げだ。

がんばった。俺。

明日からまたがんばろ~。みなさんおやすみなさい。

なんだかんだ

2007-09-27 22:58:12 | 出来事
会社帰り東京駅につくと京葉線は人身事故によってダイヤが乱れてた。

夕方の事故らしいけど、21時過ぎてもまだ混乱しているんだからかなりの時間止まってたりしてたんだろうな。

約一月かかって「帝都物語」全6巻を読了。
それにしてもボリュームも半端ない量でしたよ。500ページ×6巻ですからね。

予想以上に時間がかかったな。
それでもなんのかんの。すごく楽しんで読ませていただきました。感想は後日。


今夜、一席予定していたのだが参加者が体調不良のため急遽、キャンセルになってしまった。

どうせ飲み会なので帰路読み物がなくなっても仕方ないと敢えて持って出なかったのだが。目論見通りにはならなかった。

飲み会で空振りして、電事故にあたった。

混み合う電車のなか手持ちぶさたなのでブログの更新をして過ごす。

上期もいよいよ明日でお終いですね~。

どわぁおぅ~!どーすんのよ俺って感じ。

帰ると、とんねるずの「みなさんのおかげです」が20周年なんだって。特番やってた。

僕たち夫婦も来年いよいよ20周年。

すごいね。20年の重さ。

どうにも止まらない

2007-09-27 00:13:06 | やっぱり音楽がいる
23時からNHKで米米クラブのライブを放送していた。
気付いたら番組殆ど終わってた~。ちくしょ~。録画すれば良かったよ。
懐かしいね~。みんな元気で相変わらずで、なんとも嬉しい限りですね。
本人たちも、ずっと『あいつらまだこんな「おバカ」をやってら』と言われたいと云うような事を言ってました。大事だね。それって。すっごく。
ずっと、ずっと、このまんまで居てください。それってすっごく安心するし。

「どうにも止まらない」

</object>

デーモン閣下参加ヴァージョン。個人的にはジョップリンのギター炸裂したテレビの音楽番組での生演奏をもう一度聞きたいっす。

米米ワールドで最も僕が驚いた
「東京ドンピカ」

</object>

ライブでやる勇気とそのノリに感動。

そして今日唯一まともに視聴できたのはこの最後の一曲。
ヤッパ、良いのだわ。米米。

WE ARE MUSIC!

</object>

中秋の名月

2007-09-25 22:58:55 | 出来事
今日は「中秋の名月」お月見ですね。
帰路、自転車を漕ぎつつも、今夜のシャープに光るお月様の眺めは、思わず唸ってしまう程美しかったです。

こんなふうに、人をして「おぉっ」などと言わしめる名月が臨める日をあらかじめ歴に埋め込む事に成功した古代の人々の叡智には改めて感嘆する他ない。


そんな事を想いつつ月を眺める。

そして、悠久の時の流れにため息をつきつつも、お団子を頂くのだ。黙々と。

今年の月見団子はスペシャルな品だったらしく、味も際だって旨し。

ただし途中でお団子の方は取り上げられてしまった。



出されたものは残さず「食う」のが信条の僕なので、道半ばで処分されてしまうお団子を見ると勿体なさと申し訳なさで一杯である。