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ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

中国崩壊への期待と中国崩壊はいつか?

2018年09月25日 | 国際・政治(中国)
  • 中国商人の幻影

 

以前に書いたことがあるけど、昔読んだ中国人商人が出て来る小説。時は戦前か戦中、その中国人商人は日本に住んでいたか、滞在していた設定。その小説の中では中国人商人は約束に忠実で、口約束であっても約束を破らないという話が商人としての矜持として出ていた。ところが、今の中国人商人は約束を文章にしても、簡単に破るとか。昔の中国人はちゃんと約束を守ったとすると、今のようになったのは共産党のせい? それとも、「口約束であっても約束を破らない」のは、その小説を書いた日本人作家の思い込み?

 

  • 日本人が期待している中国崩壊はいつか?

 

日本人の8割くらいは、中国が崩壊することを期待しているし、将来(将来とは何時なのかを予想することは難しい)崩壊すると思っている(私の推測です)。なぜなら、いつまでも龍のように上り調子でいられるはずは無いのは不変的な法則だから。

 

数年前は、直ぐにでも中国が崩壊するという記事が沢山出ていたが、そうは問屋が卸さない。中国もそうならないように必死で対策を考えて実行するので、そう簡単に崩壊しない。

 

そんな中国でも、最近againstのそよ風が吹いているような? その例をいくつか列挙します。それで直ぐに崩壊するわけではないが、今までと状況が少し変わって来たように感じる。市場経済をやっている限り、景気の変動は避けられない。

 

①習近平の独裁への不満

 

これはいくつかのメディアが書いています。個人崇拝を長老から批判されたとか、アメリカとの貿易摩擦の対応のまずさを批判されたとかの推測記事が出ていますが、本当のところはわからない。これくらいで習近平が失脚することは無いと思うが、最近の発言がおとなしいような気がする。と言っても、やることはやっている。

 

②アメリカとの技術摩擦

 

これは、貿易摩擦よりも根深い問題です。中国は2030年にはAIの分野で世界No.1の国になろうと公表しているので、現在No.1の国が警戒しない訳がない。

 

今後、アメリカも欧州も中国への技術流出は警戒するので、今までのように容易に技術を中国へ移転できない。したがって、従来路線では行き詰る。

 

中国は他国から合法的に技術を導入したり、非合法的に技術を盗んだりする癖がついている。それが当たり前なので、独自技術を生み出す動機が無くなる。「そんな技術、アメリカや日本から取ってくる方が速いし、金がかからない」と言われれば、独自技術を開発する気が失せる。中国がトップダウンで独自技術の開発に取り掛かっても、成果が出るのはかなり先になるだろうな。

 

P2P金融の破綻の不満

 

P2Pとは、個人の貸し手と借り手をネットで結びつけるネット金融。中国ではP2Pの倒産が多く、社会不安になる可能性が指摘されていた。倒産すると、個人の貸し手には金は戻って来ないので、貸し手は当然不満を持つ。しかし中国当局の管理強化で、P2P倒産の峠は越えたとみられるので、今後は収まる方向という指摘もあり、どうなるのか?

 

④高速鉄道は、大半が赤字では?

 

リーマンショック後に、景気を刺激するための公共事業として高速鉄道を沢山作った。しかし、中国の高速鉄道の運賃は安いので、北京や上海を発着する幹線は列車の本数や乗客も多く黒字かもしれないが、地方都市への路線は列車の本数も少なく、赤字が予想される。

 

昔の日本の国鉄のように、赤字路線が増えると、黒字路線の利益で補えず、そのうち行き詰る。しかも景気対策のために、今後も高速鉄道を作ると報道されている。これら今後作る路線はさらに乗客が少ないので、赤字の増加が予想される。これに中国はどこまで耐えられるか?

 

⑤海外投資はペイしているのか?

 

一帯一路といい、アフリカといい、中国経済圏の勢力拡大の意図があると言われているし、中国国内の余剰生産のはけ口と言う人もいます。

 

中国は、一帯一路周辺やアフリカなど海外に投資しているが、投資した資金が回収できなくなるとそのうち行き詰る。もっとも、戦略的に投資している採算度外視の案件もあるが、中国が耐えられる範囲で投資しているのかどうか? 相手が払えなくなって投資先の資産を没収しても、直ぐに投資した資金を回収できないので、いずれ金が回らなくなる。

 

⑥解放軍の不満

 

 いくつかの事例が報道されています。ただし、人民解放軍内部の不満の程度はうかがい知れません。

 

・現役の不満

 習近平は、軍の近代化を図るために解放軍がビジネスすることを禁止した。軍ビジネスは、軍の一部が私腹を肥やしている面もあるが、軍の厚生面を支えているという指摘もあり、それが無くなることへの不満が溜まっていると言われている。

 

しかし、軍ビジネスの禁止といっても、どの程度の禁止なのか、それがどの程度徹底されているのか、わからないので、その影響はわからない。

 

・退役軍人の処遇の不満

これも時々報道されています。退役軍人の経済面が厳しいので、各地でデモが起きているとか。しかし、退役軍人が政府を倒すことは無い。

 

⑦地方政府の債務

 

中央政府とは別に、地方政府も多額の債務を抱えているとか? これも昔から言われており、最近もメディアに時々載りますが実態はわからない。

 

⑧民間会社が傾いた

 

・安邦保険を政府の管理下に

 安邦保険は、2014年にニューヨークのウォルドーフ・アストリア・ホテルを買収。

 鄧小平の孫娘と結婚した創業者の呉会長は、詐欺罪で訴追された。

 

・大連万達、資産売却1兆円

 ホテルとテーマパークの大半を売却して借入金を返すことになった。

 

・海航集団のNo.2がフランスで事故死

201873日、海航集団のNo.2が写真撮影中に15mの高さから落下し死亡。海航集団は資金繰りが悪化し経営再建中で、海外で買収した資産の売却を急いでいた。

 

・京東集団CEOがアメリカで女性に性的暴行を加えた容疑で一時拘束された。

 現在は中国に帰国。

 

こうした不祥事は、中国経済をけん引してきた国有企業や有力者と繋がる民間企業の経営が緩んできた証拠のように思える。

 

(結論)

このような不満や不祥事があっても、国が上り調子の時は国がひっくり返ることは無い。しかし、旧ソ連のように、国勢が下がり気味になって来るとひっくり返る可能性もある。

 

中国がいつまでも上り調子ではありえないし、今までの膿がそろそろ出て来るので、今後もゴタゴタする。しかし中国政府も対策をとるので、中国の崩壊はしばらく(10年?)は無いと思う。むしろ、日本の方が先にひっくり返る可能性だってある。そうなら、どうしようもない。

 

2018.09.25

 

 


少しは中国を警戒した方が良いんじゃないの

2018年07月21日 | 国際・政治(中国)

最近の安倍首相をTVで見ていると、元気のようだけど少しおかしいですね。以前より顔がむくんでいるし、呂律が少しあやしい時があった。豪雨対応で7月11日からのヨーロッパ・中東訪問を取りやめたし、股関節周囲炎で15日の広島の水害被災地訪問を中止した。(ヨーロッパ訪問を取りやめたら、EUの首脳がEPA署名式のために日本に来たのにはビックリ。EUは日本とのEPA《経済連携協定》をよっぽど重要視しているようです)ヨーロッパ・中東訪問の中止は、本当は体の調子が悪かったからでは?と疑いたくなるし、股関節周囲炎というのも本当かどうか? いずれにしても以前より調子が悪そう。自民党総裁三選がかかっているので行動を慎重にしなきゃいけないし。暫くしたら他の候補陣営から「本当はね、こうなんだよ」という噂が出て来るかな?

 

百里基地に中国の航空会社が就航するとは

 

首都圏で2000m以上の滑走路がある航空自衛隊の基地は、茨城県の霞ケ浦の北にある百里基地だけ。厚木は海上自衛隊と米海軍の基地。

 百里基地と茨城空港は同じ滑走路(滑走路は1本しかない)を使用している。滑走路の東側に航空自衛隊百里基地、西側に茨城空港の施設がある。百里基地といえば、首都圏の防空の拠点のはずですが、その百里基地の滑走路に中国の航空会社(春秋航空など)の飛行機が定期便として就航するとは信じられないね。

 

中国でも軍と民間航空が同じ滑走路を使用している軍民共用空港もあるようだけど、北京の防空の要の空港に日本航空や全日空が就航するってありうるかな? そもそも、中国の軍用空港に近づいたらスパイ罪で捕まってしまうのでは? 

 

北海道や沖縄の土地を中国人が買っているし、対馬の土地を韓国人が買っているのは防衛上の問題だという記事を見たことがあるけど、この百里基地の件は見たことが無いのは不思議。日本人のやることはわからん。

 

横田基地祭に中国人

 

昨年9月に開催された横田基地祭にアメリカ軍の無人偵察機が出るというので見に行きました。すごい数の人が駅から基地まで列を作っていた。持ち物検査があると書いてあったし、それ用のテントもあったが、検査は何も無く素通り。建物の間を通って誘導路に出ると両側にアメリカ軍の軍用機がずらり。ただし、年季の入ったような機体ばかり。機体の中に入って見学できる軍用機もあったけど、長蛇の列で諦めた。お目当ての無人偵察機は一番奥に展示されていた。想像していたより小さい。これで2万キロ㍍も飛べるのかな。

 

無人偵察機グローバルホーク(正面)

 

無人偵察機グローバルホーク(横から)

 

無人偵察機グローバルホークの説明板

 その途中、中国語らしき言葉をしゃべる三人連れの男たちが、滑走路を見ながらひそひそ話していた。中国のスパイかな?と思ったけど、古いプロペラ飛行機や外観が公開されているグローバルホークを見てもしゃあない。しかし、中国でアメリカの軍用機、特に無人偵察機なんて見る機会が全く無いだろうし、米軍の横田基地に入る機会はないので、中国軍の関係者がいてもおかしくないかな? なんて考えていた。

 

歩き疲れたのと、トイレに行きたくなったので早々に退散。(臨時のトイレに長蛇の列で、いつ利用できるかわからない)

 

国会議員会館まで中国人が

 

中国で日本人がスパイ罪で拘留されたり逮捕されたり、そして最近では有罪判決まで出ている。なかには温泉を掘削していて捕まった人がいるとか。

 

そんな中、週刊ダイヤモンド2018.6.23号に、「中国大使館の武官が国会議員会館の中を闊歩している」と書いていた。日本は、少しは中国を警戒した方が良いんじゃないの?

 

2018.07.21

 

 


中国に仰天映像は多いが大事故は少ないのはなぜ?

2018年06月14日 | 国際・政治(中国)

トランプ君、やってくれましたね。こんなに想定通りやらかしてくれるとは! 昔昔、アホなヤンキー(アメリカ人のこと)の映画があったけど、トランプ君は女に直ぐに手を出すアホな主役にピッタリ。

 

米朝トップ会談はどうなる?

米朝トップ会談はどうなる? 続き

米朝トップ会談はどうなる? 続きの続き

米朝戦争は100%無い

も参照してください。


仰天映像は中国に多い

 

・壁と壁や格子の間に挟まれた大人、それに子供

・穴に落ちた人や動物

・交差点での出合い頭の事故や高速道路でのありえない事故

 

中国発の仰天映像は面白いですね。なぜこんなに仰天映像は中国に多いのか? まず一番先に思いつくのは、人口の多さ。これだけ人が多いといろいろなことが起きる。

 

次に思いつくのは、急速に進んだ近代化とそれに付いていけない人が多数いること。社会の進歩とそれに付いていけない個人の間で摩擦が起きているのかもしれない。

 

そしてインターネットと防犯カメラあるいはドライブレコーダーの普及。インターネットと防犯カメラあるいはドライブレコーダーの普及が無ければ、中国もいろんな話題を世界に提供することは無いのにと同情します。日本でも数十年前にインターネットと防犯カメラあるいはドライブレコーダーがあれば、もっと多くの話題を世界に提供していたかもしれない。

 

それにしては大事故は少ない?

 

ところで、私の疑問。こんなにいろいろなことが起きている中国で、重大事故は少ないのはなぜ? ここ十年で、中国の大事故が日本で報道されたのは天津の爆発事故だけでは? ここでいう重大事故とは、少なくとも数十人の死者の出る事故のことで、地震などの天変地異は除きます。

 

日本では終戦から数えても、多くの重大事故があった。

 

  • 鉄道事故

八高線の正面衝突事故、八高線の脱線転覆事故、桜木町の鉄道事故(ここまでは終戦の混乱期といえる)

三河島、鶴見の鉄道事故。そして信楽高原鉄道の正面衝突事故、福知山線の脱線衝突事故。

 

  • 鉄道連絡船の事故
洞爺丸、紫雲丸

 

  • 炭鉱事故

三井三池炭鉱、三井有明鉱、三菱大夕張炭鉱、夕張新炭鉱。

(もっとあったような気がするが調べたのはここまで)

 

  • 航空機事故

日航もく星号墜落事故、全日空機下田沖墜落事故、全日空機羽田沖墜落事故、カナダ太平洋航空機羽田着陸失敗事故、富士山付近の乱気流に巻き込まれて墜落したBOAC機墜落事故、全日空機松山沖墜落事故、東亜国内航空ばんだい号墜落事故、全日空機雫石衝突事故、日航ジャンボ機墜落事故、中華航空機名古屋空港墜落事故。

 

  • ガス爆発事故
静岡駅前地下街

 

  • 高層ビル火災

大阪の千日前デパート、ホテルニュージャパンの火災事故

 

少し思い出しても、日本の重大事故はこんなに沢山ある。日本の重大事故は、国鉄の車両と船舶、それに炭鉱、飛行機が多い。それに比べて、中国で起きた重大事故は天津で起きた大爆発事故くらいしか思い浮かばない。(私が忘れているだけかもしれません)もちろん、日本と同じように太平洋戦争後から調べるともっと多くなるかもしれないが、近代化したのはここ十~二十年ほどなので、遡るのはそれくらいが適当と思う。

 

日本の経験からすると、経済が発展する過程で鉄道事故や航空機事故はもっと発生してもおかしくないが、実際に起きていない。それだけ鉄道や航空機の安全システムが向上したから?

 

それとも、中国人は日本人以上に安全に気を配っているのかな? 金にシビアな中国人が、安全対策に十分な金をかけているとは信じがたいけど。いずれ重大事故は起きる?

 

あるいは、中国で重大事故が起きているけど、隠している? 炭坑や鉱山で起きた事故なら隠せるかもしれないが、鉄道事故や航空機事故はいかに中国でも隠せないと思う。高速鉄道が高架橋から脱線して転落した事故で、当局は隠ぺいらしき行動をとったが結局はバレてしまった。

 

余談ですが、この事故は高架橋から落下したという事故の大きさと比べて死者が少なかったのは疑問がある。死者を誤魔化していないだろうな? それとも乗客が本当に少なかったのかな?

 

中国で重大事故が少ない理由はもっと突っ込みたいネタですが、わたしの手に負えない。「お前が知らないだけで、大事故は沢山起きているよ」というのなら話は簡単ですが、そうなのかどうか?

 

2018.06.14

 

 

 


中国の「共産党による指導」は上手くいくのかな?

2017年12月14日 | 国際・政治(中国)

中国では政府機関であっても、正規のトップとは別に政府機関のトップより偉い共産党の書記がいるそうです。ここでは「書記」と書いていますが、「共産党委員会」があってそこに「書記」がいる。この「書記」や「共産党委員会」がどういう組織で、政府機関とどのような関係なのか、日本には紹介されていない(と思う)。

 

簡単にするために、政府機関のトップを市長にすると、例えばこういう事でしょうか。

 

国営企業にも、トップの薫事長とは別に薫事長より偉い共産党の書記がいる。

 

日本人の感覚からすると、書記と市長や薫事長との関係が良くわからない。私がいつも疑問に思っているのは、こういう権力の二重構造がうまくいくのかな?ということ。例えば下図のように

 

書記と市長が対立するかもしれないし、書記のスタッフ(どういう組織なのかわからない)と市長の組織との確執があるはず。

 

最近、中国の民営企業や外資系企業にも、書記というか共産党委員会を今後設けるという報道がありました。こういう事でしょうか。

 

中国政府の思惑は、地方都市や公営企業、ひいては中国の民間企業や外資系企業の管理を強めたいからと報道されています。一方で中国政府は民間企業の統制を強めようという意思は無いという報道(*)もあり、中国はどうしようとしているのか素人にはわかりません。

 (注*)日経ビジネス2017年11月6日号「習政権の民間企業統制はない」

 

ただし、社会主義政権の性格として、統制したくなる誘惑が起きるはず。しかし、民間企業の元気さを維持するためには、首輪を緩めるほうが良いのは分かっているので、手加減が難しいところです。

 

しかし、一般的に言うと、こういう二重権力の状態がうまくいくはずが無い。そう思いませんか? 一部の報道では、共産党委員会はビジネスの実務には関わらず、社会活動など本業以外しか関わっていないという報道もあるが、実体がわからないので何とも言いようがない。

 

2017.12.13

 

 


韓国と日本の関係を改善する中国の意図は?

2017年12月06日 | 国際・政治(中国)

最近の中国の外交は良くわかりませんね。

韓国とTHAAD配備で仲が悪くなったと思ったら、10月末の中韓合意で韓国は「三不」を約束したので関係改善の方向だとか? 

 

「三不」とは

1. 韓国は米国のミサイル防衛(MD)体制に加わらない

2. 日米韓安保協力が三カ国軍事同盟に発展することはない

3. 韓国はTHAAD(サード)の追加配備を検討しない

 

韓国は中国には従順ですね。中国に恫喝されたら直ぐに従う。日本に対するように、前の政権の決めたことは知らん!とひっくり返すようなことはしないし、黄海を西海と呼べ!なんて要求はしないだろうな。

 

一方、中国の習近平主席は、1111日のベトナム・ダナンでの日中首脳会談で、にこやかに安倍首相と握手した。

 

この会談では

①習主席から今回の会談は日中関係の新たなスタートとなると発言

②安倍首相は適切な時期に自身の訪中と習主席の来日を提案

③日中韓首脳会談をできる限り早い時期に開催する

を決めたと報道されています。

 

日本のあるメディアは関係改善の糸口になると書いているが、中国系メディアは「中国は塩対応だった」と書いているので、どっちが本当なんだかよくわからない。

 

私は、安倍首相と習主席がにこやかに握手するのを見て、中国は日本と関係改善するつもりに見えた。今までこんなことは無かったので、急に仲良くする(と私には見えた)のはなぜ? ただし、②の「安倍首相の訪中と習主席の来日」はまだ早い。とてもそういう時期ではない。①はどういう意味なのかわからない。③は韓国が嫌がっているとか?

 

ところで、喧嘩している嫁さんが急ににこやかになったり、仲の悪い会社の上司から突然にこやかに握手されたりすると、「何か裏がある」と疑うのは当然です。もしかしたら、離婚を宣告されたり、どっかに飛ばされたりするかも? 計画経済の社会主義ですから、中国に何かの計画(魂胆というべきか)があるはず。

 

あるいは、中国系メディアが言うように、あれはやはり「中国は塩対応だった」かもしれません。今、日本との関係を急いで改善する必要があるのかな?と思う。習主席は内輪の会合で、尖閣諸島を取りに行くと言ったと報道されているので、安倍首相と習主席の握手は、「隙があたら、尖閣を取りに行くぞ!」という挨拶だったかもしれない。

 

中国にどういう意図があるのか、あと半年もすれば意図が露わになるはず。もしかして、南シナ海のように、機が熟すのを待って、その時が来たらサッとやってしまって既成事実を作ることになるのか?

 

2017.12.07