「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「常識を超える」

2023年07月10日 | ニュース・世相

        

どんな時でもスポーツニュースが流れると必ず主役を張る男。まさしく世界中のヒーロー。アメリカ野球界に欠かせなくなった大谷翔平選手。
投手部門では超のつく世界のエースとして剛腕の持ち主。バッターとしては並みいるアメリカ大リーグの腕自慢を従えて、三冠王を狙う勢い。
それでいてなんと穏やかな笑顔、ソフトな語り口から出てくる言葉には丸みがあり、相手を思いやる優しさが感じられる。嫌味がない。

剛の者とは思えないあのしなやかさから繰り出される剛速球・豪快なホームラン。その上俊足で盗塁も。まさに野球界の常識を超える大活躍。
野球に興味が持てなくても大谷選手の活躍には拍手を送りたくなる人も多いだろう。日本の宝物が世界の宝物として輝いている。

「常識を超える」こんな活躍には拍手喝さいを送るが、異常気象や連日連夜の大雨の雨量が常識を超えてもらっては困る。
せめて昨年並みか、ここ数年の記憶にある雨量くらいで治まってくれないと、本当に日本列島はズタズタにされてしまう。必ずや犠牲者も出る。
ここ岩国市でも金曜日の午後から降り始めて、今日月曜日の昼過ぎまで4日間連続の雨。それもしとしとなら我慢もできるが、時折大粒の雨が横殴りの風と共にゴーッと音を立てて威圧するように窓を打つ。まさに常識を超える集中豪雨はなんとしてもごめん蒙りたい。

こればかりは防ぎようのない自然任せ。九州各県から山口県にかけて、長く居座る線状降水帯をともなう湿った積乱雲の集団。
ただただ耐えるしかない。外に出なけりゃなんとかなる地形に住んではいるが、見るともなしに見るテレビの画面は、堤防決壊による町中の冠水や、思わぬところから押し寄せる土石流に押しつぶされた家屋などなど。住んでいる人が無事に非難されておられることを祈るのみ。

ふさぎ込みそうになる気鬱の中で、豪快なホームランや胸のすく投球を見せる大谷選手のパフォーマンスに、笑顔をよみがえらせている。

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