大寒に入って、寒風吹きすさぶ安芸路を駆け抜ける、天皇杯都道府県対抗男子駅伝が華やかに行われた。
北海道から沖縄から全国47チームが、中学生・高校生・一般がチームを組んで7区間を疾走する。京都都大路を駆け抜ける、皇后杯全国女子駅伝も華やかで見ごたえあるが、今日の男子駅伝もまた白熱の勝負であった。
駅伝の見せ場の一つに、中継所でのタスキ渡しがある。順番が上位なら割と空いているが、ダンゴになって中継点に来ると大変。走り終えたランナーがフラフラすると、これから走り出すランナーのお邪魔になったりする。中には、精一杯走ってタスキを丸めて渡そうとしたら次の走者いない。そんな光景を見ると、早う出てこいやと観ているこちらがオロオロする。
広島の新たな名所となる、Jリーグ・サンフレッチェのホームグラウンドとなるサッカースタジアムを真横に見て、気持ちよくトップを走り抜いたのが長野県チーム。強かった、間違いなく王者の走りであった。
長野県の強さは別として、必死に応援した我が山口県は23位。中国5県の最高位が岡山県の6位。広島県は14位。鳥取県が31位、島根県が45位と、バラエティに富んだ順位で楽しませてくれた。
さて、あなたの県は何位でしたかな。いずれにしてもよく頑張って日本中を沸かせてくれた。