ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

ディープな自民党支持者は失言する

2017年07月06日 | 国際・政治

「失言」というのは、「言ってはいけない事を、うっかり言ってしまうこと」と辞書に書いてありますが、自民党の大西英男衆院議員の場合は「本心をメディアの前で言ってしまうこと」が「失言」です。この大西英男衆院議員の本心はディープな自民党支持層が共有している。

 

少し古いですが、自民党の大西英男衆院議員の過去の発言

 

20144月の衆院総務委員会

上西議員(女性)に「早く結婚して子供を産まないとダメだぞ」とヤジ

 

ディープな自民党支持層の考えていることと同じ。

 

20156月の自民党勉強会で発言

「(安保法が)戦争に導く、あるいは徴兵制、まったく関係のないことだ。そういう報道をしている一部、マスコミはそういうことを懲らしめなければいけない。誤った報道をするマスコミに対して、私は、広告なんかは自粛するべきじゃないかと」

 

これもディープな自民党支持層の考えていることと同じ。

 

20163月の派閥の会合で発言

「世話を焼いてくれたみこさんは20歳くらいで“自民党はあんまり好きじゃないんです”と言うんです。みこさんのくせになんだ、と思ったんですけど」

 

自民党の好き嫌いは個人的なことだけど、この後に巫女さんを誘ったのは、ディープな自民党支持層のエロ親父ならやりそう。

 

今回の発言。

 

20175月の自民党厚生労働部会でのヤジ

がん患者について「働かなければいい」とヤジを飛ばす。

 

これはタバコの受動喫煙関連で言ったこと。彼は東京都選出だから、葉タバコ生産者とは関係無い?はず。ディープな自民党支持層はタバコを吸っている人が多いだろうな。

 

大西議員の発言をメディアは「失言」と言っていますが、そんなことは無い。言っていることは彼の本心で、自民党のディープな支持者なら支持してくれる人が多いと思っているはず。仲間うちなら拍手喝采、メディアが居れば失言。こういう大西議員は、自民党のディープな支持者の典型例です。

 

トランプ大統領のディープな隠れ支持者は大統領選挙の機会に表に出て来ましたが、自民党のディープな隠れ支持者は見えたり見えなかったり。自民党のディープな隠れ支持者は、トランプのディープな隠れ支持者のように、今後は表に出て来るのでしょうか?

 

2017.07.06

 


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