ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

ニュースの重箱の隅をつつく その34  屋根裏の散歩者と月面着陸失敗の涙

2023年04月28日 | ニュース その2

屋根裏の散歩者

 

埼玉県毛呂山町のアパートに住んでいた女子大生の部屋の隣室から屋根裏に登り、女子大生の部屋の屋根裏に移動し、女子大生の部屋を盗み見していた40代の男が捕まった。この男は、妻と子供が3人いるのに、なぜこのようなことをしたのか不思議。しかも、毛呂山町から約50キロメートルも離れた茨城県の家に住んでいるので、犯行時には1時間以上かけて通っていたことになる。すごい執念。

 

確か、かなり以前にも屋根裏を利用した今回と似たような事件があったと記憶しているが、何時頃なのか、場所はどこなのか、何が起きたのか、記憶の闇から出て来ない。

 

代わりに思い出すのは、江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」。この小説が書かれたのは大正時代だし、明智小五郎が解決する殺人事件なのは今回と異なるけれど、屋根裏を利用するのは同じ。(2023.04.30 補足 屋根裏からの殺人のトリックは、現実的ではなく、かなり苦しい)

 

月面着陸失敗の涙

 

史上初めての民間による月面着陸(ispaceという日本の会社が手掛けていた)は、探査機が月面にハードランディング(つまり衝突)して、通信が失われて失敗した。この後の会見で、その民間会社の幹部たちが記者会見をしていたが、そのうちの一人が泣いていた。

 

それで思い出すのは、2月にH3ロケットの初号機が打ち上げ直前に燃焼を中止した時のこと。JAXAの責任者が記者会見でやはり泣いていた。(「ニュースの重箱の隅をつつく その30 H3の失敗とスペースジェットの開発中止」参照)

 

イーロン・マスクは、スペースXの打ち上げ失敗の時、泣いていたか? 家で泣いていたかもしれない(私の知ったこっちゃない)けど、公では泣いていない。日本人は精神的な圧力に弱いのかもしれない。こういう人が指導者になっちゃダメだよね。

 

ミニロケットはどうなった?

 

それで思い出したけど、民間によるロケット打ち上げはどうなった? 2017年03月04日の「ミニロケットはもう一回やれば成功する?」にも書いたように、ミニロケットの1回目の発射は失敗している。2018年の2回目は成功したが、その後は和歌山県の串本市付近に作ったロケット発射場(完成しているとの報道が出ていたと思う)から打ち上げるという話だったと記憶しているけど、いっこうにロケットが打ち上がらない。あれはどうなった? 

 

調べてみると、ロケット発射は2023年夏以降に延期になっているようで、延期は3回目だそうです。こっちも大丈夫(打ち上がるの)かな? 

 

2023年4月28日

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿